縦横の願いの糸や夫婦愛
(中島みゆきの「糸」名曲ですね)
マザー・テレサの命日にちなみ、国連議会で9月5日に記念日制定された国際デーのひとつ。
これはテレサがノーベル賞の授賞式で「どうすれば世界平和が実現できるか」という質問された時の言葉だそうです。
秀逸な回答(名言)です。
”愛” そう聞くと、どこか抽象的でつかみどころのないもののように聞こえてしまいます。まあ実際、愛とは概念(抽象)なので、言葉で説明するのはきわめて難しいかもしれません。
例えば、マザー・テレサは愛についてこう言っています。「愛はいつでも旬の果物で、誰の手にも届くところにあるのです。‐マザー・テレサ‐」
重要なのは「あなたは毎日十分に誰かを”愛している”か?」ということです。
けれど、人はその気になれば「愛するもの」の定義をどこまででも広げていけるし、愛する定義を広げていくことこそが、幸せな人生を送るカギなのではないかと思っています。
例えば、人はペットは動物としてときに家族のようにかわいがりますが、スーパーで売られている動物(食品)には微塵も愛情を示しません。
自分と家族→他人→その他の生物→その他のモノなど、という具合に人は自分の中で愛する優先順位をつけ、多くの人は「自分と家族(友人)」くらいしか愛そうとしません。
当然といえば当然の話ですが、その愛する優先順位をなくし、すべての生き物を愛せるようになることができれば理想的です。(マザー・テレサはその境地にかなり近いところにいたのではないかと私は思います)
ただ、そうは言ってもそれは決して簡単なことではないと思うので、まずは「自分と大切な人たち」くらいはしっかりと愛すことから始めてみてください。
「自分はできている」などと勘違いしないことです。多くの人は、大切な人たちを愛することすらできていないのが現状だからです。
例えば、家族を大切にしていると言いながら、毎日家族と過ごす時間を作れていないビジネスマンは大勢います。
十分に愛することが出ていれば、毎年あれほどの数のカップルが別れるなんて事態は起こらないはずです。
「人を愛する」とは、ただ”自分が愛してると思う”だけでは不十分です。
愛する人に「愛してる」ことを言葉や行動で伝え、その想いを共有することです。
もっと愛する人と時間を共にしてください。その人たちのことをもっと真剣に考え、自ら与えるのです。
「いかに愛せるか」これこそが、あなたの人生の価値を決め、人生の幸福度を決定するといっても過言ではないでしょう。
そして、誰かを愛することと同じくらい重要なことは「自分を愛する」ということです。
今日の最悪の病気はハンセン病でも結核病でもなく、自分は不必要だという思いである。‐マザー・テレサ‐
マザー・テレサの名言にあるように「自分なんて」という思いはあなたの精神を蝕み、やる気も行動力も夢も希望もすべてを奪い去ってしまいます。
自分を心から認め、愛することができない人は、本当の意味で幸せになることは到底不可能なのです。
(「私は自分が大好き!」と笑っている人で、不幸そうな人をあなたは見たことがありますか?)
「自分を愛し、それと同じくらい他者も愛する」その意識を持つことが、人生をより豊かにする秘訣の1つではないかと私は思います。
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自分を愛すること・・まだよくわかっていないようです。
再認識させてもらいました。
まだまだ知らないことは多いですね。