最高気温11、1度 日照時間11時間とちょっと、四月のご機嫌最高の一日だった。 と云ってもゴミ出しに外へちょこっと出たきり家の中。 昼前、眠たくて眠たくて横になったら変な夢を見ていた。 そして相変わらず咳 鼻 痰でくずかごがいっぱいになるここ数日、もう10日位も経つだろうか。
朝、目覚めるとすぐ病人は起きたかなと気にかかる。 余命一年から入院後はすぐ余命は週単位と云われ、緩和治療を行うのみ。 ホスピスとか緩和病棟もなく一般病棟なので夜は付添えず家族は帰って来る様だ。 可哀想に心細い夜をひとりにされて。 私は家族でないから何とも言えないけれど、出来ることなら常に家族が付いていてほしいと思う、病院へ申し出たら何とかならないものなのだろうかと思ったけど、医者は淡々と本人に余命を告げるのだから、緩和ケアなど特に取り組んではいない病院は単に身体的苦痛を和らげる治療をするだけなんだろう。
調べてみると緩和病棟がある病院は北海道では数軒、殆どが札幌、あと旭川、 始めて知った。 残り少ない時間を家族と共に本人らしく生きるのは難しい事なんだ。 お金があれば「特別室」かなんかで家族も過ごせるみたいなそんな事も出来るのだろうけど。
見舞った時、意外と元気で少し安心した。 だけど、奥さんが夜帰ろうとするとき「もう少しいてくれ」と云うときもある様で・・・・
病院の夜は長い、私も昔入院した時、目覚めても目覚めても外は真っ暗、いつまで経っても夜ばかりで早く朝にならないかと思ったものだ。 ましてや死の恐怖・・・・少しでも心穏やかに過ごさせてあげたい。
私も咳 鼻 痰 がとれたら又見舞おうと思っているのだけど、この体よほど居心地が良いのかもしれない。
もう11時過ぎた、病人は今、眠れているのかな? 眠れていればいいな。