もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
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中秋の名月

2021-09-21 04:17:22 | 短歌

オホーツクの海を照らすは名月の太く明るき光の道や

(中秋の名月は日没と入れ替わりのように上がってきますので、大きくて美しいです)

        

中秋(ちゅうしゅう)の名月はいつ?→2021年は、9月21日(火)です。

お供え物をしてお月見を楽しむ満月の日。

別名「十五夜」とも言いますね。

中秋の名月とは、旧暦8月15日の夕方に出る月のことで、現代では代替9月中旬~10月初旬です。

旧暦は月の動きに基づいているので、月の形を見れば日付が分かるようになっています。

新月の日が1日、満月の日が15日。

カレンダーなど売っていない時代には、月はどこでも見ることができる便利なこよみ代わりでした。

満月を表す「十五夜」という言葉はここから生まれています。

中秋の名月は夕方って決まっているの?というと、秋分のころ(9月23日前後)の満月は、だいたい18時ごろに上ってきます。ちょうど日没と入れ替わりですね。

中秋の名月は、1年のうち1日だけを指します。

十五夜は、中秋の名月を指す場合もありますが、単に満月の夜のこと(年に12〜13回ある)を指す場合もあり、二通りの意味を持っています。

中秋とは、「秋の真ん中の日」という意味です。

旧暦では、1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋、10~12月を冬としていました。

8月15日は秋の3カ月間の中で、ちょうど真ん中の日にあたります。

この日に月を観賞する習慣は、平安時代に中国から伝わりました。

のちに庶民にも広がり、秋の収穫物を供えて実りに感謝する行事となっていきました。

東アジアでは今でも盛んで、中国、台湾、ベトナムでは「中秋節」といって春節とならぶ大きな行事。

月餅(げっぺい)などを贈り合います。

韓国でも「秋夕」といって、前後ふくめて3連休の祝日になっています。

発祥は違いますがアメリカにもあり、英語ではハーベスト・ムーン(収穫の月)と呼びます。

アメリカでの定義は「秋分の日に一番近い満月の日」、ほぼ中秋の名月と一致します。

これはネイティブアメリカンの文化からきていて、日没と入れ替わりに満月が上ってくるため、夜までトウモロコシなどの収穫作業ができるほど明るい…というところからの呼び名だとか。

秋の実りに感謝する気持ちがこもっている点は同じですね。

中秋の名月は満月とは限らない?

旧暦8月15日の夕方は、厳密な意味で満月とは限りません。実際には1日ほど遅れることがよくあります。

お月見といえば月見団子、山のように盛るイメージがありますね。

満月の形を模したといわれますが、昔は里芋が主流だったようです。

室町時代ごろの和歌や日記に、掘ったばかりの里芋を水炊きにして、高く盛ってお供えした…と書かれています。

「芋名月」の名前はここからきています。

そのため、里芋を茹でた「きぬかつぎ」をお供えする場合も。

また、名古屋エリアでは月見団子といえばしずく型で、これも里芋をかたどったといわれています。

お団子は置いておくと硬くなるので、一度お供えしたら、月を観賞しつつその日のうちにいただきましょう。

月見団子には、よくススキがセットになっています。ススキには魔除けの意味があるのだとか。

また、実りを象徴する稲穂に似ているので、神様の依り代(よりしろ)という意味もあります。

ススキも秋の七草のひとつですが、ススキと一緒に、他の秋の七草もお供えしてみてはいかがでしょうか。

ハギ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ…、どれも9月ごろに花期を迎えます。

ちなみに、ススキの稲穂のような部分も花穂(かすい)といってれっきとした花。

オミナエシは切り花にすると少し臭う難点がありますが、大輪のキキョウはきれいでおすすめ。

ハギやナデシコなども風情があります。

以上出典は

2021年の中秋の名月(十五夜)は9月21日!お月見の風習やお供え物について解説|じゃらんニュース (jalan.net)

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昨夜の月も見事でした。

月の出が早くて、地球に近いのできれいなんだと思います。

今夜は庭の芒と萩、そしてお団子でお月見を楽しみましょう