かながわハーブナーセリー園主のブログ ハーブと暮らす365日

横浜市泉区のハーブ専門のナーセリーです。ハーブ苗、食用ハーブの生産をしています。kanaherb.web.fc2.com

ペパーミント ハーブティーの研究と考察

2015年08月11日 22時17分03秒 | ハーブティーの研究と考察
🍀ハーブ名 : ペパーミント
分類 : シソ科多年草
和名 : 西洋ハッカ
その他の呼び名 :

主要成分 : 精油0,5~4% L-メントール、メントン、メントフラン
フラボノイド、フェノール酸
(参考 東京堂出版 メディカルハーブの事典)
効能 : 鎮静、食欲不振、胃痛、乗り物酔いの予防


🌿味と香りの評価


🌿ハーブティーの色 薄めの緑色~やや濃いめの黄色
🌿香り 6
(10段階 1弱い→10強い)
🌿飲みやすさ 9
(10段階 1飲みにくい→10飲みやすい)

※ハーブの味や香りの強さは季節や栽培方法などの条件で変化します。
この感想や評価はあくまでも個人のものです。
ハーブを育てたりハーブティーを楽しむ時の一つの参考にしていただければ幸いです。


🌿全体的な感想
ハッカ感の強いスペアミントより、ややマイルドな印象の香りと味です。
その分ペパーミントの方が飲みやすく感じます。
爽快感のスペアミント、清涼感のペパーミント、といった感じでしょうか。
ペパーミントもクセがなく万人受けするタイプの味と香りだと思います。
単体でも、他のハーブとブレンドしても爽やかで飲みやすいティーが作れます。
ブレンド材料の1つとして、鉢植えなどにして育ててみると便利に使えると思います。


🍀栽培について
夏の高温多湿がやや苦手です。
夏場はあまり強い光線の当たらない風通しの良い場所で管理すると良いと思います。
ミント類は地植えにすると広がり過ぎることが多いので、広い場所が取れない時は鉢植えやプランターで育てると良いと思います。
対暑性 △
対寒性 △
病害虫 : 春先から夏にかけて枝先にアブラムシが付きやすくなります。
見つけたら木酢液等で防除すると良いと思います。



🍀この記事に使ったハーブティーのいれ方

ハーブティーに利用できる部位(葉や茎など)5g分を幅1cmほどに刻みティーパックに入れ、400ccの熱湯で5分間蒸らしたものを使用しています。

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湘南T-SITEで見かけた植物

2015年08月11日 18時25分20秒 | 庭木・下草


真鶴に行った帰り、湘南T-SITEに寄りました。
定期的に植栽の手入れをしているようで以前は見かけなかったパンパグラスが何ヵ所か植えられていました。

グラス系植物の使い方がとても上手く、施設の雰囲気と良くマッチしていると思います(^^)

こういう感じでグラス類を植栽に利用してもらえると嬉しいです☺

うちのグラス系植物、ペニセタム6号サイズも好評?出荷中です(笑)