確実に流れていく時間、それすら止めようとする。
過ぎて逝ってしまえば、その時間はなくなるのだろうか?
時がたてばたつほどに、確実にその時の色は薄くなり色あせていく。
色あせながら、内に発する色はさらにその色を増し、鮮やかな記憶として残る。
恐ろしいほどの記憶は、思い出にはならず、
想い出として心の闇の中に、鍵をかけることもできずに深く沈む
何気ない日常の言葉が、その時 . . . 本文を読む
朝食をおえ、ゴミだしをしながら庭にでる。
花を愛でながら、昨日のこを想いと、今日のことを思う。
今日一日の活力のために、木々に水をやる。
朝露に揺れている花に、さらに水をやる。
そして、しゃがみこみならがミントの葉を話をする。
土に沁みていく、その水の音をききながら。
葉を滴り、土に落ち、そしてその中にしみていく。
文字でも言葉でもその音は表現できないけれど、
し . . . 本文を読む
昨日の朝、朝食を終えて庭にでてみると、門のよこに大きなそれは大きなたけのがごろごろ。
倉庫から業務用鍋をだしてきて、二なべすぐにゆでました。
さてと何にしましょう。
そのままお刺身で、
土佐煮に、
タケノコご飯
御吸い物に、
肉巻き、
水菜と明太子でサラダにしてみました。
今日の、わがまま娘のお弁当
中途半端な時間に駅へ向かう、
丁度、実家の父がきていたので帰りがけに . . . 本文を読む
しとしとと降る雨の朝
うっすらと静かに明けてくる雨の朝
日常の音はまだはじまらず
雨の音だけを聴く
闇の中から聞こえていた海鳴は
まるで心の底から絞り出すような呻き
頭までブランケットをかぶりながら
脅えをわすれようとする
それはいつのまにか
日常の音の中でひとつになる
周りの世界から、
音と色が消えたら
そこに見えるものは
本質だけ
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ということでお弁当。
通学に3時間弱ということは、午後からの授業であっても当然お弁当はいる。
らしい。
というか、当たり前に作ってしまった。
そろそろ、自分で作らせないといけないのだが。
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あるお宅の庭先に、ちょこんとおかれたお地蔵さん。
ムスカリの紫の花が、そっと寄り添いながら、
穏やかな御顔で、そのおうちをみまもるように。
ご自宅の一室を開放した小さなギャラリー
明るい元気な奥様が、その人柄のまま笑顔で迎えてくださる。
ふとした会話の中で、
ずっと自宅で介護していたご主人が亡くなったばかりだと話された。
「もう疲れちゃった、私そう言っちゃったのね。何 . . . 本文を読む
ブルーベリーの花がさきだした。
まだ小さな植木鉢の、そんなに大きくない樹
ちゃっちゃな白い花はふっくらと可憐でかわいらしい。
朝、庭にでて植物にあいさつをする
さわさわっと風にゆれながら、
優しさであったり
厳しさであったり
物憂げであったり
そんな顔をのぞかせる
一日は決して同じな速さでは流れない
その日の、その時の歩調というものもっている。
た . . . 本文を読む
あなたが妖精になった。
あなたが傍にいてくれるように、
妖精が棲むと言われるこの樹
大きく大きく育つように。
あなたが棲みよいように、
いつでもここにあなたがいられるように
大きな鉢に植え替えました。
いつも、
いつまでも
あなたを慕う
あなたを想う
あなたを愛する人たちの
心の中に、大きく大きくいきづいてほしいから。
大きなな愛で、いつまでも包んでほ . . . 本文を読む
先週の金曜日
当たり前にお弁当だと。
大学3年になりました。
下の娘。
今年一年がんばれば、卒業単位は確保できそうだと。
バイトに通学に、そして遊びにと。
彼女なりのがんばりです。
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日常のさまざまなことが、
その時どきによって、いろんなことを巻き起こす。
明けない夜はない。
そなんことはわかっていても、
それを理解するだけの余力のない時がある。
何をどう戦えというのか?
もとにもどそうと努力をするのだが、
いったん壊れたものは、もとにはもどらない。
形だけは、もとの形のように姿をもどすが、
それは偽りの姿であって、
そのものではない。
それを . . . 本文を読む