平成28年5月1日 キリン峠から槍尾根縦走(その1)
5時半、朝早く目覚めた。寝る前に山行きの身支度を調えていたので6:15分に自宅を出た。
今日も快晴である。蒜山を通り抜け鏡ヶ成から大山環状道路に入る。
青空と山麓の新緑の中に大山が浮んでいる。
朝7:30分頃の大山環状道路
木谷のブナ林、枝が延び道路に覆い被さり緑のトンネルになっている。
新緑が柔らかく写る。
文殊堂に車を置き文鳥水から木谷に入ってキリン峠に登り槍尾根を縦走するには絶好の日である。
文殊走に車を置くと早速に次の車が入ってくる。
何時ものメンバーだ。後追いする事になるが、いっしょして同じコースたどる事になった。
クロモジの花のようであるがよくわからない。
スミレの花である。
種類がたくさんあり勉強不足ではっきりした名前はさだかではでない。
木谷を詰めキリン峠間近になると新緑が少なくなり芽吹きが始まったころの風景になる。
このガレ場からの急登りはキリンの草付きまで20~30分かかる。
谷の一部に雪が残っている。この谷をそれて左の草付きを登り頂点の白看板を目指す。
草付きに出ると強い風が吹いていた。
写真撮りに霧中になり帽子の固定を忘れていた。飛ばされて、拾いに手間取っていた。
常連さんが上部で一息中。斜面に浮き出る良いアングルである。
これから、3人の後を追ってその登山風景を撮って行くことになる。
やっとキリンを登り、槍尾根の核心部に入った。
彼ら常連さんたちは白いポール(白看板)に向かって、このぼろぼろの岩場をくねくね登るのである。
私はその出で立ちを下からカメラ目線でのぞき込んでいる。
白看板まで登って一安心、振り返ると蒜山をバックに烏ヶ山の頭がそびえている。
新緑の進み具合が良く分かる。尾根歩きのすばらしさも満喫することが出来る。
これからの槍尾根の稜線歩きは素晴らしい景色が拡がって来る。
大山登山で私が一番好きなルートである。たぶん彼らもそう思っていることであろう。
槍ヶ峰の左脇に剣ヶ峰、その頂上の碑がはっきり見えてきた。
素晴らしい槍尾根をゆっくりゆったり眺めている間に遅くなってしまった。
槍先に近づく常連さんたちの姿も遠くになった。
槍先を少し下り、左に巻きながらまた登れば何時もの一息休憩場所1692である。
1692へは15分もかからない。
足が重い、水分不足とエネルギー不足か。?
1692から見る剣ヶ峰と弥山に続く尾根、南壁はそぎ落とされたように切り立っている。
ここで休憩、エネルギー補給に行動食のパンを食べる。水分もコンビニで買ったウーロン茶でたっぷり補給した。
登山者が三ノ沢から1人2人と登ってくる。
1692でゆったりして足のだるさが取れたので天狗ヶ峰から剣ヶ峰に向かう。
(その2)に続く。