群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(1-3) 新冬の夏山登山道

2009年01月04日 | 大山と自然

2009年1月4日


「純白の大山の尾根」

正月の3日間は、雪時々曇りちょっとの晴れ。
大山に登るチャンスがなかった。
今日はチャンス到来か。?

なぜか今朝は、5時過ぎに目が覚めた。
前日に比べ気温が高く、寝床でゴロゴロすることもなく登山の支度をして、外に出ると、
暗闇に星が点々と、やったー・・・晴れている。
そして、うきうき気分で家を出発しました。
車の外の景気は、7時頃になると暗闇が徐々に明るくなり、
朝焼けの中でシルエットの大山がクッキリ浮き出て。(写真無し)
よい天気、うきうき。。。。。です。

午前8:00分 下山の駐車場を出発。
しかし山は気まぐれ、1時間たつ頃から、雲が掛かり始めてきました。


「4合目を過ぎると 木立も立派な雪化粧」

夏山登山道脇でカメラを覗いている私を、登山者が次々と追い越して行きます。
私は汗が出ない程度に、マイペースで登って行きます。


「眼下に 日本海と孝霊山」

5合目近くになると、雪化粧した木立の合間から眼下に日本海、右上には元谷を境にして三鈷峰が見えてきます。
太陽の光で照らし出された孝霊山が印象的でした。


「6合目近くより 弓ヶ浜半島と美保湾」


「6合目の上を行くスキーヤー」

雪が積もり、ブッシュや低木を覆い尽くす時期になると、
山頂付近から、元谷や桝水に向かって滑降して行くスキーヤーが、登山道を登って行きます。
今日も、。。。


「6合目 避難小屋から三鈷峰」

6合目から上は、風をさえきる樹木も雪の中です。
ここで、極寒の世界に備え防寒装備します。


「別山と雲の中の太陽」

尾根に向かってガスが登って行き、太陽も見え隠れ。
太陽を撮る技術無しなので、設定を変えて何枚も撮りましたが、撮れません。。。ありゃぁ~。


 「7合目から」

今日は寒風無くて、急登りで汗が出てきました。
スピードをゆるめて、汗を乾かしながら一歩一歩登ります。


「琴浦町方向」


「9合目」

9合目になると寒風が横切り、
あたりは薄暗く、寒々とした太陽が黒い雲の中から時々顔をだします。


「「9合目から 光陰の三鈷峰」


「一瞬の陽射し」       ←ここクリック拡大

 


「弥山の山小屋」

午前11:00分 弥山に到着
あたりは真っ暗。。。。
薄暗い太陽が水銀灯のように、山小屋を照らします。


「一瞬で変わる弥山山小屋」


「弥山 山小屋」

1分たたない内に、山小屋は雲の中に消えてしました。


「剣ヶ峰方向 尾根の雪庇」      ←ここクリック拡大
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雲の流れて行く中、張り出した雪庇に陽が当たり、幻想的な縦走路の尾根が現れたのです。
剣ヶ峰が現れる瞬間を待ちましたが、寒さで限界です。
山小屋で暖まってから、下山することにします。


  「下山途中の8合目より 光陰の三鈷峰」

久しぶりの登頂で脚に疲労感、足のふんばり効かないので、小股小走りで下山しました。
下山の所要時間1時間半、午後1:30分 駐車場着でした。

今日は、撮った写真の整理で精一杯です。
ここまでにします。
後日、書き込みします。


登りの6合目附近で、下山中の日本海テレビカメラマンとスタッフ数名に会いました。
昨晩、山小屋伯して、すばらしい早朝の大山尾根を撮れたので、
10日(土)AM9:25 スパイス!! で放映するよ。
見てねとのこと。

                    ・・・ 日本海TVホームページ 今週の特集 より引用しました ・・・
登山者の数は年々増加傾向にあり、去年は登山者数が22年ぶりに20万人を突破したという。特に今30歳付近、いわゆるアラサーの独身女性の間では、ひそかな“登山ブーム"が起こっているという・・・。
番組のMCを務める高井和代アナウンサーもアラサー。仕事も脂がのってきて、今後のさらなる活躍が期待されているのですが、年が明けて一念発起「冬の大山に登って、ご来光を見てみたい」と言い出したのです。理由を尋ねてみると、「ステップアップするきっかけが欲しい」、「アナウンサーとして、そして人として一皮むけたい」とのこと。
登山経験の全く無い高井アナウンサーですが、地元の山岳会の協力を得て、冬の大山登山に挑戦することになりました。
果たしてどんなドラマが待ち受けているのか?そして無事、大山山頂に辿りつき、ご来光を見ることができたのでしょうか?
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今日は、思い掛けなく、幻想的な縦走路の雪庇を撮ることが出来、
正月まずまずの1日なりました。

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