名古屋から来ていた弟家族が今日帰って行った。 又、母と二人の暮らしが始まる・・・・・・・と云っても母は遺影の中で微笑むだけ。
2日に入院し3日に亡くなった。 若い女性のそれはそれは流れる様に美しい手さばきの納棺師によって、若い頃はさぞかし綺麗な人だったであろう面影も施され、死出の旅支度を終えた。 少し奮発して「さくら」の薄いピンクの羽織を着せた。 とてもよく似合ってそして綺麗だった。
おはよう!
ご飯だよ!
ちょっと行ってくるから!
ただいま!
お休み!
いつもと変わりない。
待ってると思うから早く帰ったきたい。
いつもと変わりない。