本日の根岸Sは、GⅠフェブラリーSの前哨戦ですが、従前はあまり本番の参考レースにはなりませんでした。ところが、昨年モズアスコットがこのレースから本番を制したことで、俄然注目を集めることになっています。
ダートGⅠを制している超一線級はいませんが、粒が揃ったメンバー構成になりました。ここで狙いたいのは、オルフェーヴル産駒⑨ヘリオス。根岸Sは、前々から行った馬で決まるパターンと、後方から追い込む馬同士で決まるパターンで二分されるので、ヘリオスを軸にするということは前者ということ。したがって、相手には⑧スマートセラヴィー、⑩メイショウテンスイ、⑫テイエムサウスダン。ただし、③レッドルゼルや①ワンダーリーデルは、それでも3着には届く可能性はあると見て、相手に加えます。
馬券は、まずは⑨ヘリオスの単勝をドカッと。それから、⑨ヘリオス1頭軸の三連複10点 ⑨⇒⑧⑩⑫③① も。
次に中京のシルクロードS。こちらもGⅠ高松宮記念の前哨戦。こちらも好メンバーが揃いましたが、何と言っても、昨年の高松宮記念馬が出て参ります。⑮モズスーパーフレアですが、この馬のスピード因子は過去何度も解説していますので、今回は省きますが、モズスーパーフレアとダノンスマッシュのスピード血統因子だけは、世界的にも飛びぬけたものであることだけは、繰り返し申し上げておきます。(ちなみに、この2頭を短距離で豪快に差し切るグランアレグリアの血統的な因子は、また別機会でお話します)
ということで、このメンバー構成であれば、56.5㎏でも⑮モズスーパーフレアを中心視。相手1番手には、好位置から鋭い切れ味を見せてくれる②ライトオンキュー。馬券は、⑮からの馬単8点 ⑮⇒②⑦⑨⑪⑫⑬⑭⑱ と、⑮②からの三連複7点 ⑮②⇒⑦⑨⑪⑫⑬⑭⑱ で。