京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

同じ経験をしているからこそ・・

2023-09-11 22:52:03 | 福祉のおしごと

本日の初任者研修の授業は

認知症の基礎と健康管理・認知症ケアの理念

という内容で学ばせていただきました

授業の中で

現在50歳で46歳の時に

若年性アルツハイマー型認知症と診断された

京都在住の下坂厚さんという方が

ご自身の体験を通しての様々なお話をしてくださいました

下坂さんは私が初任者研修を学ばせていただいている

***で今、現在お仕事を

されている方です

若年性アルツハイマー型認知症と診断されたときは

ショックなんてものではないぐらい

深い絶望感に陥り、「死」という想いまで

頭がよぎったそうです

もともとは大手の鮮魚専門店で働かれていたそうなのですが

様々なご縁が繋がって福祉のお仕事と

写真家としてのお仕事をされるようになったそうです

詳しくは

↓ ↓ ↓

https://www.sompo-egaoclub.com/articles/topic/1075

今日の下坂さんの言葉で「ぐっ!」ときたのが

下坂さんが深い絶望感に苛まれながらも

もう一度前を向いて歩きはじめよう

・・と思えたのは

これまでいくら医師から

「大丈夫ですよ」と励まされても

あまり前向きになれなかったのだけど

ご自身と同じ病気患いながらも

元気に積極的に活動されている

丹野智文さんとの出逢いがあり

自分より先に経験された先輩の丹野さんの

言葉や前向きな行動こそが下坂を奮い立たせ

もう一度自分も前を向いて生きよう

・・と思えたのだとお話してくださいました

今では下坂さんは全国で講演を行われたり

今年の3月には写真の個展の開かれたそうです

お写真もみせていただきましたが

病気になる前のお写真よりも

病気になられた後の作品のほうが

なんともいえない透明感と

優しいぬくもり感が増しているように

感じさせていただきました

それは他の方達も下坂さん自身も

その変化を感じられていらっしゃるようでした

下坂さんが若年性アルツハイマー型認知症と診断されたときの

お気持ちや、、その後の壮絶なお心の動きを

それを体験していない私には到底

想像すらできません

やはり「同じ体験・もしくは同じような体験」を

されてきた人の体験談やいただく言葉こそが

大きな支えとなり、生きる力となるのですね

私がホリスティックアロマセラピーを

お仕事としてさせていただきたい!!

・・と思ったきっかけもまた

これまで自分が経験したこと・・

そこから気づけたこと、学んだことを

お伝えさせていただくことで

今、まさに渦中でいらっしゃる方達の

少しでもお気持ちに寄り添合わせていただきたい

少しでもなにか力になれることがあればさせていただきたい

との想いからでした

辛い経験

渦中はとってもとっても辛いです

でも、、そのことを乗り越えた先には

いえ・・まだ乗り越える途中であったとしても

その経験こそが

「誰かのまっ暗闇な心の中に小さな明かりを灯すことができる」

そう思うと、、

やはり辛い経験も「愛」

そう思います

誰かの痛みに少しでも寄り添わせていただけること

少しでもお気持ちをわかってさしあげられること

幸せにおもいます

同じ経験をしているからこその

「大丈夫だよ」の言葉の重み・・

たくさん、、たくさん、、伝えていきたい

今日の下坂さんのお話を聞かせていただいて

更に熱い想いが湧いてきました

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