水曜朝クラスの山下です。写真は全て水彩画の小作品です。このように並べた作品を前にして、ただただ圧倒されました。西山さんは川崎の素晴らしさを伝えるため、『川崎の産業観光を支援する会』でナビゲーターをされています。川崎の地に惹かれ、その魅力を熱心に表現しようとしている事が絵を観ると伝わってきますね。絵について伺う時、その場所のお話をされる活き活きとした西山さんを見て、絵を描くにおいて一番重要である「この場所(モチーフ)が魅力的、描きたい!」という気持ちを持つ大切さを思い出させてもらえます。
西山さんの魅力溢れる作品は展示会イベントに出品されます。皆様ぜひ足を運んでご覧になって観てくださいね。去年の展示会の記事はこちら
日時 2月18日(土)10時から16時
場所 幸区役所1階・ゆめ広場 〒212-8570 川崎市幸区戸手本町1丁目11番地1 JR南武線矢向駅から 徒歩約15分 JR南武線鹿島田駅から 徒歩約20分
電話 044-556-6609
以下 幸区役所HPより抜粋
幸区市民活動交流イベント「さいわいみんなの交流広場」は、幸区内の市民活動の活性化を目的に、市民活動団体の活動発表やワークショップを通して、団体同士やこれから活動をはじめてみたい人が出会い、つながる市民活動のイベントです。当日は、活動の実演や体験コーナーに加え、パフォーマンスもあるなど、充実した内容になっています。
さてこちらは先週描かれた水彩画2点。透明水彩は様々な技法を表現できる画材ですが、技法を使いこなすのは思いの外難しいです。技法を使う事ばかり気にかけ絵が置いてけぼりになったり、時にはその逆になってしまったり・・。西山さんの作品は1枚の絵の中に様々な技法が使われ、そのどれもが風景をより魅力的に表現していますね。まさに理想的な技法を使った作品の形!いつも紙の切れ端を使って絵の具の研究をされている熱心さがあってこその作品です。
そして、西山さんはご自分で撮影された写真を元に描かれていますが、写真の色や形に引っ張られすぎる事なく自分の世界を魅力的に表現されています。写真から見た風景を自分の中に取り入れ、自分なりの理想的な色、形、表現方法に変換して形にする。作品を通して西山さんの見ている世界観をダイレクトに感じ取れるからこそ、様々な人を魅了できるのですね。