今日の日もお守りくださる神々へ唐黍供え感謝するなり
(神々様・仏様へはお願いよりも感謝をしましょう!)
私の産土神社
社日とは、生まれた土地の神様をお祀りする日のことを言います。
生まれた土地の神様のことを“産土神”と言うのですが、社日の社はこの産土神のことを指しています。
産土神は、土地の神様と言われているものの、土地に根付いているというよりかは、その土地に生まれた人に一生ついていると言われています。
そのため、後に引っ越しをして土地を離れたとしても、産土神は生涯に渡って自分を守ってくれるありがたい存在と考えられています。
社日は、「春の社日」と「秋の社日」の年2回あります。
これは、昔は農業が生活の中心であったことから、春の田植えの時期と秋の収穫の時期は一年の中でも特に大切とされてきたため、その土地の神様である産土神をお祀りすることで、五穀豊穣を願ったり、感謝したりしていたと言われています。
社日は、春分の日、秋分の日にに近い戌(つちのえ)の日になります。
つまり、2021年の春の社日は3月21日、秋の社日は9月27日です。
戌の日とは、馴染みのある十二支と同様に暦に用いられる十干(じっかん)の一つです。
なぜ戊の日が社日に選ばれたかと言うと、つちのえ=土の兄(え)から土地の神様を祀るのにふさわしい日となったようです。
社日祭では、その土地にちなんだものをお供えするため、地域によって異なるのですが、一般的には春の社日には麦や米をお供えして、その年の豊作を祈願します。
秋の社日は収穫したばかりの新米を一升瓶に入れ、お銚子に入れたお酒やおはぎをお供えするところが多いようです。
また、地域によっては最初に刈り取った稲(初穂)をお供えして、収穫を祝う風習があるところもあります。
地域によって違うため、お住まいの場所はどのようなお供えをしているのか、一度調べてみるのがよいでしょう。
なお、地域性に限らず、社日祭は土地(土)の神様をお祀りするため、海のものや川のものをお供えするのは控えましょう。
社日は土地の神様をお祀りする日として中国から伝わったものですが、日本には古くから自然信仰、田の神信仰が根付いていたため、春の社日には豊作や五穀豊穣を願って、秋の社日は収穫に感謝する意味を込めて、お祭りやイベントが行われています。
これらのお祭りは、春には田の神様が地上へとやって来ることから「地神降り」、秋にはその神様が山の方へ戻ってしまうことから「地神昇り」、親しみを込めて「お社日さん」などと呼ばれています。
また、土地=土に関わる神様ということで、土に触れるのは失礼にあたるとしこの日は土を触らないようにして、農作業をお休みにする地域もあるようです。
社日(しゃにち)はあまり聞き慣れない言葉ですが、自然信仰、田の神信仰が古くから根付いている日本においては、昔から大切にされてきた雑節の一つと言えます。
地元や地域で子どもの時に、春や秋になると豊作や収穫をお祝いして神社でお祭りや行事が行われていた記憶があるとしたら、それは春の社日、秋の社日のことかも知れません。
社日は、その土地の神様である産土神をお祀りする日となっており、各地域によって様々な風習があります。
彼岸やお盆など、日本ならではと言われる行事に比べて知名度は低いようです。
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以前から気になっていた社日を調べてみました。
ざっくり言うと今日は産土神に感謝をする日という事ですね。
日本は北方系・大陸系・南方系などから様々な影響を受けて成り立っている国だという事が分かりますが、影響を受けつつも世界の中では国として2,681年の歴史があるそうです。
初代の神武天皇が即位されたのが紀元前660年2月11日とされています。
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日本人の気質が大きく縄文人に由来されているようです。
話がそれました。