群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

2-1 青空に浮かぶ冬の大山の稜線を見たくて

2021年02月10日 | 大山と自然

令和3年2月6日 ・・・青空に浮かぶ大山の稜線を見たくて、冬の大山夏山登山道を登る・・・

7時45分 大山寺南光河原から登山開始、天気予報晴れマークの休日はたくさんの登山者が弥山山頂を目指します。
アイゼン、ピッケル、防寒具、水1.2ℓ、カップラーメン、カメラなどいつもよりザックが重く、ゆっくりゆったり登って11時15分に弥山山頂着14時50分下山。
7合目まで大山の尾根には雲が掛って稜線は見えませんが、8合目から時折風強く風に乗ってガスが流され時折稜線が覗きます。
大山の稜線からガスが飛んで剣ヶ峰が現れる時を弥山山頂(三角点)でしばらく待ちました。待ったかいあって青空が拡がり稜線が現れシャッターの連打、後の写真振り分けが大変でした。

6合目の登り、ガスの中に光射す元谷

 

7合目付近で一息、振りかえるとたくさんの登山者が続いていた。

 

8合目、今年初めて着けたアイゼンで足が重く一歩がきつい。
ガスが飛び青空が拡がる稜線を期待し、先行の登山者を追いつつゆっくり一歩ずつ山頂を目指しました。

 

ガスに霞む別山とユートピヤ小屋の建つ稜線、見えそうで見えない姿これもありかなと思いつつ写真撮り。

 

弥山山小屋を目指して9合目のなだらかな雪原を足を休めながら登って行く。

 

ガスが覆う9合目の雪原。
ダイセンキャラボクは雪に埋もれ、木道は片隅が雪の合間からチラリ。

 

雲が取れ眼下に弓ヶ浜半島と美保湾がクッキリ、振り返ると高度感があります。

 

青空のなかにエビのシッポがクッキリと浮かぶ。

 

弥山尾根に2人、北壁には冬限定の登山アルペンルートがあると聞きます。 弥山尾根、別山尾根、8合尾根。。。北壁の単独登頂のスキルなしの私は無理です。

 

北壁をスキーで下るのか!!
少し見学しましたが途中で立ち止まって、その後はどうしたかな?

 

弥山山頂は狭い。剣ヶ峰と稜線を眺める三角点の場所は登山者で賑わっていた。
今日は凍えるほどでなく私は弥山山頂に留まって、稜線からガスが取れるまのを待ち雄大な大山を撮ることが出来た。

 

風が吹き抜けると、ガスが取れ大山の稜線と剣ヶ峰が一瞬現れる。その連続の中でタイミングを見てシャッターを押します。

 

稜線にトレース跡、剣ヶ峰に続いています。遠くに登山者の姿が見えました。

 

弥山山小屋の1階は雪に埋もれ雪原と屋根が一体化、小屋の中は登山者でいっぱいと考え昼食やめて12時15分山頂を後にした。
屋根にソーラーパネルの設置あるので屋根に乗らないように。

 

すっかり雲が取れて青空に、クッキリと大山の稜線と剣ヶ峰が見えた。コントラストのある稜線の連なりが素晴らしい。

 

下山時の9合目、迂回路を下りました。

 

迂回路から9合目の広大な雪原を見上げて気分は最高。

 

午後はガスが取れ青空いっぱい、くっきりユートピヤ小屋の稜線が出ていました。

 

8合沢の滑降準備。北壁を見つめるスキーヤー、雪原を滑るスキーヤー、一ノ沢と大ノ沢の中間に向かうスキーヤー、大山弥山山頂はスキー、スノボーの天国!!。。。
私は7合目からピッケルをブレーキ代わりにして、尻セードで元谷直行で早い々。

元谷に下山して大山北壁を見上げれば逆光。太陽を避けて北壁を。。。
14時50分下山。


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