京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

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名前をなくした女神を見て思うこと

2011-06-24 23:42:00 | 思うこと

2週間前たまたまたつけたテレビでやっていた「名前をなくした女神」というドラマ

 

第1話からどうしても見たくなっていつものフジテレビオンデマンドで動画を購入しました。

 

5人のママ友の間で繰り広げられる子供のお受験を巡っての壮絶な「嫉妬・競争心」を描いた作品

 

今日、最終回を見終わって思ったことは、本当に真理をついたドラマだな・・と思いました。

 

人間ならば多かれ少なかれ必ず持っている「嫉妬心や競争心」

 

てんてんもかつて自分の中のそういった感情にとても苦しんだ時期がありました。

 

ドラマを見ていて、かつての自分と重なる部分もたくさんあって何度も涙が溢れました。

 

嫉妬心や競争心という感情はなぜ生まれるのか?

 

これはこのドラマを作られた方と同じ考えなのだけど・・・ 

 

その根源は「夫婦の絆」に深く関わっているのだと思います。

 

一番最後のシーンで子供達が通う塾の講師役の夏木マリさんがこのように仰って

 

最終回の幕は閉じるのです。 

 

「人と比較するのではなく、ご主人、子供、そして自分自身と真摯に向き合うことが大事なのです。」と・・・。

 

人はいつも自分に足りないものを「他のなにか」で満たそうとして生きています。

 

その「他のなにか」は人によって違います

 

このドラマのように自分の子供をいい学校にいれるということで、

 

自分のたりないものを埋めようとする人達・・・。

 

素敵なお家に住むこと・・・素敵なブランドのお洋服を着飾ること・・・いい車に乗ること・・・

 

そういう物質で埋めようとする人達・・・。

 

ギャンブル・ドラッグ・・・それらで埋めようとする人達・・・。

 

仕事で成功して地位や名誉を手に入れること・・・たくさんの人から賞賛を浴びることで埋めようとする人達・・・。

 

他にもいろいろあるかと思いますが、、、ほんと人によって様々です。

 

でもこれらは一時的には自分のたりないもの埋めてくれるのかもしれないけれど・・・

 

でも・・決して自分の本当に足りないものを埋めてくれる存在ではありません。

 

では・・・自分に足りないものってなんのでしょう? 

 

人は実は一人では完成形ではありません。

 

世の中には「陰」と「陽」があります。 

 

月と太陽

 

表と裏

 

光と影

 

男と女

 

どちらが素晴らしいとかどちらがダメとかではなくて・・・

 

どちらも共に存在して初めて成り立つものなのです。

 

男が「陽」 女が「陰」

 

この2つがしっかりと結びついてこそ1つの完成形となるのです。

 

人はなぜ生まれてくるのか?

 

その大きな意味のひとつに・・・もう一人の自分・・・この世にたった一人しかいない 

 

自分の魂の片割れを探しだして・・・再びひとつの完成形にもどるという 

 

自分自身の強い強い魂の目的の為に生まれてくるのではないかと思います。

 

自分の片割れは自分と同じ形をしていません。

 

でも人は自分の片割れと出逢って・・・生活していくうちに相手をなにがなんでも

 

自分と同じ形にしたいと思ってしまいます。

 

ほんとはもう一人の自分は自分と違う形なのは当然なのに・・・・。

 

なぜならもうひとつの自分の片割れは自分の足りないところを補うような形になっているのだから・・・。

 

よく夫婦生活は片目をつぶって・・・というようなことを耳にするけれど・・・ 

 

なんかそれは違うような気がする・・・。

 

相手に歩み寄る・・・とかいうのもまたちょっと違うような気がします・・・。

 

うまく言えないけど。。。自分自身の足りないところ。。。至らないところもやっぱり意味があって

 

それを嫌うのではなく、、、ありのままの自分を愛することができると、、、自然に

 

片割れの自分とは違う形の部分さえも愛しく受け容れられるのだと思う。

 

そう・・・自分の形もまた、、変えようとしなくていいのですね。

 

まずはありのままの自分を受け容れて、、、どんな自分も大好きになって、、、、

 

そうやって自分のもひとつの片割れの自分とは違う形の部分を 

 

心から尊敬し、心から愛することができたとき、、、

 

はじめて2人はまるで難しいジクソーパズルがぴたっ!!と合うかのように

 

きれいな完成形になるのだと思うのです。

 

「嫉妬心や競争心の大小」は「夫婦の絆の強さ」と比例するものだと思っています。

 

そのことがこのドラマで見事に描かれていました。

 

うまく真理をついたドラマだな・・・って思いました。

  

一番大切なものはほんとは自分の一番近くにあるのに・・・

 

人はついつい遠くをみつめてしまうものなのですね・・・。

 

他に答えを求めてしまうものなのですね・・・。 

 

てんてんもずっと遠くをみつめていた時期があったけど・・・

 

今は一番自分の身近にいてくれるかけがえのない大切な存在に気づくことができて

 

ほんとによかった・・・って思っています。

 

それは自分自身であり・・・もう一人の自分・・・魂の伴侶の存在です。

 

てんてんもまだまだなんです・・・。

 

夫とは少しずつ絆を深め中~ってとこかな?

 

自分の片割れは・・・この人に間違いない・・・という感覚だけはたしかにあります。

  

だから他にむかうことは決してありません。

 

他で埋めよう・・・ということも少しずつなくなってきたように思います。

 

そのことに気づけただけでも本当によかったって思っています。

 

一番大切なものはもうすでに一番近くにいてくれますね・・・。

 

誰の傍にもネ・・・。

 

「名前をなくした女神」・・・かなりドロドロだったけど・・・いいドラマだったなぁ~って思います。

 

おすすめドラマです。

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