立原正秋
好きな作家である。
信念として貫く、食と美。
そこから生まれる、言葉がもつ、
文字として現されるもの。
ただそれだけ。
私は私として
生きていかれるのだろうか。 . . . 本文を読む
寒くなるほうが、野菜が甘みをまして美味しくなるような気がする。
おっきなおいしそうな白菜をドカンと一個買ってきたりいただいたりした日には、
それをいかに新鮮なうちに使いこなそうかと思案するわけで、
いつもの大蒜のきいたお漬物にするのはもちろんのこと、
お雑煮、お味噌汁、そして鍋。
ロールキャベツはやらない我が家が、豚肉を巻いたロール白菜はこの時期になると、食卓に登場する。
汁をあんかけにして、熱 . . . 本文を読む
隣保(同じ組)で、お葬式があり、
昨日は友引だったので、一昨日なくなったのですが、昨日がお通夜、今日がお葬式。
今は葬儀屋さんがほとんどやってくださるので、組のお手伝いはほとんどないのですが、それでも昨日と今日と一日用事があります。
やっと、さっき帰ってきて、靴を脱いでうちの中に上がろうとしたとたん、
両足の指がつってしまって(こぐらかえり)、歩けない。
ストッキングも脱げない。。。。
いやぁ、 . . . 本文を読む
何が起こるかわからない。
明日が見えない昨今の中で、静かに安寧な日々を過ごすことの難しさ。
まして、背負うものや柵の中で雁字搦めになりながらの日々。
僅かなトラブルも回避しながら過ごしたいと願う。
そんな願いは神様は聞き届けてはくれないのだと。
. . . 本文を読む
今までになく、ひとつの携帯を長く使っている。
使い勝手が私にあっているのと、替えたい携帯がないことと、
私が使う前に他の家族がポイントを使ってしまうんだ。
さて、バッテリーがもたなくなり、バッテリーの交換をするか?携帯を替えるか?思案の日々なのである。 . . . 本文を読む
いられないことが、いけないことが、
こんなにも辛いと思える日。
あなたのことなど忘れていられる日もあるのに。
辛い辛いと想いをつのらせる。
こころが少しだけ疲れてくると、
涙が目の奥にたまりすぎると、
あなたに逢いたくなるのかな。
甘えや、想いや、そんな複雑なものを、
あなたのところへと持っていきたくなくて、
きっとあなたはそんなこと、
気にもとめないのかも知れないこれど。
今はあなたにあ . . . 本文を読む
忙しさと、ジレンマと、様々なことに忙殺される日々。
ふと気を抜くと壊れそうになる。
そんな不安定さを誰もが抱える。
そんな時、ふと一人になつ僅かな時間や、やらなくてもいいことを必死になってやってみることによって、
壊れそうなものを、よいっしょ!なんて直してみたりできたりする。
そんなことの繰り返しをしながら、人って自分の中のバランスをとっていくのかもしれない。
なっ。 . . . 本文を読む
この橋を渡って、次の信号を左に折れる。次の信号をまた左に。窓の灯はない、真夜中と早朝の間のような時間。すれ違うライトは、配送のトラックか、荷台に膨大な数の新聞を積み上げているバイクのみ。
先日一人で訪れた、新進気鋭の美人日本画家展。繁華街を少し外れた私のお気に入りの私設の小さな美術館。こだわりの作品を展示する。二階が展示スペースである美術館になっている。階段をあがりながら、少しずつ緊張感を自分の . . . 本文を読む
18の小娘のようにドキドキしながら、あなたに電話をする。
縮まることのない距離は、
長くなることもない。
話したいことの何分の一も話せないままに、
話し続けることも、電話をきることもできない。
電話を肩に挟み、キーボードを打ち続けるあなた。
ただ、それだけ。
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