今夜は、いよいよドバイワールドカップデーが楽しみでありますが、その前に、国内GⅠの前哨戦が2つございます。
まずは、中山の日経賞。天皇賞春に向けて、ここで新旧の菊花賞馬が激突いたします。もちろん、格で言えば、5歳のタイトルホルダーが一段上の存在。菊花賞だけでなく、すでに天皇賞春も宝塚記念も手中に収めている訳ですから。一方で、タイトルホルダーが勝ったGⅠは、全て阪神競馬場開催のGⅠのみ。タイトルホルダーが真の歴史的名馬になるためには、阪神競馬場以外でも実績を残す必要があります。
相手のアスクビクターモアは、阪神競馬場での菊花賞優勝のほか、東京競馬場での日本ダービー3着もあって、今年の天皇賞春が京都3200mに戻ることについては望むところ。ラストの直線で坂がない京都の方が、より力を出せる馬だと思います。
いずれにしても、ここは2頭の走りを見るレースだとは思いますが、敢えて、本命には勢いのある4歳牡馬の⑨アスクビクターモアを指名致します。相手1番手はもちろん②タイトルホルダー。その他も、7歳牡馬⑥ボッケリーニと6歳牡馬⑫ヒートオンビートと4歳牝馬④ライラックの3頭で。
馬券は、本命⑨アスクビクターモアから②タイトルホルダーへの馬単1点 ⑨⇒② と、⑨アスクビクターモアと②タイトルホルダーの2頭軸三連単12点 ⑨②⇒⑨②⇔⑥⑫④ で。
次は毎日杯。3歳牡馬クラシックに向けての前哨戦。皐月賞へはラスト切符を獲得するのはどの馬になるのか⁉
人気は、ホープフルSで鋭く3着へ追い込んできたルーラーシップ産駒⑤キングスレインに集まると思います。暮れの段階では、最も今年のダービーに近い馬と評価されていました。鞍上のルメール騎手も、この馬でクラシックレースを戦う気持ちが強かったと思います。ただ、調整が遅れて、ようやくここに間に合った感じで、本来の力を出し切れるのかがポイント。
同じく人気を集めそうなのが、モーリス産駒⑧ノッキングポイント。鮮烈なデビュー戦の勝ち方から、昨年7月時点では暮れの2歳GⅠの第1候補と言われていました。しかし、その後は中途半端なレースを繰り返した後、やっと2月の府中1勝クラスを勝って2勝目を挙げました。この時のマイルのタイムが1分32秒9。ようやく復活の兆しを見せました。凄いパフォーマンスで走ったり、走らなかったり・・。これが、この馬の特徴。
しかし、狙ってみたいのは、まだ1勝馬ながらサクソンウォリアー産駒の⑫アドマイヤイル。切れ味はありませんが、ロングスパート合戦ならば負ける気がしません。ようやく芯が入ってきた感じ。週末まで雨が続いたのも好材料。
馬券は、本命⑫アドマイヤイルから⑤キングスレインと⑧ノッキングポイントへの馬単・馬連・ワイド2点ずつ ⑫⇒⑤⑧ で。
大混戦の3歳牡馬クラシック路線。最後の切符を手にするのは、遅れてきた大物候補か⁉
【追加】ドバイターフの予想変更
昨日の当blogで展望したドバイターフに出走予定だったドウデュースが、残念ながら脚部不安で出走取消となりました。本命馬が出走取消となったので、ドバイターフの予想を以下のとおり、変更いたします。
本命は、このレース2連覇中の英国の7歳騙馬⑦ロードノースを指名。相手には、地元UAEの4歳牡馬⑨ネーションズプライド、同じく5歳騙馬⑧マスターオブザシーズ、6歳騙馬①アルファリーク。それに日本からの3頭、⑫セリフォス、②ダノンベルーガ、⑯ヴァンドギャルド。
馬券は、本命⑦ロードノース頭固定の三連単30点 ⑦⇒⑨⑧①⑫②⑯ で。