忘れる名人

令和3年10月14日人生の処方箋

[いやなことは　忘れるか　切り換えるか]

将棋では天才といわれる藤井三冠が、天敵、豊島竜王に勝ちました。豊島竜王は、敗者の弁で『明日からはまた切り替えていきます』といいます。

さて、かつて7冠を将棋史上初めて獲得した羽生善治永世名人は、私は切り替えも大切ですが『まず誰にも負けないくらい、忘れるのも名人です』といいます。

この方達は、プロの世界でしのぎを削って、体感したことばです。根本に好きという精神があるからです。

負けても勝っても大好きなのです。私たちにも好きはあります、それを今以上に大好きになれば『切り替えも、忘れることも』達人になれるでしょう。

奥が深すぎて迷子になってしまう。といった人がいますが、苦に出会えば出会うほど、奥が見えて楽になり、好きがこうじていくものです。迷うのは、まだまだこれからです。合掌でともに進みましょう。やります！