令和2年4月5日(日)肌寒い一日、雨やあられがふりましたが、本日、冬タイヤ交換をしました。とちのみ特派員です。
暦は4月に入りましたが、朝日地域では、ひと月おそい「ひな祭り」の時期を迎えています。
特派員宅でも人形様をかざって、ひな菓子や甘酒などをお供えしています。
このひな菓子は生菓子で、中にあんこが入っています。
このひな菓子はひな祭りの3月と4月にお菓子屋さんに並びますが、おいしさが忘れられず、別の時期にも食べたくて…冷凍して保存するなやの~なんていう、ひな菓子ファンもいらっしゃいます。
お供えしたお膳の魚もひな菓子です。
まるで、本当の焼き魚のようですの。
飾られた人形様でも、昔からの人形様は味のあるいいお顔をしてらっしゃいます。金太郎に桃太郎に二宮金次郎。いいお顔です。
じいちゃん、ばあちゃんたちが飾ってきた土人形。とってもいいお顔をしています。
大黒様に恵比寿様。年に一度お会いする人形様、今年も会えてうれしいです。
さて、この「ひな祭り」の時期になると私の住む地域では、上本郷河内神社のお獅子様が各家へ訪れます。
朝日村史(下巻)によると、上本郷河内神社では、古来六度の祭というものが行われています。
これは、最上義光の黒印状にも「六度の祭を執行するよう」と書かれていることによるものだそうです。
その中でも今の時期に行われる「三月二日の祭」は、御正殿と獅子頭を祭壇から奉戴し、宮太夫の家に移して御祓御祈祷をし、獅子頭の化粧をして、氏子の安全、五穀豊穣の獅子舞を行うというもの。
毎年、4月4日から4月6日にかけて「お頭舞」というお獅子様が獅子舞を行います。
お獅子様に連なって、笛や太鼓を奏でる方々が歩いていきます。肌寒い雨の中おつかれさまです。
今日は、ちょうど日曜日だったので、久しぶりにお獅子様を拝むことができて本当によかったです。
小さな頃からなじみのある風景ですが、「朝日村史・下巻」をよく読むと、本当に古くから行われてきた祭典であることが分かります。
毎年、上本郷河内神社の「お獅子様」の獅子舞とともに、本格的な春の訪れを感じています。
いろいろと懐かしい思いを感じながら…明日は月曜日、頑張っていきましょう
肌寒い”あさひむら”から、とちのみ特派員がお伝えしました。せば、まだの~