大竹です。先日は川崎総合の受験作品の紹介でしたが、こちらは女子美附属高校の合格者作品です。どうでしょう、中学生の作品とは思えないほどの完成度だと思いませんか?絵具の持つ色の美しさをひき出し、モチーフの質感をよく捉えています。私が思う『良い絵』とは、見ていると自分も絵が描きたくなってしょうがなくなるような、描く喜びが伝わってくるものだと考えているのですが、まさにこれらの絵がそうですね。受験の為の制作なんて時間も限られているし、自分の好きなものを描けるわけでもありません。それでもこれだけ描く喜びが伝わってくるのは、楽しいと思えるまでに沢山描いて描いて描きまくり、自分が思った通りに物が描けるようになったからなのでしょう。
この二人が11月に描いた作品紹介はこちら。より絵としての魅せ方が上手し、レベルアップしてるのが分かりますね!モチーフだけではなく、地面や背景の色までしっかりと塗らなければならないので、全体を踏まえての色選びにもセンスが問われてきます。
上記4枚は一般受験の試験に合わせ、2時間で描いた作品です。たった2時間で、構図を考えて形も取って着彩もしなければならないなんて本当に受験生は大忙しです…二人共お疲れ様でした!これからは好きな絵をめいいっぱい描いて楽しんでね!