先日の誕生日に夫から真っ白なセーターをプレゼントしてもらいました。
まずとてもうれしかったのは、普段人混みが大嫌いでほとんどショッピングに
つきあってくれない夫が娘と2人でわざわざクリスマス前の超人混みの多い
四条河原町まで出かけ買ってきてくれたこと・・。
それと、
きっと夫はほとんど何も考えず私が「白色」が一番好きな色なので、
目についたものをパッっと決めて買ってきてくれたのだと思います。
でも・・その何も考えないで買ってきてくれたものだからこそ、
夫の深い部分からの応援メッセージが込められているようでとってもうれしかったのです。
「一見どこにでもあるようなデザインの真っ白なセーター」
手触りはふわふわでとってもいい気持ち・・。
「先生」と呼ばれると「もっとしっかりしなくっちゃ!」とか、
失敗すると「あ~なんて自分には愛が足りないんだろう~」って
必要以上に落ち込んだりすることがあります。
そして知らず知らずのうちに特別な立派な人になろうと
自分自身に無理を課してしまうこともあります。
でも、夫からもらったこの真っ白なふつ~のふわふわのセーターを見ていると、
「ふつうでいいよ~。ふつうでね~。」
「無理するとしんどいよ~」「無理するとトゲトゲするよ~」
「背のびしなくてもいいよ~。まんまでね~。」(ふわふわ~)
・・というメッセージがこめられているような気がしてすごくすごくうれしかったのです。
「私は他の誰にもならない。」
「立派でなくていい。」
「そのままでいい。」
いろんな意味での「初心」を思い出せた40歳のバースデイでした。