何度も何度も、ここにいろいろなことを掃きだそうとして、
それもで、なんらかの加減で消えてしまったり、
アップするのをやめてみたり。
何をやってるんだろうなあ
なんておもってみたりする。 . . . 本文を読む
「人間は一綱の綱である。」
そうショウペンハウアーは言った(はず)
父の愛情が重たくて仕方なかった。
あれをしたい、それをしたい。
そう父に訴えるたび、頭ごなしにつぶされていった。
私は、自分の生き方を見失った。
時代は、そういう時代だった。
まして女の子の一番の幸せは結婚、
そういうことが当たり前の時代だった。
父が私を不幸に導くはずはない。
そう信じて、
ショウペンハウアーのその言葉に . . . 本文を読む
「どうやって生きようか?思案している。」
施設に、母と叔母と祖母を見舞った土曜日の午後。
ロビー?の一番奥のソファーに沈んでいる祖母。
なんとなく晴れない顔。
『どうしたの?』
叔母が訪ねると、そう答えた祖母。
95歳になる。
二十年余り前、確かにリンパ癌だと診断され、
全身に広がった癌に、手をつけられずにそのまま閉じた。
その時に、そのまま祖母が先に逝ってしまうのではないかと、
涙を浮かべて . . . 本文を読む
空を見上げる
その喜びと幸せ
夕焼けではなく、
朝焼けをみれる、
ただこれだけのこと。
私は、朝焼けをみるために目を覚ましていた。
好きな写真をとること、
想いを綴ること、
思い描くこと、
心の重さにつぶされながら、
忘れてしまうところだった。
ありがとう . . . 本文を読む
あれを食べよう、これがたべたい。
食べることの欲は、いきるということ。
お昼の残りの冷麦
シーチキンと小口ねぎ、お好みで一味。
味付けはめんつゆ。
シーチキンの油を使って。
ビールにばっちり!
ケンタローレシピのキュウリとモッツァレラの味噌あえ。
簡単で酒の肴に。
あっさりと。
朝のお味噌汁で、使い切らなかったお豆腐は揚げだし豆腐に。
鶏肉を切らしていたので、 . . . 本文を読む
『あなたが精神的に強いのではなく
負けず嫌いで頑張りとおすところがものすごく心配だ。
無理をして精神的快楽を得ようとするとこが怖いよ。』
ちょっとした報告があって、ハワイにすんでいるお友達に連絡をいれた。
なんとなくは感づいていたらしい(詳しいことはわからないまでも)が・・・
自分を追い込むことで、自分自身に何かを課すことで、
自分の精神を保とうとする。
そうすることで、大げさに言ってしまえ . . . 本文を読む
下の娘の後期の授業がはじまった。
同じ県内(というかとにかく交通機関をつかって一時間以内)にいる上の娘のところに、
入り浸ってしまった下の娘。
しかたないといえばしかたないことなのだが、
こちらとしては心中複雑なのである。
まぁ、やっぱりしかたないか。。。。
片道3時間弱の電車通学は、片道40分の電車通学(しかも、帰りは日によっては、友達の車で玄関までおくってもらえるおまけつき)にはやはり勝てな . . . 本文を読む
時間に追われ、しなければならないことに追われ、
そんな日々を過ごす。
運転中、ふと見上げた空
夏の終わりの雲
早朝のオレンジ色の光の海
本屋に立ち寄る
トイレとお風呂での数行の読書
眠る前のまったりとしたまどろみ
そんな小さな時間が、
とても大切だと思える今
人生を歩くって
難しくって
重くって
そして
楽しい
ことなのかもしれない
小さなころ
ランドセルを . . . 本文を読む
短大をおりた年の初夏、父の勧めでお見合いをした。
父と母をみて育ち、外の風に当たることもなくそのまま一年半の婚約期間をすごして結婚した。
ハネムーンベィビィのはずだった最初の子は、未熟な私が親になることを拒んだのか悲しいことに気付いた時には虹の橋を渡っていた。
その直後、上の娘を神様が与えてくれた。
大事に大事に、多くのことを望まずに大切に育てようと誓った。
亭主が自分で仕事をはじめ、そして同 . . . 本文を読む