朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

びーどろ風鈴

2010-05-31 07:45:00 | 徒然に
通年でつるしてある風鈴。 朝、窓をあけて空気を入れ替えよう!!と思える季節になり、 猫の毛や埃を払いながら窓を開ける。 日によっては風の入りがその窓からという時がある。 今日のように。 チリチリ、 カラカラ、 なんて文字にしたらいいのかがわからないけれど、 とにかく繊細なガラスの音を立てる。 今日も穏やかにね。 軽やかにね。 笑っていようね。 そうささやかれたような気がした今朝。 . . . 本文を読む

ありきたり

2010-05-30 18:23:41 | 徒然に
心のどこかで拒絶していた。 いつも男の子の友達ばかりで、女の子のドロドロした付き合い方ができなかったから。 大人の中でそだって、、子供(同年代)と遊ぶことが下手で、本ばかり読んでいた。 だから、恋愛も下手で、そんなことさえも、自分の気持ちよりも活字で教えられた理想を求めた。 だから、自分をさらけだして甘えるなんて、わたしのなかには存在しなかった。 いつもいつも、自分を作りあげていて、 そこにあて . . . 本文を読む

遺書

2010-05-28 18:52:32 | 徒然に
16歳の私は、『遺書』という短い短い文章を書いた。 本当の遺書のように。 机の上にナイフを固定して、 そこに手首を思い切り打ちつければいい。 そんな生半可な知識をどこかで仕入れて。 自分で自分の手首を机の上のナイフに、 思い切り打ちつけることは不可能。 そんなことも気づかなかった。 なのに、 『遺書』 という短い文章を書いた。 16歳の私。 . . . 本文を読む

あと一カ月

2010-05-28 17:01:02 | 徒然に
夫婦二人の生活も三カ月がすぎようとしている。 あと一カ月。 娘が戻る。 ここを通り越して、東から西へ移動した上のむすめ。 自分のことでいっぱいいっぱいなのか? 実家というものを忘れてしまったらしい。 二人の生活というものに、 少しだけ流れができて、 互いを少しだけ思いやり、この先年老いていくことを否応なしに意識する。 支えあって、いたわりあって生きていかれたら、 本当はそれが一番の生涯の幸 . . . 本文を読む

独り

2010-05-28 07:45:06 | ラブレター
「おやすみ」 いつもの時間に届いたメール。 それは、あなたのいない夜。 私を独りにしないように、あなたの優しさが届いた。 いつも、どんな時も、必ず一緒にいられるように。 確かめあうぬくもりが不可能だから、 研ぎ澄ます感覚と、深くつながろうとする想いだけ。 逢えない夜。 長い、眠るとことに努力のいる夜。 何度も何度も、あなたの声と抱きしめられる想いを探す夜。 昼間、母とでかけたガーデンパ . . . 本文を読む

見上げることを忘れ

2010-05-26 16:55:33 | 徒然に
いつのまにか、空を見上げることを忘れていた。 登る朝陽も、 沈む夕日も、 流れる雲も、 浮かぶ月も、 ふと、空を見上げ、 流れる雲を、青空の中に見つけ 「何やってるんだか」 一人つぶやいていた。 ちっちゃいよ、私 ほんの塵くらい ちっちゃいよ、私 ありんこのように ちっちゃいよ、私 何ミリにもみたいない歩幅 いいじゃん! それで 生きていられるんだから。 . . . 本文を読む

清々しい朝

2010-05-26 07:51:10 | 徒然に
夜中の土砂降りは姿を消し、気持ちのいい洗われた朝。 不安ばかりを抱え込んでいた日々。 抱きしめられた心。 穏やかな朝が戻る。 日常は変わることなく走り続け、 息をつく間もないほどに目まぐるしい時間 深く息を吸い込むことができないでいた昨日。 後ろから抱きしめられた。 暖かいと感じられる朝陽 朝焼けをながめながら、 透明な空気の中で、 深く深く息をする。 . . . 本文を読む

抱え込んだら

2010-05-25 19:44:30 | 徒然に
もう、持ち切れないので、 ポロポロポロポロ こぼして歩いて行きましょう。 いいじゃない。 たいして大切なものじゃなし、 なくなって困るものなんて、 意外にないのかもしれない。 捨てたものを、 あとから惜しいなんて 今まで一度もおもったことないんだから それでいいじゃない 大事に大事にしまっておきたいものは、 抱えてなんてあるかない ちゃんと抽斗の奥にしまっておくでしょ。 時折取り出しては . . . 本文を読む

立てない日

2010-05-25 06:51:36 | 徒然に
泣きながら眠った夜。 朝になれば、別の日になり、泣いたことなど忘れてしまっていればいい。 それができなかった朝。 後ろから、 肩をポンとたたかれたら、 声をあげて泣き出してしまいそうな朝 あなたに抱かれて眠ったはずなのに、 目がさめたら あなたはいない。 抱きしめられていたのは夢だったのかと あなたのぬくもりをさがす 何かが棲みついてしまった心には 立ちあがることさえ、 不可能に思 . . . 本文を読む

食糧の供給

2010-05-24 01:30:10 | 
昨日の午前中に宅急便が届くように、 娘のところへいつもの食糧補充便を送った。 いつもならば、連絡をいれておくのだが、 今回にかぎっては連絡のタイミングをのがし連絡なし。 起きていたのか? と電話をいれると、宅急便でおこされたらしい。 「ところで、今度は近くなったのにたまには用事がなくても、帰ろうかな?とは思わないの?」 と聞いてみると 「あっ、言われるまで気がつかなかった!」 と、 呆れるやら、か . . . 本文を読む

見事

2010-05-23 18:09:02 | 徒然に
会社に朝車を止めるときは、こんな↓感じ 見事なもんでしょ!えっへん!! こまったのは・・この↓見事さ 基本一人暮らしの義母。 手も出せず。。。 どうしたものか? いくら嫁とはいえ、 やってあげられることと、あげらられないことが・・・ 難しい諸事情。 . . . 本文を読む

スープ

2010-05-22 06:44:30 | 食べ物・酒
体調が不安定なときはスープ。 もちろん、アルコールも他のものの食べるけれど、 基本をスープにする。 ポトフのように、ことことと鍋いっぱいのお野菜のスープをつくる。 三食、基本をスープにして、鍋がなくなるまで。 2日くらいかな。 私の基本はキャベツ。 鍋いっぱいのキャベツにコンソメで、ことこと。 あとはその時の冷蔵庫の整理。 人参、玉ねぎ、茸類、トマト、などなど。 ちょっとエネルギー不足の時は、 . . . 本文を読む

安寧

2010-05-21 06:40:35 | 徒然に
壊れてしまったものは、絶対に元にはもどらない。 それが物であっても、物でなくとも。 私はただの物だった。 私の中では、物ではなかったのに。 確かなものとして、ひとつひとつ積み上げて作り上げてきたもの。 怒りも喜びも、さまざまな感情と愛情を持ち合わせて、 近づき遠ざかり、また寄り添おうと。 何度も何度も繰り返してきたけれど、少しも気がついてはくれなかった。 自分だけの感情を押しつけるだけで。 い . . . 本文を読む