ルーティン

令和3年3月4日人生の処方箋
[願うだけでは　幸いは生まれず]

願いを持ちながら、願いながら、できない理由をあげる人がいます。

長年の友人にMさんがいます。この人は私が感心するほど研究心がすごく『やらなければわからないじゃないか』と失敗をおそれません。

『誰にでも願い』はあります。でも『願いを実現する力』がたりません。

自分で自分の背中を押す力が弱いのです。理由はいろいろあるでしよう。

御神尊様の注目されるところは『誰のために祈るか』です。

その願いが、自分の荷物を軽くするためではなく『人のために家族に向けられている』かです。

困難を想像し『出来なかったら』よりも『合掌のチカラを試してみよう』『御神尊様の御行に殉じてみよう』のところに気持ちをおけば、『必ずできる』ものです。

いま流行りの言葉に、ルーテインがあります。

あなたの心境をチェックする意味です。

それは日々絶対にやることの習慣化によって、自然に心身が行動するようになることです。こうなればしめたものです。

テレビのチコちゃんの名セリフ『ボーっとしてるんじゃねえよ』

いささか、乱暴なセリフですが、私も時にいわれそうでハッとなります。

皆さんは？やります。！

解決の道

令和3年3月3日人生の処方箋
[汝ら今日より動くべからず　止まるべからず]

動くな止まるなと言われて、えー、これは？となるでしょうね。

実は祈る祈らずにかかわらず、これが人間の生きるための鉄則といわれます。

『動くなとは、絶対に心を動かすなという道』

『絶対に心を止めてはならないという道』このふたつがあります。

 

『せっかく笑って喜んで日暮らししている、ところからは動くな』

事情が発生して喜びと笑顔を失い、愉快と苦痛を覚えるところには

瞬時も止まっては、なりません。

これが人間の道です。

『喜びと笑顔のところに止まっていなさい。』

『不愉快と苦痛のところから直ちに動きなさい』

人間の身の上にどんな事情があろうとも、この道をいく限り不幸病気の解決されないことはありません。

やります！

道の真髄

令和3年3月2日人生の処方箋
[人間の愛は時間的に切れるところがある]

人間同士の愛は、弱くて脆いところがあります。

しかし、天地を動かす大いなる力、はたらきを神と尊称すれば、その神の愛は切れることなく、未来永劫に連綿と続くものです。

そのことに、感謝のまなこを合掌とともに受け止める人には、喜びと笑顔しかありません。

まさに幸せの境地でありましょう。

毎日をそのように念じながら、事情を魚を捌くように、さばいているときもあります。

反面そうでないときは、勝手なもので、昨日の夫は妻は、好きだったが、今日は嫌いとか、この子は好きだが、あの子は嫌い『時によって、相手によって愛に差別があるのが人間です。

自分の都合に合わせて愛の生活、都合が悪いときはしない、

その時その場、キレギレの愛のすがたが見えています。

天地にマネするのが、道の真髄。

切れたものは結びなおしてこそ、神の子でしょう。

やります！

愛の生活

令和3年3月1日人生の処方箋
[事情によって愛情を左右する愛は　愛そのものの価値を失う]

ノーベル賞の京大、山中教授は、実験は失敗がほとんど、だから失敗含めて、目の前の実験を楽しめる人でないと研究者は続きません。と述べられています。

私たちも立場は違えども、人生は失敗の連続、事情の海に生きています。しかし、目の前に起こる出来事に簡単に左右されるものです。『人生は苦悩なりの諦観』がなかなかできませんね。

どうしても相手を変えたい、こんなに思っているのに、なぜ分かつてくれないのか。と、些細なことから憎みとがめあい、愛の生活が崩れてしまいます。

怖しいことですが『愛の生活が大切か』『事情が大切か』といえばわかっていながら、感情に任せて事情にはしるのです。ここに人間の心の弱さがでています。

合掌のチカラがあまりに、弱いといわざるをえません。わずかなことで意見が違い事情をつくり、愛の生活を瞬時に壊してしまうのです。

事情を大切にしすぎて命までも失うことを思えば、愛の生活のためにチカラを尽くすべきです。道を学ぶときは冷静ですが、しかし、すぐに事情を思い出すことのくりかえしです。

『不幸病気の正体は事情にあり』です。事情を明るい『やります』で乗り越えられれば幸せのなかにいます。やります。！

子どもに学ぶ道

令和3年2月28日人生の処方箋
[善きも悪しきも　受け入れて一切を赦す]

ムッツリしてかた苦しく、子供を寄せ付けない気難しい親は、我が子の幸せを願う親とはいえません。

開けっぱなしの心で子供が寄ってくるような、広さと慈愛を常に失わない親であって欲しいものです。

もっと早くこれを知っておればとは、よく聞くことば、しかし、年齢に関係なく聞いた時の感動の新鮮さは、年齢、年月には関係ありません。

昨日の言葉も、今日も子供を師として忘れはてた、親の心を学び直して見ることです。それがまた先祖供養にもつながります。

それは、『子供の心を素直にする、あなたの素直』『子供の主張を取り入れるあなたの寛容』『子供の心を楽しませる、あなたの笑顔』『子供の心を温順にする、あなたの優しさ』『子供の心を納得させる、静かなることば』

これこそ『子供を抱擁し、子供に学ぶ赦しの道』でしょう。

負うた子に助けられです。やります！

五つを学ぶ親

令和3年2月27日、人生の処方箋
[子供は生まれながらにして　幸せをもっている]

おはようございます😃
御神尊様のことばをたどりながら、子供シリーズを述べています。要するに子供の特徴である、今に生きる自然体に大人が改めて学べば、幸せ手にとる如しです。

ところが、親というものは自分の子供時代を忘れて、形にはめて我が子を幸せにしようとします。それが思うようにいきません。なに、身近の平凡なところに道と方法があります。

ここに『五つの幸せ』を持つ子供をそのままのばすようにとしめされます。
❶無邪気は子供の幸せの本体なり
❷常に心明るきところにいるが故に幸なり
❸懊悩(おうのう)のとりことならざるが故に幸いなり
❹喜びと笑顔を失わざるが故に幸いなり
❺希望を失わざるが故に幸いなり
これらの持ち主を、時の感情に任せて子供の『五つの幸せ』を奪う、親のなんと多いことか。この『五つを学ぶ親に立ち戻れ』ば、親子ともども幸せは言うまでもありません。やります！