モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

熊手がかき込むものは…?

2017-02-10 00:21:38 | 小学生 工作

大竹です。小学生の熊手作り報告も最後です!今回は幾つかの飾りの作り方などをご紹介します。

まずは一番目立っているおかめですが、こちらは張り子になっています。まずは水粘土で顔の凹凸を作ります。そして新聞紙をちぎり水に濡らしつつ粘土に貼り付けていきます。その上からヤマトのりを溶いた水で半紙を貼り付けていきます。1日ほど置いておき、乾いたら形が崩れないよう丁寧に水粘土をスプーンなどで掻き出します。そしてお楽しみ、顔をペンで描いていきます!見本のおかめがついた熊手は、ミオスのイーゼル看板に括り付けてあったので、みんな階段を降りて見本を見て顔を覚え、急いでアトリエに戻り顔を描き、忘れたらまた見本を見に行って・・・を繰り返していました。(これは小原先生の作戦で、皆におかめの顔を覚えてもらう為だったのです!)彫りの深い外人のような顔立ちのおかめがいたり、鼻の長い面長なおかめができたりと一番作り手の個性が出ていた飾りでした。

次に逆さまにくっついてるタイですが、これは本物のたい焼き用の型を使って紙粘土で作りました。左右違う向きのタイを使うので、型をとるときも左右向きを変えて作ります。作り方は簡単ですがボリュームがあるので、このタイが付いているだけで一気に豪華になりますね。

どんと焼き餅も本物のお餅でできています。熱く柔らかいうちに食紅を混ぜで紅白のお餅を作った後、ちねりながら針金につけていきます。ここが結構難しく、餅が手にくっついて上手く丸められなかったり、餅を水で濡らしすぎてべちゃべちゃになったりと・・・。なかなか上手くいかず、もうこれ食べちゃっていい?と言い出す子もいました笑

〇〇家プレートは、最初『大竹家・家内安全』のように書かせようとしていたのになぜか「四文字熟語ならいいの?」と『〇〇家・波乱万丈』『〇〇家・食料困難』『〇〇家・肥満体質』など、縁起悪いというよりもはや熟語ですらないようなのまで書いていて笑わせてもらいました。波乱万丈の熊手は一体何を掻き込んでくるのでしょうか・・・?

タイ以外の飾りはそれぞれ自由な位置につけたので、つるがど真ん中で羽を広げていたり、小判があちこちにくっついていたりして、飾りの位置が全く同じものはおそらくないでしょう。ちなみに熊手自体もホームセンターで購入した本物のミニ熊手です。ぜひお家に飾って頂き、福をかき込んでくださいね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする