高齢者ドライバーの事故が続いている。 体のあちこちの衰えには自覚があると思うけれど「車の運転だけは何とか大丈夫なんだわ!」と多分みんなそう思って乗っていると思う。 免許更新や交通違反をした都度、認知症テストもするようだけれど、その疑いが出たとしても免許取り消しになるわけでもなく、免許証は自主返納だから本人の自覚に任せる以外何の強制も義務もない、これも高齢化社会の弊害かな。
高齢運転者標識、あの車に貼る四つ葉マーク、70歳からだと思うけれどあまり貼っていないように思う、どうしてかな? 勿論義務はないけれど「70歳以上の者は、加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがある場合にはこの標識をつけて運転するよう努めなければならない」と道路交通法にはあるけれど、強制はないから努力義務なんだ。 高齢者もせめてこれくらい自分に義務付けたらいいのにと思う。 あんなシールを貼ったくらいで事故が減るとは思わないけれど、貼ることによって周囲が気をつけてくれると思う。 高齢者だと思えば、トロトロ走っていても急に車線変更しても後ろを全く見ずバックしても、煽ったり急かせたりしないし、何より近寄らないというか、車間距離をとるようにする。 これはあり難い自分の為ではなく、社会の為だ。 社会では様々な場面でシニア割引とかシニア優先とかご招待とか、何かと恩恵を受ける事が多くなった。 そういう事にはサバをよんででもあやかろうと自己申告するのに、私は高齢者です!とあの四つ葉マークを敬遠するのはズルイね。
自分も来年5月晴れて大台に乗る、うんざりの古稀。 でも若葉芽吹く5月にきちんと若葉マーク、高齢者運転標識のシールを貼ろうと思う。 社会人として・・・