生涯は学びだからと思ひしもかくかくしかじか出来ない理由
(頭では思っていてもなかなか継続は難しいものですが、好きなことは続けられます)
1965年のこの日、イランのテヘランで開かれた世界文相会議でイランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことを記念して、ユネスコが制定。国際デーの一つ。
「識字」とは、「文字の読み書きができる」という意味で、現在世界には戦争や貧困等によって読み書きのできない人が10億人以上いると言われている。
国際識字デーのねらいは個人とコミュニティ、そして社会にとっての識字の重要性を強調すること。
世界中で式典が行われる。
およそ7億7600万人の成人には最低限の識字スキルすらない。世界中で5人に1人は読み書きができず、そのうち3分の2は女性である。7500万人の子供は学校に行っておらず、さらにより多くの子供は定期的にいかないか、中退している。
UNESCOの"Global Monitoring Report on Education for All (2008)"によると、南アジアと西アジアは成人識字率が一番低い(58.6%)地域で、サブサハラが二番目に(59.7%)、アラブ諸国が三番目に低い(62.7%)。世界で一番識字率が低いのはブルキナファソ(12.8%)で、以下ニジェール(14.4%)、マリ(19%)と続く。
このレポートには識字率と貧困、そして識字率と性差別の関係がはっきり表れている。
2007年と2008年のテーマは“Literacy and Health”である。このテーマは国連識字の10年の内2007年と2008年の強調でもある。
特に2008年の国際識字デーではHIVや結核、マラリア等の伝染病など、世界で一番重要な、公衆衛生に関するいくつかの懸念に主眼を置いて強調された。
書かれた言葉のもつとてつもない価値へ人々の意識を高めることと、識字社会を促進する必要性から、多くの文筆家がUNESCOを支援している。
識字能力の問題への意識を高める事に貢献しているのは文筆家だけではない。
文筆家が戦うそばで、さまざまな会社と慈善団体が非識字との戦いをサポートしている。
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識字率の一番高い国は99.9%のキューバだそうです。
日本は識字率の非常に高い国として99.0%という数字を割り振られているそうです。
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私の小学生の頃亡くなった父方の祖母は明治生まれで字が読めなかったですが、薬を間違えずに飲むおばあちゃんに母が聞いたら、薬の箱には腹が痛いときはそのような絵が描いてあり、大丈夫だと答えたそうです。
日本の漫画文化にはこんなことも一役買っているのかもしれませんね。
世界のほとんどの国は文字が2種類以下、三種類(漢字・ひらがな・カタカナ)あるのは日本だけだとか・・。
読み書きそろばんは私たちの年代は必須でした。
小六の孫は先日、全国学力調査で、国語と算数のテストだったそうです。
北海道は低いみたいです。