アクシデント
年末、皆様おきをつけて . . . 本文を読む
「幸せになれ」
23年前、あなたは私を抱きしめながらそう言った。
小さくあなたの胸の中で、私は頷いた。
あなたの寂しさと苦しみは、とうてい理解はできなかった。
あなたにすがることもできなかった。
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心に浮かんだ言葉を綴ろうとした。
でも
やっぱり
やめておく
明日、
夜が明けて
自分の言葉を読み直して
一日を台無しにしたくないから
『また、一緒によっぱらいましょう。』
そう言ったあなたの優しさに、
今夜だけはちょっとすがってしまいそう。
同じ、
ウソツキだから。
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平井堅 「僕は君に恋をする」 10/21
「いいんだよ」
と、そっとそばにいてくれるだけでいい。
「・・・」
何も言わないで、そっと手を握ってくれるだけでいい。
そんな思いって・・・
忘れてたかも。
私はまだ、あなたのことが好き。
私はまだ、あなたを求めている。
私はまだ、あなたを探している。
想うってことをしている自分が好きなのかもね。 . . . 本文を読む
斜に構えている。
とも違う。
すねている。
とも違う。
ひねてる。
そんな言葉が一番適切なのかも。
自分に嘘をつき続ける人間の、
同じ臭覚にあたった。
寂しくて、
誰かに甘えたくて、
泣くことも、
甘えることも下手で、
その方法がわからない。
だから、
せめて自分に嘘をつき続けて、
前を向いているふりをつづける。
ふと触れ合った手は、
そのぬくもりと求めて触れ合ったまま。
それは色恋 . . . 本文を読む
「林檎が届いたから、とりに来て!」
日曜日午前11時、義母からの電話です。
亭主がゴルフの日曜日。
前日は、プチ同窓会?カラオケ(私は歌いませんが)。
映画にいく予定だったのに、なんだか疲れてしまい、
ぐだぐだと過ごしていた日曜の午前中です。
待ってるなぁ
と、だんだか重い体を引きずってお台所へ。
前日も作った蓮根の煮物?ですが、
残っている蓮根で・・・
でも冷蔵庫の中はほとんど空 . . . 本文を読む
いわゆる外呑みです。
夕べは、中学卒業いらい(中には小学校以来という人も)顔を合わすこともなかった同級生達と、楽しい時間を共有しました。
一件目ではもう食べきれないほどのお料理。
もともと外呑みではあまりいただけないので、
どれもひとつづつ、お味見程度になってしまいましたが、
美味しく頂き、ずっとあわなかったにもかかわらず、
同級生というものはいいもので、
別々の生活をしても、同じ時代を生きてき . . . 本文を読む
事務所にむかう、午前中4時半
雨上がりの夜明けを待つ空は、
満天の星が輝いていた。
自宅に戻る、夜明け前の6時少しまえ、
東の低い空は微かなオレンジ色を含ませた闇に、
そこに覆い被さるように、不気味な真っ暗な闇と明けを待つ空を二分する。
庭の金柑の木に陽が当たり始める頃、
不気味な闇はいつの間にか姿を消し、
雫を輝かせながら、うららかな日差しを予感させる、オレンジ色を東のそらに発しはじめた。
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