釉薬掛け
2013-10-31 | 陶芸
釉薬を掛けたくないところ(底の部分)に撥水剤を塗ります。
釉薬は高温(1200℃~1230℃くらい)で溶けてガラス化しますので
気をつけないと棚板にくっ付いて取れなくなります。
棚板にくっ付くとこうなります。
こうなってしまっては割るしかありません。
もしくは「ふち付きのたい焼き」状態で剥がし取ります。
釉薬の種類によっては流れやすいものもあり
こんな失敗はいままでに何度もあります
「小さいリンゴ」サイズの白い花器に釉薬を掛けました。
「急いでませんよ」という温かいお言葉にすっかり甘えさせていただいています。
このところあまりまとまった時間が取れないので
30分~1時間など小刻みな時間を繫いで作業しています。
その分乾燥にたっぷり時間をかけ
慌てず丁寧にゆっくりと育てていますよ。
乾いたら釉掛後の処理をしていよいよ本焼成です。
もう少しです。