最近は子供たちの制作意欲に影響され、作品作りに没頭中のひとみです。
月曜日から返却をしているので、もう持ち帰られたお子さんも多いと思いますが、埴輪作りの様子をお話しようと思います。
今回の埴輪作りで使った粘土は、小学生が馴染みのある紙粘土や油粘土より少し硬めのもので、子供たちは伸ばすのに大苦戦!水を少量つけて粘土をくっつけるのですが、中々に調整が難しくべちゃべちゃになってしまう子や逆に足りないせいでひびが入ってしまう子も。普段使わない粘土だと硬さの感覚だったり水加減が違うので、伸びない・つぶせない・ちぎれやすいetcやはり苦戦はしますが、新鮮な体験だったと思います。しかし子供たちのすごいところが、最初は戸惑っていても一緒にやるとすぐにコツを掴んでさくさく作り上げるところです!上手くならしたり、くっつけられると「見てみて上手くできた!」とニコニコしながら見せてくれて、こちらまで嬉しくなります。
完成形が見えだすと、みんな想像力がどんどん湧いてくるのか、埴輪に名前をつけたり、性格やどんなスキルを持っているのか(例えば身長を越える跳躍力がある・とてつもない腕力を持っているなど)教えてくれる子がたくさんいました。また、近くの子同士で「こんな能力っぽいね!」など話していて、自分の考えを共有し合っているところを見ることができました。今回の授業では枠に囚われない、発想力の展開を子供たちは感じることができたようです。
また授業前の様子としても、アトリエに早めに来ている子供たちが階段に並ぶ埴輪たちを見て「この子可愛い!これは何?すごい!」などと、他の子の作品もじっくり見ていて楽しそうにしていました。全員分の埴輪たちが並んであると、一人一人違った個性がよく分かり、子供たちが興味津々になるのも納得でした。
保護者の皆様、お子さんが作った埴輪の名前や能力、お気に入りの箇所を質問すると、きっと喜んでお話してくれると思います!是非作品を見ながら聞いてあげてください。