
焼き上がった「さび色の花器」を
黒く染めるためトチ渋に3日漬けました。
渋から出したてのホヤホヤの様子。
いい感じに染まりました。
乾燥させて色が落ち着いたら仕上げのもうひと工夫です…。
さてさて…。
どうしたものかと
ずっと考えている。
これまではここで終わっていたのだけれど
本当にこれでいいのかと…。
今更だけど
サビ釉をじっくり考えてみた。
もう何度も焼き上げてきたサビ釉。
偶然ではなく
いつも焼き上がりが同じになるようにと
テスト・テストを繰り返しました。
焼成温度と窯入れの位置
釉薬の濃度…
そんないつものことだけど
比較して記録をとって
…本当に今更なんだけど
大事なことをコツコツと…。
好きな感じに焼き上がりました。
数回使用すると効果が弱くなってしまうトチ渋。
何度でも同じ効果が出せるといいのになぁ。
数年前に自作したトチ渋もかれこれ古渋になりつつあるけれど…
その効力はいかがなものか不明。