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アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

審査課題リング完成!

2015年04月30日 23時00分01秒 | 教室
今日は教室がありました。

まずは基礎コースのHさん、「クラシカルなストーンリング」を制作中。

前回、リングを作っているときに2股に分かれている部分のリングが割れて2つのリングに分かれてしまいました。

とりあえずバラバラのまま形をヤスリで整えてから合体させることにしました。

そうなってくるとちょっと欲が出てきて形を変えたいと。

最初は手の内側に来る部分がVになるデザインだったのですがトップ部分を上にのせるのではなくはさむようにしたいということになり、少し2つのリングを離してトップをはさむ形にすることに。そうしないとトップをはさむ幅が出せなかったので離れてしまったところは粘土を埋め、補強することにしました。

もう一度木芯棒にサイズを取り直した付箋を付け、パーツをくっつけていきます。

まずは手のひら側に来る部分の足りないところを粘土で埋めてVの角度を決めたらトップをはさんでシリンジで合体!

乾燥させたらさらに裏から補強します。

乾燥している間に次の課題「森の小枝のブローチ」の制作に入ります。

まずは実寸の下書きをし、その下絵に沿って粘土の造形をしていきます。

枝の形に整えたら柔らかいうちに石枠を差して乾燥。

それを2パーツ作ります。

とここで時間となりました。

次回はリングは焼成して完成予定です!どんなリングになるか楽しみです!

次の方は審査課題コースのMさん、審査課題のリングとペンダントを並行して作っています。

審査課題のリング、前回彫りを終え、形を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェック。

1か所だけ気になるところがあったので修正して頂いたらいよいよ焼成!!

焼成している間にペンダントの審査課題を進めます。

ペンダントは天然石を使うことその石枠を純銀リボン線で制作すること、裏付けバチカンや差し丸カンを埋めること、鏡面仕上げにすることといったチェックポイントがあります。

そのチェックポイントには無いのですが彫りを入れたいということで焼成している間ペンダントトップに彫りを入れていきます。

なかなかエスニックな柄でブルーの石ととてもよく似合ってます。

地道に彫っているとリングが焼きあがりました!

いよいよ号数。13号という決まりがあるので早速測ってみるとちょっと大きめ。

歪みを直したら13号より大きくなってしまうので今一度焼き締めることにしました。

またその間にペンダントトップを彫り進めていきます。

大体彫り終ったところで全体をチェック。

左右対称の模様だったので結構違いが目に付きます。

本当に左右対称とか正方形とかきっちりした形はちょっとした差でも大きな違いに感じられるので難しいです。

Mさんも几帳面なかたなので結構その辺りが気になったみたいで色々と模様を試行錯誤。

そうこうしているうちにリングが焼きあがり、再度サイズをチェック!

今度は歪みを直して13号になりそう。

芯金に入れてリングの歪みを直したらぴったり13号!!おめでとうございます。

これで最大の難関をクリアしました。

磨きは宿題にして次回いぶし仕上げをすることに。

とちょうど時間となりました。

リングがほぼ出来上がってペンダントもあと少しで焼成出来そうなのでブローチのデザインをそろそろ考えてくることを宿題にしました。

いよいよゴールが近づいてきました!あとひと踏ん張り頑張りましょう!

そして最後の生徒さんはフリーコースのOさん、カシメるペンダントとっぷを制作中。

前回バチカンになる部分のパーツを焼成したところで終っているので今日は本体とバチカンパーツをロウ付けして合体させていきます。

まずはバチカンの裏に付ける金具を銀線を使って曲げて作ります。

バチカンの大きさに合わせてU字に曲げたら適当な長さのところでカット。

銀線の断面をヤスリで整えたらいよいよロウ付け。

本体とバチカン部分をロウ付け。次にバチカンの裏に銀線をロウ付け。

これでロウ付け作業は終わりなので酸洗い。

その間に次の課題、「14Kゴールドフィルドで作るリング」を作ることに。

まずはトップ部分の合成石選びからOさんは黄色のマーキスを選びました。

マーキスの石の高さよりも厚みをもたせて粘土を平らにのばし合成石を直接埋めます。

少し大きめに周りをカットしたら乾燥。

とここで時間となりました。

ペンダントは次回、リングも早ければ次回完成できるかな?楽しみです。

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