金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 阪急杯(GⅢ)とダイヤモンドステークス(GⅢ)!

2025-02-22 04:21:57 | 競馬

 まずは府中のダイヤモンドS

 芝3400mのマラソンレースです。人気は昨年の菊花賞2着馬である4歳牡馬⑧ヘデントールに集まると思いますが、地力はやはり6歳牡馬①ワープスピードが上だと考えます。昨年の阪神大賞典2着ダイヤモンドS3着のほか、何と言っても豪メルボルンC(GⅠ)2着という輝かしい実績が光ります。相手には、京都大賞典3着でステイヤーズSでも0.3秒差5着の6歳牡馬⑥メイショウブレゲと同じくステイヤーズSで0.3秒差3着の9歳騸馬⑦ダンディズム

 馬券は、まずは本命①ワープスピードの単勝1点。そしてワープスピードから⑥メイショウブレゲと⑦ダンディズムへのワイド2点 ①⇒⑥⑦

 

 

 次は京都の阪急杯

 こちらは芝1400mのスプリント戦。好メンバーが揃いましたが、どの馬も良好な過去実績がある一方で「相応程度の傷」もあって、どれが勝っても不思議はない大混戦模様

 であれば、ワタクシと同じく老体にムチ打って頑張り続ける10歳牡馬⑤トゥラヴェスーラを狙ってみたい。展開次第で一発があると思います。

 相手には、日の出の勢いの4歳牡馬⑧フォーチュンタイム、暮れの阪神カップでも僅差6着だった5歳牝馬⑬ソーダズリング、マイペースで逃げれそうな5歳牡馬⑥アサカラキングの3頭。

 馬券は、本命⑤トゥラヴェスーラからのワイド3点 ⑤⇒⑧⑬⑥

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【重賞回顧】 京都記念・共同通信杯・クイーンS

2025-02-17 03:04:43 | 競馬

 まずは府中のクイーンS

 勝ったのは、アドマイヤマーズ産駒エンブロイダリー。好スタートから2番手追走へ。逃げたロートホルンの前半3ハロンのラップは34秒2と平均ペースに。直線に入ると、ロートホルンの横からエンブロイダリーが早め先頭に立ち、後続を突き放します。そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分32秒2。2着には、中団7番手から差してきたマインドユアビスケッツ産駒マピュース、1馬身1/2差の3着には、後方12番手から追い込んできたサートゥルナーリア産駒エストゥペンダ

 勝ったエンブロイダリーは、これで5戦3勝で重賞制覇となりました。2走前の出遅れによる敗戦を参考外とすると、2戦目の未勝利から1800m、1400m、1600mで距離を変えても完勝が続いています2戦目の府中1800mが1分45秒5、今回の府中1600mが1分32秒2ですからタイムも優秀一気に桜花賞およびNHKマイルCの最有力候補に名乗りをあげたと思います。なお、新種牡馬アドマイヤマーズは産駒のJRA重賞初勝利となりました。

 2着マピュースは赤松賞を勝っており、府中マイルは得意な舞台なのでしょう。でも、今回は勝ち馬が強すぎました。3着エストゥペンダは後方待機策が嵌ったと思います。

 1番人気のマディソンガールは出遅れ最後方から追い込んできて6着1分33秒3は悪くない時計ではありますが、速い流れだと追走に苦労していたように、まだまだ成長過程なのだと思います。

 

 

 次は府中の共同通信杯

 勝ったのは、ドゥラメンテ産駒マスカレードボール。好スタートから2番手追走を選択。逃げたレッドキングリーの前半1000mのラップは59秒9と平均よりやや流れる展開に。直線に入ると、逃げたレッドキングリーの脚が早めに止まり、外からマスカレードボール、最内からレイデオロ産駒カラマティアノスの2頭が抜け出します。この2頭の競り合いが続きますが、マスカレードボールが1馬身前に出て快勝。良の勝ちタイムは1分46秒0。2着カラマティアノスから2馬身差の3着には、後方8番手から追い込んできたトーセンラー産駒リトルジャイアンツ

 勝ったマスカレードボールは、デビュー以来4戦3勝で重賞初制覇となりました。前走のホープフルSは11着と大敗しましたが、出遅れでリズムを崩した結果なので参考外。特に2戦目のアイビーSは、芝1800mを1分45秒8と2歳秋時点としては優秀であり、ここの勝利はクラシック候補に名乗りをあげたと言って良いでしょう。それから坂井瑠星騎手との相性も抜群でした。なお、父ドゥラメンテは共同通信杯は2着でしたが、ここから皐月賞・ダービーを連勝しました。マスカレードボールにも期待が膨らみます。

 2着カラマティアノスもよく走ったと思います。賞金を加算できたことも大きかった。最内の経済コースを使った戸崎圭太騎手のファイン騎乗だったと思います。

 なお期待されたレッドキングリーですが、逃げて目標にされたことが敗因スタートが良すぎて仕方なかったのかもしれませんが、この敗戦だけでは見限れないと思います。

 

 

 そして京都記念

 勝ったのは、ディープインパクト産駒の7歳牡馬ヨーホーレイク。好スタートから5番手追走を選択。逃げたバビットの前半1000mのラップは1分2秒9と稍重の馬場としてもスローの流れに。直線に入ると、バビットがスピードを加速して差を広げますが、そこに馬場の中央からヨーホーレイクが猛然と追い込んできて先頭に立ちます。最内からキズナ産駒リビアングラス、外からはオルフェーヴル産駒マコトヴェリーキーの2頭が迫りますが、これを3/4馬身差に抑えて快勝。稍重の勝ちタイムは2分15秒7。2着リビアングラスからクビ差の3着にマコトヴェリーキー

 勝ったヨーホーレイクは、これで重賞3勝目7歳馬ですが、これが12戦目なので馬は若いまま。まだまだ活躍が期待できます。順調であれば、次はGⅠ大阪杯だと思いますが十分勝機ありだと思います。なお、父ディープインパクトは、これで産駒が16年連続JRA重賞勝利となりました。

 2着リビアングラスは、経済コースを選択した松山弘平騎手の騎乗ぶりが好走要因3着マコトヴェリーキーは、4コーナーで外に膨らみ、また直線でも左右にブレるなど、これが無ければ勝利もあり得た走りでした。うーん、オルフェーヴル産駒らしく気性の難しさが邪魔している気がいたします。惜しいレースでした。

 なお、1番人気の二冠牝馬チェルヴィニアの敗因が全く不明。本番はドバイですから、ここは八分の出来だったとは思いますが、それにしても走らな過ぎでした。重めの馬場が苦手なのか、何か不愉快なことがあって走る気を失くしたのか。そういえば、桜花賞でも全く走らず13着に大敗したことがありました。いずれにしても、今回は参考外で良いと思います。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3歳戦回顧】 2月15日~16日

2025-02-16 19:52:06 | 競馬

 

 土曜日は小倉2R芝1200mを勝ったサートゥルナーリア産駒の牝馬ヴェントゥーラ。好スタートからすぴーどを活かした逃げへ。前半3ハロンのラップは33秒1とかなりのハイペースに。直線に入ると、ヴェントゥーラがさらにスピードを加速、後続を突き放して2馬身1/2差で完勝。良の勝ちタイムは1分8秒0。2着には2番手からロードカナロア産駒ハリウッドメモリー、2馬身差の3着には、中団11番手から差してきたグレーターロンドン産駒ビーム

 ヴェントゥーラは、距離を1200mに縮めて本領を発揮しました。サートゥルナーリア産駒は距離1400m前後でのパフォーマンスが際立っている印象があります。

 

 京都6R芝2000m牝馬限定を勝ったサトノダイヤモンド産駒サヴォンリンナ。6番手追走で脚を溜めます。逃げたキタサンブラック産駒キタサンハナビラの前半1000mのラップは1分1秒9と平均ペースに。直線に入ると、キタサンハナビラが逃げ粘りますが、残り100mのところでサヴォンリンナが馬場の中央から抜け出して3/4馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分2秒0。2着には逃げたキタサンハナビラ、クビ差の3着には2番手からエポカドーロ産駒アイスモント

 

 東京7R芝1400m(3歳1勝クラス)を勝ったエピファネイア産駒シルバーレイン。後方9番手待機で脚を溜めます。逃げたマイネルステラ―トの前半3ハロンのラップは34秒0と平均ペース。直線に入ると、そのまま押し切りを図るマイネルステラ―トを追いかけて、残り200mのところで、まずトゥーダーンホット産駒ソーダーンライトが先頭に立ちますが、すぐ外からシルバーレインが鮮やかに抜け出して1馬身1/2差で快勝。良の勝ちタイムは1分21秒1。2着ソーダーンライトから1/2馬身差の3着には、最内を突いて伸びてきたブリックスアンドモルタル産駒パワースナッチ

 

 小倉9R芝1800mあすなろ賞(3歳1勝クラス)を勝ったゴールドシップ産駒タイセイリコルド。5番手追走で脚を溜めます。逃げたグレーターロンドン産駒ニホンピロデヴィンの前半1000mのラップは1分1秒6と平均ペース。直線に入ると、ニホンピロデヴィンがスピードを加速、後続との差を広げます。これを追いかけてタイセイリコルドが前に迫り、残り100mのところで交わして抜け出します。そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着ニホンピロデヴィンから2馬身1/2差の3着には、7番手から差してきたエピファネイア産駒フォーキャンドルズ

 

 京都9R芝1600mこぶし賞(3歳1勝クラス)を勝ったロジャーバローズ産駒マテンロウバローズ。最後方6番手待機で脚を溜めます。逃げたモーリス産駒オンザムーブの前半3ハロンのラップは35秒8とスローな流れに。直線に入ると、オンザムーブがスピードを加速、後続との差を広げます。そこにマテンロウバローズとキズナ産駒アイサンサンの2頭が猛然と迫り、マテンロウバローズがクビ差抜け出して勝利。良の勝ちタイムは1分35秒3。2着には逃げたオンザムーブ、さらにアタマ差3着にアイサンサン

 

 日曜日は京都4Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったジャスタウェイ産駒ピエマンソン。4番手追走で脚を溜めます。逃げたタピット産駒ゴールデンカイトの前半3ハロンのラップは35秒3とややスローの流れに。4コーナー手前からピエマンソンが外から早め先頭に立ち、直線に入ると後続を突き放します。そのまま6馬身差をつけて圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分24秒9。2着には逃げたゴールデンカイト、1/2馬身差の3着には、5番手から差してきたイントゥミスチーフ産駒サディーク

 

 東京4Rダート1600m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒サノノワンダー。後方8番手追走で脚を溜めます。逃げたエンプレスフレームの前半3ハロンのラップは36秒6とややスロー。直線に入るとまず、2番手からシニスターミニスター産駒トルショーが先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。残り100mのところからサノノワンダーとナダル産駒クラリネットソナタの2頭が猛然と追い込んできて、ゴール手前でトルショーを交わし、さらにサノノワンダーがアタマ差競り勝って勝利。ダート良の勝ちタイムは1分38秒1。2着クラリネットソナタからクビ差の3着にトルショー

 

 東京5R芝1800mを勝ったサトノダイヤモンド産駒トレサフィール。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半1000mのラップは59秒9と流れるペースに。直線に入ると、逃げるトレサフィールに2番手からキズナ産駒キャトルエピスが並びかけますが、トレサフィールが加速して差を広げます。そのまま後続に1馬身1/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分46秒5。2着には、3番手から差してきたダノンバラード産駒マイネルフーガ、1馬身1/2差の3着にキャトルエピス

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【競馬】 京都記念(GⅡ)と共同通信杯(GⅢ)!

2025-02-16 04:39:32 | 競馬

 まずは府中の共同通信杯

 3歳クラシックに最も繋がっている最重要ステップレースが共同通信杯。ここの1~3着の馬には、リアルスティールドゥラメンテディーマジェスティスワーヴリチャードダノンキングリーアドマイヤマーズエフフォーリアシャフリヤールジオグリフジャスティンミラノジャンタルマンタルと、ここ10年だけ見ても、日本競馬界を牽引する種牡馬の名前がズラリと並んでおり、とんでもないGⅢレースであることが判ります。

 今年の参加レベルがどの程度なのか、今の段階では何とも言えませんが、ここを勝った馬が上記の名馬に肩を並べる可能性は十分にあるとだけは言えると思います。

 狙いたいのは、サートゥルナーリア産駒⑧レッドキングリー。ここまで2戦1勝ですが、新馬戦で破った2着のウィクトルウィルスは、そのあと2連勝で、ゆりかもめ賞を快勝また前走3着だった東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬は、あの2歳牡馬チャンピオンのクロワディノール。同じく2着が先週のきさらぎ賞を圧勝したサトノシャイニングハイレベルの過去2走の内容を考えれば、ここは負けられないところ。

 相手には、アイビーSを勝ったドゥラメンテ産駒②マスカレードボール、函館2歳Sを勝ったキタサンブラック産駒①サトノカルナバル、若竹賞を勝ったトーセンラー産駒⑨リトルジャイアンツ、エリカ賞2着のサトノダイヤモンド産駒③ワンモアスマイル、11月の新馬勝ちの内容が濃いドゥラメンテ産駒⑤ネブラディスク

 馬券は、本命⑧レッドキングリー頭固定の三連単20点 ⑧⇒②①⑨③⑤

 

 

 そして京都記念

 昨年の二冠牝馬⑥チェルヴィニアが今年初戦を迎えますハイレベルのジャパンカップでも4着と気を吐いており、ここでも当然ながら中心でありましょう。

 ただ、本番はあくまで3月のドバイシーマクラシックですから、出来は八分九分ということ。また京都2200mというのも気がかり1600m、2000m、2400mと根幹距離を走ってきた⑥チェルヴィニアとしては、初めての舞台と言っても良いでしょう。過信は禁物ということ。

 なお、京都巧者といえば、5歳牡馬④ソールオリエンス、6歳牡馬⑨プラダリア、7歳牡馬①ヨーホーレイクの3頭。この中では57㎏の負担重量で走れる①ヨーホーレイクを軸馬に据えたい

 馬券は、まずは本命①ヨーホーレイクの単勝。そしてヨーホーレイクを軸とした三連複3点 ①⇒⑥④⑨

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【競馬】 クイーンカップ(GⅢ) 牝馬クラシックへ繋がる重要ステップ!

2025-02-15 06:48:31 | 競馬

 府中のクイーンCです。

 桜花賞へは直接繋がりにくいクイーンCですが、このレースの1着2着からは、そのあとでGⅠを勝つ名牝が数多く生まれています。牝馬二冠を制したミッキークイーン、NHKマイルCを勝ったメジャーエンブレム、同じくNHKマイルCを勝ったアエロリット、GⅠ4勝のクロノジェネシス、秋華賞を勝ったアカイトリノムスメ、牝馬二冠を制したスターズオンアースなど、枚挙に暇がありません。

 

 今回も好メンバーが揃っています。

 まだ新馬を1勝しただけですが、その勝った内容と三冠牝馬リバティアイランドの妹であることから、1番人気が予想されるキズナ産駒⑪マディソンガール。アルテミスS3着で阪神JF4着の実績馬であるキズナ産駒④ショウナンザナドゥ。フェアリーS3着のサートゥルナーリア産駒⑬エストゥペンダ。新潟2歳S2着のサートゥルナーリア産駒⑫コートアリシアン。出走馬中唯一の2勝馬であるアドマイヤマーズ産駒⑦エンブロイダリー。11月の府中の未勝利芝1800mで1分45秒9と破格のタイムで逃げ切ったサトノダイヤモンド産駒⑤ロートホルン

 スローの瞬発力勝負を制してきた良血馬が、速い流れになった途端に凡走するのが3歳重賞の常。ここは、速いペースでの実績がある馬を中心に据えたい。 

 本命には、リアルスティール産駒⑧ティラトーレを指名します。2走前のフェアリーSでは、1分33秒3の好タイムでエリカエクスプレスの2着。前走のクロッカスSでも、ラスト3ハロン33秒2の上りタイムで2着。速い流れでもきっちり切れ味を見せることが出来ます。

 

 馬券は、まずは本命⑧ティラトーレの単勝。そしてティラトーレから前述の6頭への馬連6点 ⑧⇒⑪④⑬⑫⑦⑤

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする