神奈川工業高(デザイン) 合格再現作品 マリヤ
布団の心地よさに毎日二度寝しています、ナツメです!昨日に引き続き、美術高校を受験したマリヤの作品の紹介です!
彼女の受けた神奈川工業高校では毎年立方体や円柱などの基本的な立体のものが出題されており、今年のモチーフはオレンジのピンポン球、養生テープ、白い未開封のティッシュボックス…と球体、円柱、直方体の組み合わせでした。
1番上の画像は試験後日にアトリエで描いてもらったものですが、受験前日の最後の最後まで「とにかく目に見えるものを全て描け!描いてないのは見えてないことと同じだ!」と口を酸っぱくして言っていたおかげか(?)目の前にモチーフがないにも関わらずティッシュボックスの凹みやレタリングなどもしっかりと覚えていて、精密に描写してあります。強調する場所しない場所、影の魅せ方など、それぞれのポイントをしっかりと押さえて描くことができました。
アトリエでのデッサンでは、訊けば答えられるのに何度影をつける順番の話をしても別の順番で描いたり、指摘したところも最後の方まで直さなかったり…と(最終的にはきちんと仕上げてくるのですが)マリヤの技術というよりも、マリヤ自身との戦いだったなあという記憶があります。そんな捻くれ者の彼女ですが、ミオス以外にも絵の予備校に通い、さらに家で何枚も自主的にデッサンを描いてアトリエに持って来たり…とひたすら努力を重ねて経験を積んできました。私自身美大に通っていても、そういう頑張りができる人が生き残る世界だな、と身に染みて感じる機会が多いです。今まで培ってきたものは今後の礎になります。ここがスタートラインですが、新しい環境でも楽しく自由に!マリヤの好きなことを沢山して、色々な経験を重ねて欲しいです。合格、おめでとうございます!!!