土曜日は東京1Rダート1600mを勝ったキャンディライト産駒トーセンエルドラド。中団待機から、直線では長く良い脚を使って、前へ行く馬をまとめて交わして勝利。2着は、4番手追走から逃げ馬をゴール前で差したが、後ろから来た勝ち馬に差し切られたアロゲート産駒ポイズンアロウ。3着は、逃げて粘ったリーチザクラウン産駒セイウンシデン。
阪神1Rダート1800m牝馬限定を勝ったドレフォン産駒フローラルビアンカ。3番手追走から、直線では逃げたメイショウホマレを捉えて勝利。2着はメイショウホマレ。
東京2R芝1400mを勝ったディープインパクト産駒ウェストファリア。中団後方待機から、直線では内から外まで、一線での叩き合いとなり、この馬だけが1馬身抜け出して勝利。2着は、中団から差してきたキンシャサノキセキ産駒バスマティでしたが、2着以下は、ほぼゴッタで一緒。
阪神2Rダート1200mを勝ったスマートファルコン産駒オーロベルディ。2番手追走から、直線で前を捉えてそのまま2馬身1/2差をつけて完勝。2着は、3番手から差してきたメイショウボーラー産駒メイショウアジロ、3着は、中団から差してきたスクリーンヒーロー産駒イラーレ。
東京3R芝1800mを勝ったワールドエース産駒サンストックトン。中団待機から、直線では脚を溜めてから、先に抜け出していたニューベイ産駒トーセンシエロを、あっという間に差し切って、2馬身差の完勝。強い内容でしたので、年明けの重賞路線でも楽しみな存在になりました。2着はトーセンシエロ、3着はエピファネイア産駒エピファニー。
阪神3R芝1600mを勝ったイスラボニータ産駒ハンス。中団待機から、直線では1番内を突いて勝利。2着は、4番手追走から馬場の中央を伸びてきたロードカナロア産駒アドマイヤジェイ、3着は、大外を差してきたリオンディーズ産駒ディオ。3着馬は、直線で大きく外へ寄れなければ差し切っていたと思います。
阪神4R芝1400mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒スピリットワールド。6番手追走から、直線では馬場の中央をゴール前で抜け出して勝利。2着には、中団後方待機から馬場の1番外を差してきたロードカナロア産駒サプライズアンセム。
東京5R芝1600m新馬を勝ったエピファネイア産駒コウキ。4番手追走から、直線では内側を抜け出して完勝。2着には、中団待機から、馬場の中央を追い込んできたロードカナロア産駒デコラシオン。3着には、2着馬と激しい叩き合いを僅差で敗れたハーツクライ産駒ヴィアルネッサンス。
阪神5R芝1600m新馬を勝ったリオンディーズ産駒サク。3番手追走から、直線では1番内側から伸びて勝利。2着は、後方待機から、馬場の中央を追い込んできたエピファネイア産駒レオンバローズ。
東京6Rダート1600m新馬を勝ったマスタリー産駒サクセスローレル。好スタートからマイペースの逃げへ。直線でも、後続を寄せ付けず4馬身差で圧勝。2着は、2番手追走から粘り切ったディスクリーキャット産駒ニシノコニャック。
阪神6Rダート1800m新馬を勝ったアロゲート産駒フーリッシュホビー。5番手追走から、直線では、3番手から差してきたアロゲート産駒シェイリーンとの激しい叩き合いを制して勝利。2着はシェイリーン。
東京9Rダート1600mカトレアステークス(2歳オープンクラス)を勝ったドレフォン産駒コンシリエーレ。4番手追走から、直線では、外から早めに先頭に立って、そのまま後続の追い上げを抑え切って勝ち切りました。圧倒的1番人気に応えて、来年のケンタッキーダービー出走ポイントを獲得しました。
ただし、これだけのメンバーを相手に、早め先頭に立ったため、最後はかなり危ない勝利に。2着は、中団後方から差してきたヘニーヒューズ産駒カフェカルマでしたが、クビ差まで詰め寄られました。3着は、さらにクビ差で、後方から追い込んだシニスターミニスター産駒ヘラルドバローズ。3着馬は、新馬戦で、JBC2歳優駿の勝ち馬アイスジャイアントの2着だった馬で、ここでも地力を示しました。
勝ったコンシリエーレは、アイスジャイアントと並んで2歳ダート路線のトップに立ちました。今のところ、あとは、衝撃の新馬戦を見せてくれたアロゲート産駒ジュタロウと、もちの木賞を勝ったクラウンプライドあたりが、トップ戦線を争う候補でしょうか。
ダートにも良い馬たちが一杯いますので、JRAさん、2歳と3歳のダート重賞路線の整備を宜しくお願いします。特に、3歳はダートのクラシック路線がないとオカシイですよ!
日曜日は東京1Rダート1400mを勝ったイントゥミスチーフ産駒シーヴィクセン。好スタートから逃げへ。直線でも、そのまま後続を寄せ付けずに7馬身差の圧勝。2着は、後方から追い込んできたマクフィ産駒リュウノブレイク、3着は、2番手から粘り切ったパイロ産駒ナカガワフェイス。
阪神1Rダート1800mを勝ったドレフォン産駒エルバリオ。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても後続との差を維持して、そのままゴール。2着は、最後方から馬場の内側を差してきたゴールドシップ産駒ダンツエスプリ。
東京2R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒ニシノラブウインク。中団待機から、直線では馬場の一番外から差し脚を伸ばし、好位から先に抜け出していたロードカナロア産駒ライラスターとの激しい叩き合いを制して勝利。ライラスターが勝つはずのレースを、後方から勝ち切ったニシノラブウインクはかなりの強さだと思います。年明けの3歳牝馬重賞路線でも楽しみな存在。2着のライラスターも、次は確勝だと思います。
阪神2Rダート1400mを勝ったドレフォン産駒トーホウデュラン。3番手追走から、直線では4頭による叩き合いからゴールで抜け出して勝利。2着には、5番手から内側を差してきたワールドエース産駒スズカフィールド。
東京3Rダート1600mを勝ったヘニーヒューズ産駒カンピオーネ。2番手追走から、直線では早めに抜け出して、まず5番手から差してきたディスクリートキャット産駒クリスタルウエイとの叩き合いを制したあと、中団から追い込んできたドゥラメンテ産駒オヤノナナヒカリの追撃を抑えて勝利。2着はオヤノナナヒカリ、3着はクリスタルウエイ。
阪神3R芝2000mを勝ったルーラーシップ産駒タイセイディバイン。好スタートから逃げへ。スピードの違いを見せつけて、直線でもそのまま後続を寄せ付けず、2馬身1/2差をつけて完勝。2着は、最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ロマンシングブルー。3着は、中団から差してきたルーラーシップ産駒コンジャンクション。
東京4R芝2000mを勝ったディープインパクト産駒ウィズグレイス。好スタートからマイペースの逃げへ。これが1ハロン11秒台を継続するとんでもない逃げで、直線に入っても、後続を突き放して6馬身差の圧勝。1分58秒5の2歳レコードのオマケ付き。さすが、国枝厩舎です。新馬で敗れた馬の2戦目では、大抵このような凄い仕上げで来るので勝率が高い。勝ち馬のウィズグレイスは桜花賞向きではありませんが、これだけスピードの持続力に長けているのであれば、オークスや、牡馬混合のGⅠで活躍できそう。当面は逃げた方が良さそうですが、レースに幅が出来るともっと強くなります。そして、2着のドレフォン産駒ワープスピードや3着のハーツクライ産駒アルファヒディも素質馬です。今日は相手が悪かっただけ。次はチャンス。
阪神4Rダート1200m新馬牝馬限定を勝ったロードカナロア産駒ティントリップ。2番手追走から、直線では、逃げたパイロ産駒クールココナヒメとの激しい競り合いを制して2馬身1/2差で完勝。2着はクールココナヒメ、3着は4番手から差してきたマジェスティックウォリアー産駒メイショウヒメゴゼ。
東京6R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒サリエラ。好スタートから逃げへ。前半1000mを1分2秒くらいのペースだったので、残り800mからは1番人気のディープインパクト産駒サイルーンとのマッチレースに。直線では、両馬は馬場の中央で並んで激しい叩き合いになり、残り100mでサリエラが抜け出して3馬身差の完勝。1分47秒2の勝ち時計ですが、後半4ハロンは45秒台、3ハロン33秒台と中身の濃いレースでした。サラキアの全妹、サリオスの半妹。この馬も国枝厩舎。凄い牝馬がもう1頭出てきました。この馬はマイルも大丈夫だと思いますので、桜花賞も楽しみ。2着のサイルーンも、3着以下に6馬身差をつけていますので、次は確勝レベル。
阪神6R芝2000m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒メイショウラナキラ。後方追走から、4コーナー手前では内埒際を回って、逃げるラブリーデイ産駒ムーランシャタンを早めに捉えて、そのまま4馬身差で押し切りました。2着は、逃げたムーランシャタン、3着は、3番手から粘り切ったドゥラメンテ産駒ベッロジョヴァンニ。
東京8R芝1600mベゴニア賞(2歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒レッドラディエンス。中団待機から、4コーナー手前では早めに先頭に取り付いて、そのまま有力馬たちと激しい叩き合いへ。一度外へ寄れて順位を落とすも、手前を変えるとまた外から伸びてきて、抜け出したところがゴール。切れ味はありませんが、ロングスパートで活きるスピードの持続力が抜群でした。また、ズブい馬を動かし続けたRムーア騎手の剛腕ぶりに惚れ惚れしました。
2着には、内から伸びたキングカメハメハ産駒リアグラシア。3着には、馬場の中央を差してきたモーリス産駒アバンチュリエ。上位馬は、ほとんど力の差がありませんので、次はチャンスだと思います。
阪神9R芝1600m白菊賞 牝馬限定(2歳1勝クラス)を勝ったハーツクライ産駒ルージュラテール。4番手追走から、直線では、馬場の中央を抜け出して、最後はドゥラメンテ産駒サウンドビバーチェとの叩き合いをハナ差だけ制して勝利。2着には、サウンドビバーチェ、3着には、逃げたトーホウジャッカル産駒トーホウラビアン。
スローの瞬発力勝負となったレースで、瞬発力の優れた2頭による1着2着となりました。勝ったルージュラテールは、ここまで2歳牡馬の一線級を相手にしてきましたので、地力が違うところを見せてくれました。