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小さな石につまずく
つまづいて、転んだっていいじゃないか
頭ではわかっていても
膝小僧をすりむくのが
今の私には怖い
年々、足があがらなくなり
思わぬ小さなものにつまづく
ありえないと思いながら
今までは見えてもいなかった小さな石が
無数に見え始め
そして、その一つ一つにつまずく
つまずいたっていいじゃない
心ではそう叫ぶのに
声にはならない
子供のように泣き . . . 本文を読む
一か百かしかないわけじゃない
黒と白しかないわけじゃない
時として、両極端な生き方だとしても、
真ん中で生きなければならない時もある
真ん中でしか生きられない
そんな生き方しかできない人もいる
楽に生きたいわけでもなく
生きやすさを求めているわけでもない
ただ、
そこでしか生きられない
そんなこともあるということ
残念ながら
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思いって、うまく伝えることができなくて
かといって、
いい加減な伝え方もしたくなくて
ついついキツイ言い方になって
険悪な空気をつくってしまう
反省はするのだけれど
それでもやっぱり
間違ってはいないと確信すればするほど
心はかたくなになっていく
じっくりゆっくり
時間をかければいいものを
それができない
すこし
綺麗な空気、胸いっぱい吸い込んで
ほんのひと時でも時間 . . . 本文を読む
自分の人生すらも決めつけられて、その上を歩いてきた。
だったら、どうしていやといわなかったのかと言われるが、
そういう環境ではなかったとしか答えようがない。
「そうなんだけど、決めつけたいいかをしないで」
そう、母にいわれる。
が、最後にはそうなるし、きつい言い方で物事を言い切るのが私なのである。
たしかに母に言われるままであろうし、
私の言い方はたぶん」まちがっているのだろう。
言っているこ . . . 本文を読む
子供が大事
家族が大事
自分が一番大事
自分が一番大事であるがために
家族を大事にして
子供を大事にする
自分の周りを大事にすることによって
自分が大事にされ
自分が一番大事にできる
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女の子は短大でもでれば十分。
そのあと、すぐにお嫁にいけばいい。
そんな時代に、そのままに育ちました。
何をするにも、すべて父の許可の元。
そして、父の考えの元に。
私を愛してやまない父が、
私がどれだけ幸せに暮らせるのかを思いながら。
そんな時代でした。
今の時代からは想像だにできないことでしょう。
大学に行きたかった。
大学生活というのもが漠然と憧れる空間だった。
一人暮 . . . 本文を読む
とにかく貪欲にいろいろなことをしたい。
そしていろいろなことがふってくる。
やっつけ仕事であれ、やらねばならない仕事であるにつけ、
それをこなしながら、自分の興味の赴くままに何かをすることは、
全力疾走をしているようなもの。
当然息切れはするし、疲れからの思考は低下する。
子育てもほぼ終わり、孫どころかそれ以前の段階もない。
本来ならば、十分に自分の時間を使える時期にきているはずなの . . . 本文を読む