最近あったかいですね、一平です!本日は川崎総合科学デザイン科の受験の記事を昨日のオバラ先生に続けて書かせて頂きます!
昨日の小原先生のブログでは同一のモチーフを描いたみんなのデッサンを紹介していましたが、今回は木、プラスチック、金属、スポンジ、アルミホイルなどなど様々な質感のモチーフを載せております。見ていて楽しいですね。デッサンは質感が違う物を描き分けるという作業の連続であり、硬い、柔らかい、黒い、汚れている、薄いなどのモチーフの「情報」を描いていくものです。これらの作品、全て丁寧かつ克明に「情報」が描かれていて見応えたっぷりです。是非実物を見て欲しかったですね…(見た事がある大人クラスの方もいるかも?)
ご存知の方も多いかと思いますが、美術系高校の試験はデッサンが多く、かつ与えられたモチーフを自分で構成しなさいという課題が多いです。正直めちゃくちゃ大変!僕は高校は普通科だったので高校一年生の時に予備校でデッサンを初めてやりましたが、こんなに大変なのか…と昔の僕は嘆いていました。と同時に中学生の頃からこの大変さを味わっている彼らの事を本当に尊敬します。君達はスゴイ!!
周りは勉強しているなか自分達は勉強に加えて絵も描かなきゃいけない、しかも人によっては「絵描けば受かるんでしょ」とぶっ飛ばしたくなるような事を言ってくる奴もいたかもしれません。不安やイライラで押しつぶされそうな日もあったでしょう。でも何年か後には笑い話に出来るし、そんなキツイ環境下でも腐らず絵を描き続けた事は絵以外の事でも活きてくると思います。忍耐力は美術系には必要なスキルの1つなので!僕は受験が終わった直後は受かっているかな...というドキドキよりもやっと終わった!最高!という解放感の方が先に来たのでみんなにも変に気負いせず今まで頑張った自分を褒めてあげて欲しいです。自画自賛上等!
ちなみに僕の受験期は「明日急に俺の他の受験生みんな消えちまえ…」「明日から一生ハワイで過ごしたいな…」とネガティブモードを拗らせまくっていたのですがみんなはどうだったのでしょう。落ち着いたらみんなの受験の感想、愚痴、先生たちへの感謝、または罵詈雑言をドシドシ受け付けたいと思います!最後になりますがみんな本当にお疲れ様でした、心置きなく爆睡してね!