朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

言えない言葉

2010-06-28 17:34:09 | 徒然に
「がんばれ!」 「がんばって!」 言えない。 がんばっているから。 「大丈夫だよ。」 「大丈夫だから。」 かわりにいう言葉 他に私には思いつかない . . . 本文を読む

手を握る、ただそれだけ

2010-06-25 21:20:29 | 徒然に
「Sさん」 名前をよんで、顔を近づけて、両手でただ手を握っている。 看護学生の研修、私の娘のような年のかわいらしい看護の卵たち。 Sさんの手を変わるがわる握りながら、名前だけを呼ぶ。 どうしていいのかわからないかのように。笑顔だけを絶やすことなく。 それがその子たちの勉強であり、看護の一番の心なのだろう。忘れないでいてほしい。 奥様と下の娘さん(中学生の息子さんと小学生の女の子のまま)が、そ . . . 本文を読む

何ができるのかな

2010-06-23 17:44:26 | ラブレター
「何ができるのかな?残された時間って短いよね。」 って、 なんて答えたらいいのか。 彼女の気持ちと、彼の気持ち。 どっちも同時に私の中へ入り込む。 一晩泣いた。 まだ、涙は出そうだけど。 何かをしてあげたいけど、できないない。 切ない彼女の気持ち。 してほしいんじゃなくて、 ただ、そこにいることを確認したい彼の気持ち。 わかっていることを、当たり前のように。 離れてしまったから、余計 . . . 本文を読む

あの馬鹿

2010-06-23 06:39:58 | ラブレター
今までだまっていたなら、どうしてだまったままいなかったの。 「おまえには、あやまることばかりで。」 ってそんな電話あの子にしないで。 「あやまっておかないと、死ねないから。」 ってそんな電話どうしてしたの。 ばかだね 本当に。 馬鹿だね。 もういいよ。 全部を許してる。 私にまで・・ そんなこといいんだよ。 もういいから。 ちゃんと話をして、 もういいから、 ちゃんとひとつになって . . . 本文を読む

水の中で(追記中)

2010-06-22 18:25:58 | 流水子
「大きなピアスだね。」 そう、私の肩をマッサージしてくれながら夫が言う。今まで、そんなふうに言ったことはなかった。 「ずいぶん前に買ったのよ。子供が買う通販の、いくらだったかしら、300円くらいかな。」 ふっつと、少し楽しそうに夫が笑う。丁寧にカチカチになった肩をほぐしてくれる。 なのに、触れられるたびに私の体は緊張感を増し、さらに固くなっていく。それを悟られないように、 「ありがとう。楽になった . . . 本文を読む

解けていく糸

2010-06-22 08:31:09 | 徒然に
絡まって、どうにもならなくなって丸まって、 解くことができなくなっていく糸もある。 絡まっていたものが、 ふと、何かのきっかけで、 するすると解けて、長い長い糸になり、 ひとつひとつの結び目が綺麗につながっていたりもする。 どこでなにがどう、 どうしてつながっているのかはわからないけれど、 人と人って そうやってちゃんとつながりながら、 生きているのかもしれない。 . . . 本文を読む

小さな娘たちとしたかったこと

2010-06-15 17:41:56 | 
雲のアイスクリームを食べること 雨を下から見上げること ありんこの行列にならぶこと 勿忘草での花占い 海岸で貝殻をひろうこと ザリガニ釣り 小川でメダカすくい 公園の噴水であそぶこと 粉だらけになってパンを焼くこと ハートのクッキーを焼くこと 探検にいくこと 湖のそばのブランコにゆられること 渡り鳥を観察すること ウミガメの産卵をみること 流れ星を数えること 天文所へ . . . 本文を読む

カタチ

2010-06-15 03:44:22 | Weblog
割ってしまったコップを、拾い集めてくっつけても、 それにビールを注いで呑むことはできない。 カタチっていったいなんなのだろう それさえ取り繕えば、それはまたちゃんと機能するのだろうか もとにもどそうなんて、 成り行きとしても整えることすら それはおこがましい 無理という言葉はどうして実在するのか 割れたコップにビールが注げて 飲み干せるというのらば すべての物事と言葉は無用 . . . 本文を読む

今ここにいるのは

2010-06-14 08:16:27 | Weblog
自分自身を納得できないから。 吹っ切れるだけのものもなく 受け入れるだけの優しさもなく 自分に迷っているから だから 迷ったまま 理解できないまま ここにいる それが、 周りも、 自分も、 苦しめているとしても . . . 本文を読む

わからない

2010-06-14 04:12:40 | Weblog
このままそっておしておいてくれれば、 このままがあるのに。 このままがどうして不満なのか? 何をどうしたいのかがわからない 何も考えたくない 責め続けているいわけではない 許しているのだから それでも、 それ以上のなにをどうのぞんでいるのか どうしようもない。 部屋に逃げ込みながら このままが 正しいことだとはおもえない これ以上をどうしていいのかもわからない もう や . . . 本文を読む

ひとつになって

2010-06-13 13:21:26 | 徒然に
お友達から、「告白」みてとすすめられて観てきた。 なんと言っていいのかわからない。 人って悲しい。 だれでも、心から愛されたいんだ。 愛したいんだと思った。 昨夜、あなたとはじめてひとつになって、 今まで感じたことのない思いを抱いて、 一緒に眠った。 「死んでしまえばいい。」 そう心に抱くこと。 「どこかへ行ってしまいたい。」 そう願う思い 「あなたになら、殺されてもいい。」 そう思え . . . 本文を読む

頭と心

2010-06-11 22:05:26 | Weblog
どんなに理解しても、心はりかいできない どんなにゆるしても、頭の中での否定 そんなもんだといわれてしまえば、それだけの話。 でも、 お願いだから ちゃんと受け止めるから、 私をころに置いて 不可能だろうけど あなたが苦しむ姿をみたくない 今すぐに、 あなたがかけつけるその場所には、 私はいかれない 私は、あなたを信じ続ける、 そんなことしかできない。 . . . 本文を読む

日常

2010-06-11 07:13:22 | Weblog
朝起きて、 ご飯をたべて 家事をして 仕事をして お昼を食べて 仕事して お夕飯を作って 食べて 寝る そんな繰り返し そこに、突発的な何かが加わって 感情が入り 流れが崩れる それもまた日常 . . . 本文を読む