清明の日に

2013-04-05 22:03:58 | 季節の中で

今日は二十四節気の清明・・・・天地がすがすがしく明るい空気に満ちる  外に出なかったから実感できなかったけどきっとそんな一日だっただろう、晴天で暖かかった。  夕方は家々の屋根の間から見え隠れする大きな夕日を窓越しに見た。

昨年の今日は、親が初めてショートステイを利用した日しかも2週間も。  当日の朝、本人はデイサービスの様に毎日送り迎えだと勘違いしていたらしく泊まると知って不機嫌になったけど、自分のせいで引っ越すことになったと自覚もあり私が準備で忙しい事も理解して納得してくれた、一大決心だったろうに・・・・    私も・・・・

前日は元気がなく不安そうで、私の日記には可哀想とある。  けれど今回ばかりはじゃあ~止めたら?とはいかないと・・・・

一年前、鮮明に思い出す。
 


 桜の開花は早かった 今はどこまで来てるのかな  

2013-04-04 23:01:02 | 出来事

昨日と今日は最低気温がプラスだった。  日中も二桁の気温で積雪はゼロ、こうなるとやっと冬からすっぽり頭の先から足の先まで抜け出た気持ちになる。  今控えているやらなければならない事は納骨、昨日は石材店へ行き名を刻む依頼をして来た。  今日はネットで注文した仏壇台の前払いの振込をしてきた。  長かったような短かったような日々を送り、遅かったような早かったような時間を過ごし、やっと一段落するのは今月末。

 


どうにかしてあげたいと思うだけで

2013-04-02 22:12:18 | 折りに触れ思うこと

最高気温11、1度 日照時間11時間とちょっと、四月のご機嫌最高の一日だった。  と云ってもゴミ出しに外へちょこっと出たきり家の中。    昼前、眠たくて眠たくて横になったら変な夢を見ていた。  そして相変わらず咳 鼻 痰でくずかごがいっぱいになるここ数日、もう10日位も経つだろうか。 

朝、目覚めるとすぐ病人は起きたかなと気にかかる。  余命一年から入院後はすぐ余命は週単位と云われ、緩和治療を行うのみ。  ホスピスとか緩和病棟もなく一般病棟なので夜は付添えず家族は帰って来る様だ。  可哀想に心細い夜をひとりにされて。  私は家族でないから何とも言えないけれど、出来ることなら常に家族が付いていてほしいと思う、病院へ申し出たら何とかならないものなのだろうかと思ったけど、医者は淡々と本人に余命を告げるのだから、緩和ケアなど特に取り組んではいない病院は単に身体的苦痛を和らげる治療をするだけなんだろう。  

調べてみると緩和病棟がある病院は北海道では数軒、殆どが札幌、あと旭川、 始めて知った。  残り少ない時間を家族と共に本人らしく生きるのは難しい事なんだ。  お金があれば「特別室」かなんかで家族も過ごせるみたいなそんな事も出来るのだろうけど。

見舞った時、意外と元気で少し安心した。  だけど、奥さんが夜帰ろうとするとき「もう少しいてくれ」と云うときもある様で・・・・
病院の夜は長い、私も昔入院した時、目覚めても目覚めても外は真っ暗、いつまで経っても夜ばかりで早く朝にならないかと思ったものだ。  ましてや死の恐怖・・・・少しでも心穏やかに過ごさせてあげたい。

私も咳 鼻 痰 がとれたら又見舞おうと思っているのだけど、この体よほど居心地が良いのかもしれない。
もう11時過ぎた、病人は今、眠れているのかな? 眠れていればいいな。