大阪の何とかいう高校のスポーツ部の入試が中止になったことでニュースになっている。 確かに橋下市長と云う人は極端から極端の人だけど云ってることはよく解る。 一方で何の落ち度もない受験生の困惑もよく解る。 分からないのは高校の部活動と云うものがまだ15歳の子供の人生をそれほどまで左右する物なのかと云う事。 受験生の親までが「子供の人生を狂わせる」とか「子供の将来を奪う」とか云ってるのを見てるとなんだか違うような気がするし、そんな悲観的な事を親が云ってほしくない。 プロになったり、望んだスポーツに一生関わって生活できる人間はほんの一握りだと思うから。 部活動はそのきっかけでないのかな? それよりも子供の将来や可能性はもっともっと無限大だ。
母一人子一人だった私なんか中学卒業する頃親が再婚、それにより引っ越し、姓も変わり、高校も一年も行かず中退、 親元を離れ再婚相手が修業したという有るところへ住み込みで働きながら夜間の専門校へ、卒業したころは再度住まいを変えていた親元で慣れない暮らしと仕事・・・・ 私の人生もへったくれもあったもんじゃない、親の都合に合わされて生きてきた15の春だった。
今、希望するところの入試が出来なくなった子供たちは、そうなったからと云って目標を定めそれに向かって頑張ってきた事が無駄になるはずがない。 誰の為でもない貴重な努力は自分の身についているはず。 入試は中止・・・だけではなく何かきっと配慮がされて悪い様にはならないと思うけどな~ 又、そうあってほしい。