忍常待つの労果

2012-08-23 21:23:07 | 出来事
暑いけれど大丈夫?と母を案じてくれるケアマネージャーに、あまり暑さは感じていない様子を話すと、他の訪問先でもおじいさんがジャンパーを着ているので家族が隠したら、タンスの中から更に厚手のジャンパー見つけて着込んでいたと云う話で笑ってしまった。 年をとると皮膚感覚も鈍くなる、そして衣類の着脱が本当におかしくなる。

我が家の夕顔の君は、下衣の交換が大変。 リハビリパンツを装着しているのでおしっこをたっぷり含んだパンツは重く垂れさがり、トイレから上げずにそのまま出てくるのでパジャマの裾踏んずけて後ろで引きずり、まるで長袴を穿いている様で「刃傷松の廊下」じゃないんだから全く・・・・転ぶでしょと手を貸そうとすると無言で払い、そのままずるずるとパジャマを引きずり部屋へ行く。

♪ 直視下降の春弥生(勅視下向の春弥生)だわ!
  いかに果たさん 勤めなん・・・そう私の定例作業だ。
 
急かさず怒らずなるべく自分で少しでも出来るよう待つ・・・ 私の忍耐と平常心が試されている。 忍常待つの労果だわ!





今日の空



真夏日も四日目、明日からは普通のそろそろ初秋の 

♪ ああ なんて街それぞれ美しいの
  ああ なんて人それぞれ生きているの       という風景になるのかな。


♪ 昨日今日明日 変わりゆく私 赤く色づくときめきを 誰に告げましょ    又歌でも歌うしかないか。