本日、介護職員初任者研修 第3回目の授業
ここからはこれから初任者研修を受講される方・・
授業内容ネタバレありなので
読まれないほうがいいかもしれません<m(__)m>
午後からの授業で
「介護におけるコミュニケーション」
~コミュニケーションの意義と目的、役割~
について学びました
その中で、
◎「自分の好きなところ」を2つ挙げてください
◎「他者にほめてもらいたいところ」をできるだけ多く挙げて」ください
というプリントが渡され
それを自分自身が書き
隣の人にその書いたものをみせて
更に具体的に
「どういう部分でそのように思うのか?」を
発表し、
聴き手はただ、聴かせていただく
・・という実習がありました
私の隣の席の方は娘のまゆっちより若い
大学生の方で
とてもシャイな感じの方ですが
こちらが話しかけると
とても誠実に丁寧にお話してくださり
とても優しい目をされている方なのです
まずはその方のプリントをみせていただきました
けれど手渡していただいたプリントは
白紙のままでした
てん:「自分の好きなところないの?」
*さん:「どうしてもおもいつかなくて」
てん:「そっかぁ・・そっかぁ・・」
自分でもびっくりしたのですが
突然涙がぽろぽろと出てきてしまったのです
てん:「あっ・・ごめんね」
*さん:「あ・・書きます」
一瞬プリントを手にされペンをとられたのですが
てん:「ううん、大丈夫・・それが今の*さんのありのままなんですよね」
*さん:「そうなんです どうしても書けなくて・・」
てん:「自分を誤魔化すことなく正直に何も書かないって
素敵なところだと思うよ」
*さん:「ありがとうございます」
てん:「そうだったそうだった
以前は私も自分のこと、好きじゃなかったなぁ・・思い出したわ。
私も*さんぐらいの時、自分のこと好きってどういう感覚なのかさえ
わからない時期があったわ。今はある程度年齢を重ねて
いろいろな経験をして、やっと自分のこと好き・・って
言えるようになったけどね。」
てん:「でも・・*さん、*さんはとっても優しい方だと思うよ
目をみたらわかる
それに、昨日、お買い物の寸劇をしたときも
誰も気づかないようなところまで気づくことができて
広い視点で物事を見ることができて・・
本当にいっぱい素敵なところがあると思うよ」
*さん:「そうんなふうに言っていただけてうれしいです ありがとうございます」
てん:「*さんもきっとこれから様々な経験をして
少しずつ・・自分のこと好きになっていくプロセスを歩まれるんやね」
*:「はい・・(*^。^*)」
そんなやりとりをさせていただきました
なんかね・・
*さんも・・そして他の学生さん達も・・
みんなみんなほんとうにやさしさが滲みでていてね
上記にも書かせていただいたとおり
みなさん、これから様々な経験をたくさんされて
ほんとうの強さと優しさを手にされていかれるのだろうな・・と思うと
そっとそっと応援させていただきたい気持ちいっぱいになりました
まだ3回目ですが若い人達から
教えられることもいっぱいです