令和4年11月28日(月)冬の足音が近づいてきました。とちのみ特派員です
今週の天気予報に雪だるまマークがちらほら。タイヤ交換にオイル交換、車もしっかり冬支度万全です。
さて、12月を前に鶴岡市朝日地域の里山では晩秋の風景が広がっています。
この時期、銀杏の木は葉がもう落ちているのですが、銀杏の大木「砂川の乳銀杏」はちょうど鮮やかな黄色に色づいていました。
☆砂川の乳銀杏(ちちいちょう)
「砂川の乳銀杏」には、昔、八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)が、前九年の役の時、安部貞任(あべのさだとう)を追ってこの地に来て陣を張り、銀杏の実を植え八幡様を祀ったという…それが成長したものがこの乳銀杏である、という伝説があります。
高さ約27メートル、幹周り約8.7メートル、樹齢500年以上といわれる山形県下最大の銀杏の木。
根に近い幹から垂れ下がった木根(きこん)があることから「乳銀杏」といわれています。
周りの木々の葉が落ちてと、銀杏の鮮やかな黄色がとても目立ちます。
☆過去ブログで取材していますのでごらんください。→乳銀杏(ちちいちょう)見頃です!(2011年11月25日)
遠くからでもよく目立つ「砂川の乳銀杏」です。おだやかな陽の光に輝く銀杏の大木。
ちょうど見ごろを迎えた、黄金色に輝く「砂川の乳銀杏」の様子をお届けしました。
以前も過去ブログで書きましたが・・・とちのみ特派員が小さい頃、この「砂川の乳銀杏」の葉が黄色く色づき、やがて落ち葉となるころには、本格的な冬が来る(根雪になる)、と祖母から教えられたものです。
伝説が残る乳銀杏。暖冬の時は12月に入ってもイチョウの葉が青々としていたことがありました。
◎場所:山形県鶴岡市砂川
◎交通
車:山形自動車道 庄内あさひICより 県道349号線利用約10分 鶴岡市街より約30分(中砂川バス停留所より徒歩3分)
◎乳銀杏は砂川(すながわ)という地区にあります。庄内あさひICより県道349方面へで約5分程走ると前方に姿を現します。周りには住宅がありますので、住民の方にご迷惑にならないように眺めてください。車の往来がありますので車にも十分気をつけてくださいの~
冬の足音がすぐそこに近づいている、あさひむらから晩秋の風景をお届けしました。
日常のほんの一コマや旬のおいしいものなど、朝日の自然と人々の営みが紡ぐ風景を、これからもお届けしていきたいと思います。
鶴岡市朝日地域の観光情報は次のホームページ・フェイズブックをご覧くださいませ~