金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【我が家の庭に潜んでいる蛇クン】 ついに堂々と姿を現してくれました!

2024-11-07 07:49:47 | 動物

 

 我が家の庭には、樹木が何本か植わっているので、蛇やトカゲ(カナヘビ)の類には絶好の隠れ場

 ワタクシも何度か、小さな蛇クンの尻尾の部分を目撃したことがありましたが、大抵、人間の気配を感じると素早く隠れてしまうので、なかなか出会うことは難しいのであります。

 しかし、11月4日の休日、天気の良い日だったせいか、ついに蛇クンが堂々と姿を現してくれました。恐らく、身体を温めたかったのだと思いますが、以下のとおり、我が家の玄関横にあるポスト裏でご対面となりました。

 

 ポストの取り口あたりで、何やら動くものがあると思ったら・・

 

 わ! 会いたかった蛇クンでした。以前に尻尾だけ見た時よりも、随分と成長しておりました。

 

 暫くの間、この場所でリラックスした素振りを見せていたので、ワタクシと嫁さん、そして帰宅していた長男の3人で、たくさん写真を撮らせてもらいました

 

 そうこうしているうちに、この場所に飽きてしまったのか、玄関横の塀の上を這いながら移動していってしまいました。

 恐らくは、我が家の庭が定位置だと思いますが、我が家の裏手には「HK電気株式会社」の工場敷地があって、ここも緑に恵まれた場所ですから、あちらとこちらを行き来しながら気ままに生活しているのだと思います。

 

 昆虫や小さなネズミなどを食して生きていると思いますから、我が家およびHK電気の工場にとっても、「大切な恩人(恩蛇)」。

 変な人に見つかって、退治などされないことを祈っております。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【遠い昔の追憶】 実家で飼っていた「猟犬エル」の思い出・・

2024-07-02 02:48:22 | 動物

 

 歳のせいか、この頃よく昔の夢を見ます。

 

 子供の頃(ワタクシがまだ幼稚園児でしたから1960年代です)、実家があった代々木で犬を飼っていました父親がキジ猟や鴨猟をするのが趣味(当時はまだキジ猟は禁止されていなかった)だったので、ポインターというオスの猟犬を飼っていました。

 名前は「エル」

 

 

 生まれたから数か月で我が家に来ましたので、最初は小さな子犬だったのですが、すぐに大きくなって、立ち上がると幼稚園児のワタクシを超える高さになりました。非常に人懐っこい犬でしたから、兄やワタクシを見つけるとすぐに飛びついてきて、ワタクシなどはいつも押し倒されて、顔を嘗めまくられておりました。

 大きな犬が幼稚園児を押し倒して顔を嘗める訳ですから、事情を知らない近所の人がその光景を見かけると、まるで「オオカミに襲われている幼児」に見えたのでしょう。ビックリして、すぐワタクシの父親に通報することが日常茶飯事でありました。

 

 元気な若いオスの犬でしたから、時々我が家の庭から逃げ出して、周辺近所を飛び回ることも。当然ながら、小さな子供がいる近隣の家庭からは、子供が犬に嚙まれたら大変と怖がられておりました。「エル」はもう2歳くらいになっていたので立派な大型犬です。その大型犬がよく逃げ出すので、近隣から心配されるのも仕方なかったと思います。

 父親もさすがに、このまま飼い続けるのは難しいと思ったか、キジ猟の仲間である友人に「エル」を譲ることに決めました。その友人は、確か神奈川県に居住していて、しかもけっこうな山間地区に住んでいた方だったので、そこであれば「エル」も、自由に駆け回ったり遊んだり出来るだろうと考えたのだと思います。

 子犬の頃から飼っていた「エル」がいなくなるので、小学校の高学年だった兄が泣いたのを覚えています。自分はまだ幼稚園だったので「居なくなる」という事情がよく呑み込めないでおりました。

 

 ここからが夢に見た場面であります。

 「エル」が我が家から居なくなって3年から4年が経過した頃、父親が「エルに会いにいこう」と兄とワタクシを連れて、神奈川県の山間の友人宅へ行くことになりました。電車とバスを乗り継いで、けっこうな距離の山道を歩いた先「エル」がおりました。

 「エル」はもうすっかり大人の猟犬になっていましたが、我々の姿を見るや大きな声で吠え始めて、再会を喜んでくれました。父親や兄は「エル」の顔やクビをしきりに撫でてあげていました。ワタクシは少し遠慮がちに「エル」の頭を撫でた気がいたします。

 2時間くらいの間、「エル」との再会の時を楽しむことができました。ただ「エル」にしてみると、やっと父親と兄とワタクシが迎えに来てくれたと、子犬の時から過ごした我が家へ戻れるものと勘違いしたようでした。

 

 父親から「エル、違うんだよ。会いに来ただけだよ。代々木には連れていけないよ」と話しかけると、「エル」は様子が変だと思ったか、今度は「帰らないで」と吠え続け、僕らが帰るのを許そうとしません

 友人の方が気を遣って、裏庭で「エル」に餌を与えているうちに、そっと帰ってあげてと耳打ちしてくれました。我々3人が帰途につくと、すぐにそれに気が付いたのか、丘の上から歩く3人の姿に向かって、いつまでもいつまでも吠え続ける「エル」の姿がありました。僕らが何度も何度も振り返って手を振って応えましたが、「エル」はずっと鳴き続けておりました。

 ワタクシは、この時の「エル」の鳴く声がずっと忘れられず、その声が夢の中でときどき現れてくるのであります。

 

 これが、我々3人が「エル」と会えた最後の時でありました。

 

 

 当然ながら「エル」は先に天国へ行きましたので、きっと今頃は、鬼籍に入った父や兄と一緒に、野原などを走り回って楽しく過ごしているに違いありません。

 もう近所を心配しなくても大丈夫だからね。良かったね、「エル」!

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【自宅庭のヘビ】 大事な人間が亡くなると、自宅の庭にヘビが出てきます・・

2023-08-04 01:20:31 | 動物

 我が家は、自然あふれる東京の多摩地区にありますので、自宅庭にヘビが出ることも珍しくはありません。1mくらいのアオダイショウは、公園やら遊歩道やら、もちろん自宅の庭に潜んで暮らしております。悪いこともしませんし、むしろネズミなどがおれば駆除してくれるので、お家の守り神とも言えます。

 ただ、実際に見ることが出来るのは、幸運が重ならないと難しい。というのは、ヘビは臆病な生き物なので、人間の気配を感じただけで隠れてしまうからであります。

 

 以下の話は、ワタクシの思い込みも入った話なので、少し割り引いて聞いて頂ければ

 昨年の5月に、中学高校以来の親友が急逝しました。原因は恐らく肝不全であったものと思います。彼と自分は、毎日のようにLINE上でどうでもよい話をやり取りしていた仲だったので、急に彼からの返信が来なくなって2日後、彼が急逝したことを知りました。その間、急逝した彼の遺体は警察で事件性がなかったかどうかを調べられ、事件性がないことが確認されてから、ようやく我々友人たちにご逝去の連絡が伝わってきたということ。

 ところで、その連絡がくる1日前に、我が家の庭にヘビが現れたのです。うちの嫁さんが庭の掃除をしている時に、ワタクシの部屋のガラス窓の前で見つけました。今思えば、急逝した親友がヘビに姿を変えて、ワタクシに会いに来てくれたのではないかと考えています。あの状況下で、彼が自らの窮状を伝えるには、ヘビに姿を変えて会いに来るしかなかったのではと。

 

 もう1件、同じような話を

 今年の2月に兄が急逝いたしました。その半年前に脳梗塞で倒れて、すでに失語症にはなっていましたが、身体自体は回復基調にあった途上でありました。脳の中に残っていた、もう一つの「爆弾」が破裂したことが急逝の原因でありました。ちなみに、コロナ禍のせいで、兄が脳梗塞で倒れてから、直接面会が出来ないままのお別れでありました。

 この時も、兄が亡くなった翌日に、我が家の庭にヘビが現れたのです。この時も、ずっと会えなかったワタクシに、兄がヘビに姿を変えて会いに来てくれたのだと考えています。あの状況下では、兄にはそれしか選択できる手段がなかった。

 

 このように、1日だけとか、1時間だけとか、急逝した人間が、生前に会いたくても会えなかった人間に対して、何かに姿を変えて会いに行くオプションのようなものが用意されている気がいたします。特にワタクシの周辺では、生き物に姿を変えようとすると、なぜだか、ヘビに姿を変えるというルールになっているようです。

 

 昨日は昔の家族旅行の思い出話。今日は今日で、こんな不思議な話をしてしまいました。

 これもまた、お盆が近いせいだと思います。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【創造主は生き物を差別するか?】 差別するはずはないのに・・ なぜヘビや豚が忌まわしい⁉

2023-07-08 04:24:12 | 動物

 子供の頃から大きな疑問を持っておりました。

 

 それは、創造主たる神様がいるとしたら人間を特別扱いするのも変だし、特定の動物を指して『忌まわしい生き物』と決めつけるはずはないと疑問に思っておりました。にも関わらず、旧約聖書の中には、ヘビが非常に悪者として描かれていたり、またコーランの中でも、ブタが汚れた動物として示めされていて、これを根拠にイスラム教徒は、豚肉はもちろんのこと、豚の部位によって出汁を取ったものすら、口にしてはいけないことになっています。

 でも、ヘビだって、ブタだって、コウモリだって、ヤモリだって、それぞれが必死に生きており、しかも、自然界のバランスを保ちながら、それぞれが大事な役割を担いながら、一生を生きて、子孫にその役割を繋いでいます。『忌まわしい生き物』など、地球上には一つも存在いたしません。それは、中世以降の自然科学の研究が進むにつれ、ようやく判ってきたことであります。

 にもかかわらず上記のとおり、旧約聖書の記述によって、ヘビは相変わらず嫌われ者として認識されています。ムスリムがブタを汚れた生き物という認識を変えることはありません

 

 もともと、宗教というものは、国や民族を超えて、共通の規律を持つことで、人間同士が余計な争いを避けるために作られた「社会統治のツール」であります。国は滅ぶことがあり、為政者は次々と替わっていきますから、『法律』という共通規律は、意外と不安定で脆いもの。しかし、宗教という規律ならば、国が滅んでも、為政者が替わったとしても、普遍的な規律として生き続けます。この規律のおかげで、異民族であっても、違う地域出身者であっても、同じ宗教を信じていれば、余計な争いをしなくて済みます。まぁ、人類が作り出した発明としては、比類なき優れもの=宗教であります。

 

 しかし、所詮、人間が作ったものでありますから、不備がたくさん散見されます。そのうちの一つが、上記に書いたとおり、特定の動物を『忌まわしい生き物』として忌み嫌うこと本当の創造主ならば、そんなことを言うはずがありません。敢えて言うならば、地球のバランスを壊し続ける人類こそ『忌まわしい生き物』と、指定しているかもしれませんが・・

 ならば、どうして宗教内で『忌まわしい生き物』の指定などが起きているかと言えば、神の声を聞いて、それを文書化した人=預言者、すなわち人間である預言者が、神の声を聞き間違ったから預言者も人間ですから、当然ながら間違いや、思い込みがあります。そうして間違った思い込みの内容が、そのまま聖書やら、経典やらに残ってしまい、そのような世迷言が後世に伝えられているということになります。

 あまり言い過ぎると、各宗教の原理主義者の人々から、とんでもないテロ行為を起こされてしまうので、ここまでにしますが、明らかに間違っていることが科学的に判明したら、過去の経典など修正する勇気が宗教側にも必要だと思います。

 

 怖くて誰も、宗教家や原理主義者の方々には言えませんけど。

 本音では、そう思っている人が世界中にたくさん溢れかえっております。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【北海道で巨大なヒグマが出没】 良い解決法はないのか? ところで『ベアドッグ』って何⁉

2023-07-07 03:04:43 | 動物

 北海道で巨大なヒグマが出没しております。

 

 

 『OSO18』と名付けられた巨大ヒグマは、これまで60頭以上の牛を襲っており、足跡の大きさは18cmになるそうです。この6月には、その『OSO18』よりも大きなオスのヒグマが見つかったという情報もあって、今の北海道は、ヒグマの数が増え続けているようです。

 実は本州においても、ツキノワグマの数が増え続けていると言われています。おそらく、北海道のヒグマも本州のツキノワグマも、そのエサとなる鹿の死体の数が増え続けていることが、それぞれの個体数を増やしている原因の様子。

 

 じゃなぜ、鹿の数が増加したかというと、それは人間が、昔ほどに鹿の肉を食べなくなったから

 すなわち、戦前や昭和40年代くらいまでは、地域で出没する鹿やイノシシというのは、地元の貴重なタンパク源でありましたから、地域の猟師や林業の人が駆除した鹿やイノシシの肉は、大切に地元で費消するのが当たり前でした。それが全国各地にスーパーマーケットが進出して、日本国中の各地域でも、牛肉・豚肉などが容易く手に入るようになってから、鹿やイノシシの駆除数が減ります。その結果が、現在のヒグマ・ツキノワグマの被害に繋がったのだと思います。

 

 ところで、少し前までは、人里に来て駆除されるクマは、母クマから離れたばかりの若いクマが多かったのです。それは、まだ自分で縄張りが持てない弱いクマですから、森の中から追い出されるように、人里に出てきてしまい、人間に撃たれるという結末でした。しかし、ここへ来て、巨大なヒグマが堂々と人里や牧場を襲うようになっており、これはもう、大きなクマですら、森の中での縄張り争うが厳しい状況になったということに加えて、牛や人間の肉の味を覚えてしまって、積極的にクマ族の縄張りの拡大を目論んでいるということもあるのだと思います。

 これに対する対応は、まずは地元猟友会による駆除ですが、これも人材が不足していて、十分な対応にはなっていません。でも、ヒグマ対策の先進国、アメリカの事例を見ると『ベアドッグ』という有効策があるようで、これを真似てみたらいかがでしょうか?

 

 

 ベアドッグとは、クマの匂いや気配を察知するための特別な訓練を受けた犬です。スタッフの指示に従い、大きな声で吠えたてて、クマを森の奥に追い払うことができます

 スタッフの指示に従い、大きな声で吠えて、人の居住エリア近くにいるクマを森の奥へ追い払います。クマは学習能力が高いため、追い払いを繰り返すうちに「いてはいけない場所」を理解するようになります。ベアドッグはクマに襲いかかることはせず、一定の距離を保つことが得意なので、クマも犬も傷つかずに済みます

 

 

 ちなみに、世界的にクマという動物は、まだ子熊の時に、ハイエナとかオオカミとかに集団で襲われる危険があって、そのリスク認識が何万年もの間にDNA上に刷り込まれたようなのです。したがって、犬類に追い立てられると、本能的にそこを離れる傾向があるため、このようなベアドッグが活躍できる背景になっているようです。

 

 ベアドッグの良いところは、クマも犬も傷つかずに済むということ。クマがクマの縄張りの範囲に戻ることで、人間との諍いが避けられるのであれば、これがベストの解決法です。

 北海道でも、本州でも、こうしたベアドッグの育成を急ぐべきだと思います。もともとは、人間の食習慣の変化が招いたクマ問題ですから、人間の責任において、解決いたしましょう

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする