SAHO 中3 透明水彩・鉛筆
オバラです。大学受験・高校受験真っただ中ではありますが、そろそろ試験は終了した学生が多いです。しかし発表はこれからのところがほとんどですので、手放しで遊べずモヤモヤしている感じ。「もうどっちでもいいから結果が知りたいよ!」といささか投げやりな発言もチラホラ。わかるわかる。祈ったって合否は覆らないしね。身を持て余しちゃうよね。
では今日は、いち早く私立高校に合格を頂いたSAHOからご紹介しましょう。女子美に一番期待されるのは色彩感覚。影ですら美しい色で表現できるセンスが必要です。そちらを優先している為、他の美術高校に比べると、デッサン力は多少劣っていても合格がもらえる傾向にあるように感じます。デッサン力は高校に入ってからでも十分磨けますが、色彩センスはなかなか垢抜けないからではないでしょうか?
SAHOは元々お洒落に敏感で、身につけるものの組み合わせが素敵でした。色同士の関係や調和を見出す感覚は母親から受け継ぐことが多く、美の根本概念を小さい時から培ってきたのでしょう。その為、形や奥行きなどの視覚情報を色に置き換えることに長けていました。
彼女の絵は華やかで透明感がありますが、上っ面な安っぽさがありません。全体を引き締める為に、レンガに重く暗い色をガツンと載せる勇気も備わっているからです。まさにSAHOそのもの。軽やかに相手に合わせ、人間関係を円滑に広げながら、大切なことはブレずに芯の強さで信頼も得る。高校生活どころか一生安泰。SAHOのスキル、最強じゃん!合格おめでとう!