オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

ANKH納品&Hailey1.2再セッティング♪

2019-03-29 15:03:43 | お客さま宅
今回は相模原市のお客様宅までANKHの納品とスピーカーの再セッティングに行ってきました♪

ANKH1が2台とANKH2が2台です。

まずはANKH1をセンターに2台並べるやり方と、1台をリスナー後方に設置するやり方を比較試聴♪
今回のお客様宅は後者の前後に1台ずつが良い感じです!!

さすがANKH、かなり良くなりました!!

が、

しかし、それによってスピーカー位置の微妙なズレを感じ、再セッティングです!

これは極当たり前のことです。

ルームチューニングが整ってくるとスピーカーの定在波の干渉するポイントがずれてきます。
定位の前後にダブりを感じ、低域のフォーカスが良くなったとはいえ、今までの経験上、こんな変化ではもう1つ上がある!
音は結構違うんですが微妙なポイントでもあるので経験がないと分からないと思いますが…

結局結果はこうでした!!




左右で1.5cmずつアウター側で若干内ぶりでピッタリです!!

この時点で、お客様が「こんなちょっとで?これは全然よくなりましたね!」とANKHを設置したときよりもその後にSP再セッティングしたときの方が驚いておられました!

なので、遠方の方でも納品に行かせて頂き、再セッティングしないとせっかく導入していただいた製品の真価を発揮できないんです!

その後は仕上げで、水平と仰角と左右の関係性の一致させることで立体的に細部までピッタリときます!




セッティングごはこんな感じですが、左右で合計3cm~4cm程度しか動いてないので最初の写真と殆ど見分けつきません。笑

低域の実在感とエネルギーが音階によって変化が少なく形がグンとアップしてリアルです!
定在波の干渉がいかに低域の音階を曖昧にしていたかが良く分かります。
音場も広大になりサイドで聴いていても音の広がりが凄く広いにもかかわらず立体的なのでセンターにステージがちゃんとあります♪
ANKHは優秀なルームチューニングですがセッティングも合わせてやる必要がありますね!



ご興味ある方は是非ご連絡下さい♪

どうもありがとうございました♪

こんなConfidenceC2SIG聴いたの初めてです♪

2019-03-12 15:50:46 | お客さま宅
Dynaudio社のConfidenceC2SIG及びPlatinumはコアお奨めのスピーカーの1つですが、このお客様もずっと使っていただいております!

当店のお客様は相当数セッティング実績ありますので、C2の特性や癖、盲点などノウハウはたくさんありますが…

今回、YGのRack1.1オーディオボードをご自宅試聴のご依頼を頂きお伺いしたときにC2の能力の高さにお客さん共々驚愕!!

ボードはdCS社のスカルラッティトランスポートの下に敷きました!

コプラーレのラックなので、それはそれは次元の違う音だったんですが、このYGボードを敷くまでは。。



こんな感じで重ねても意外とうっとおしくなくデザインもバッチリです♪



音はと言いますと…

ほんとビックリです!!

先日同社DynaudioのSP25の時と同じで、ConfidenceC2SIGの音でこんな音聴いたのは初めてです!!

ディナウディオとは思えないほどのリアルな低域、中域は全く滲みのないリアルさに驚き、高域も揺らぎの無い消え際のディティールまで超リアル!!

やっぱり、今までの音はスピーカーから出ているリアルなハイエンドサウンドであって、あくまでもスピーカーから出てきている音という印象が、このYGボードをCDトランポに敷いたら、スピーカーの存在がスパッと消え、リアルな音楽だけがそこにある!って感じです。

実はコアの試聴ルームもCDトランスポートに導入用として1枚仕入れていましたが、今は実売に回してしまい、展示はFM411MK3のみの1枚。

あまりにこの音が凄かったのでコアの試聴ルームに戻ってお客様と同じソフトを聴きなおしましたが、YGのスピーカーHailey2.2でもあのConfidenceC2SIGの音が出ない部分があったんです!!(~_~;)

早く展示用に入荷しないかと心待ちにしています。(^_^;)

是非、3/16と3/17の比較試聴会でデモしますので聞いてみてください♪

Ventoウォールパネル音響設計施工のお話♪

2019-02-19 11:21:41 | お客さま宅
エスカートのホームページに当方の施工お客様のオーディオルームが掲載されました♪
https://www.escart.jp/products/vento/wallpanel/cases/ex2/?fbclid=IwAR0fahu0SuxvI1_lvj3vEuZgfE-jz6IvPlxusiuVKs6Z431Fz6hLSfvKvgQ

今回のお客様は天井のみを設計施工させていただきました。

天井を当方のノウハウを基に下地します。
ついでに照明も新しくしました。






そして、エスカート社のVentoウォールパネルが到着です。
色も細かく指定してサイズもミリ単位でカットしてもらいました。


施工はノウハウを基に工事業者と綿密に打ち合わせ指示しました。








パネルの取り付ける位置詳細はこちらで波長計算して決めました。


ご予算を極力抑えながらノウハウを投入して最高の音楽ホール並みのオーディオルームが完成です♪
ご興味ある方はご相談くださいませ♪

dCS社Vivaldi DAC納品しました♪

2018-11-26 11:56:48 | お客さま宅
いつもお世話になっております、横浜のY様宅にdCS社VivaldiDACを納品いたしました。
いつもありがとうございます。

今回でハードは最終章を迎えます。
当初から構想通りのシステムとなりました。

そしてサウンドも分かってはいましたが構想通りを遥かに超えた超ハイエンドサウンドとなりました♪
何故、DACでこんなにも凄いサウンドになったかと言いますと…

DACだけが凄いわけではなく、FMAのアンプやYGのスピーカーも凄くて、DACの圧倒的な情報量によってFMAもYGも、そしてヨルマのケーブル、リプラスの電源タップやインシュレーター、そして細かいセッティング一つ一つが機器の能力を一気に花咲かせた!というわけです。
それと、機器の音が一気に無くなった感覚に襲われます。

自ら奨めているメーカー、製品ですが、改めてこうやって最後の段階の素晴らしいサウンドを聴くと、今までやってきた全てのノウハウに狂いが無かったととても自信が出来るし、やっぱり凄いものは凄い!という反面、何一つ疎かでも真価を十分発揮できないことを痛感しました!

こぢんまりとしたシンプルなシステムですが、どんな凄い超ド級システムよりも圧倒的に勝っているのは、部屋にマッチしたサイズと音量がジャストフィットでこれを聴くとどんな凄いシステムでも聴いたことのない世界がここにあります。
要するに、2000万円超えの大きなスピーカーシステムを相対的に小さな部屋に設置し、小音量で聴くなんて、全く迫力もクォリティーも真価を発揮しません。
6畳、8畳の部屋でならこのくらいの大きさのシステムが超ハイエンドサウンドの世界を描くのです!!

出来たら皆さんにほんと聴いて欲しいですね♪

そんな本来の音とは程遠いですが、PS AUDIOのDAC(M2TECHのクロックとアップサンプラーを通して)かた、dCSのVivaldi DAC(USBダイレクト)のサウンドの違いを動画を撮りましたので是非どうぞ♪

M2TECHのクロックや変換、アップサンプラーを通してのPS AUDIO社DACのサウンドです。(dCS納品前)


コアお奨めのdCS社最高峰Vivaldi DAC納品後のサウンドです。










これからは、これらの機器の真価をもっと発揮できるよう、更に緻密なチューニングをしていく方向になりそうです♪

YG Acoustics CarmelⅡ納品セッティング♪

2018-10-05 13:17:08 | お客さま宅
今回はいつもお世話になっております横浜のY様宅にYG社のCarmel2というスピーカーを納品セッティングしてきました♪

今まではDynaudio社のConfidenceC1Platinumをご愛用されていまして、FMA導入時に恐るべきC1のパフォーマンスを感じましたが、今回はCarmelⅡというコアで一番お奨めしているメーカーYGの同じ2ウェイです。
大きさはむしろC1よりも小さいんです。

C1はこんな感じでした。


今回CarmelⅡはこんな感じ。


Y様のお宅は事前に部屋の寸法を教えてもらっていて200Hzまでの定在波の干渉の無いポイントを計算して設置。

YGは密閉なのでほぼダイヤフラムの位置で正確にセッティングできます!

そして、水平を取り、左右の仰角や左右触れ幅を補正して左右が正確にピッタリ来るようにします。






そして音だしして位置決めをするんですが…

先日、ACCAのデモ機を聴いた時よりも圧倒的なクォリティーにお客様もACCAの社長もビックリ!!
シングルワイヤーの素晴らしさだということでした!


バイワイヤーは、完璧に同じケーブルを同じ長さで接続する以外はデメリットが絶対にあるのでシングルワイヤーで高品位のスピーカーケーブルを使用することをお奨めです!
逆起電力というのは30cmもあれば影響ないので、シングルでキッチリ位相を合わせたほうが圧倒的にいいですね!

微調整(2~3cm以内)をして、Y様の好みの音にピッタリ合わせでマーキングしました!


YG社は位相ズレが5度しかないので、セッティングやボイシングをしっかりすると音が激変します。

動画撮ってみました♪
C1はこちら。


CarmelⅡはこちら。


スピーカー(オーディオ)の存在がなくなりますね。
この音量でこの音密度は位相がピッタリあってるからこそ実現できるエネルギー損失量の少なさです。
素晴らしいです。

是非、県外でも私自らがセッティングにお伺いしますのでご興味ある方はお問合せくださいませ♪

YG Acoustics アップグレード作業♪

2018-09-09 12:51:42 | お客さま宅
今回こちらのお客様はANATのエンクロージャーですがユニットやネットワーク内部はSonja仕様でしたが、最新XV仕様の2.3にアップグレードです。



変更点はSonja1.3から2.3のアップレードと同じで、ツィターユニット交換とそれに適合したMID-HIネットワーク交換、LOWネットワークはヴァイスコイル搭載のネットワークに変更です。

これが最新ビレットドームツィター。


手前が最新LOWネットワークヴァイスコイル搭載。


これがMID-HIネットワーク。


要するにエンクロージャーとウ-ハーユニット、ミッドユニット以外、最新に全て交換です。






ANATなのでWBTターミナルでしたがこれもYGオリジナルターミナルに全て変更。


私とACCAのK社長と同時に作業しましたが、もちろんですがネジのトルク管理は左右合わせるために私が全てチェック作業しました。

出てきた音は…

YG恐るべしです。

全ての音域に、電気的機械的ロスが全く感じずストレスが全く無い感じで、全ての音が自然に出てきます。
たくさんのユニットから鳴ってる感じが全く無く、あたかもフルレンジユニットがなっているかのようなのに、超低域の見えるような階層のある低音から超高域の立体的な空間の倍音まで限りなく幅の広いキャンバスの中にびっちりと音楽が存在しています。

音的にどんどんスピーカーが鳴ってる感じがなくなってきていますね。
音楽がそこにある!って感じは、当店が扱っているあらゆるメーカーの音と同じです。

機械式腕時計ショップWING富山店様にこだわりのオーディオ導入♪

2018-06-11 11:53:09 | お客さま宅
富山県富山市にあるこだわりの機械式腕時計正規販売店のWING富山店さまにオーディオを導入させていただきました。

WINGさんは北陸に4店舗も展開する腕時計の専門店で有名店です!
https://www.wing-rev.co.jp/

あくまで私の主観ですが、
あえてブランド重視ではなく、本来の機械式時計の素晴らしいロマンのあるメーカーだけを扱う本質をついたお店だと思いました。
コアのオーディオの価値観と一致する部分が多くオーディオもコアのこだわりをご提案させていただきました。

概観はこんな感じでとっても素敵です♪

※写真はWING様より

スピーカーはイタリア製のソナスファベール社です。

バックにはブライトリング社のブースですが箱が置いてあるだけで様になります!

見えない底にも手を抜かない職人技が見て取れます。

この価格ではあまり見かけなくなった素晴らしい本国イタリア製品ですね!

アンプはオーストリア製のAyon社です。
あまり馴染みないメーカーかもしれませんが、オーストリアで有名なハイエンドスピーカーメーカー「ルーメンホワイト」と同じ会社です♪

真空管はKT150を使用し、3極管接続モードも選べてバイアスもコンピューター監視の真空管アンプです♪


スピーカーケーブルはアメリカ製のノードスト社を選択しました♪



ケーブルは隠したいのが普通の心理ですが、あえて見せる演出と、このデザインには伝送理論に基づいた機能美であることがポイントです!

オーディオラックはイギリス製のクワドラスパイア社です。

こちらも、平行する面をなくしラウンドすることで内部共振定在波をなくしシンプルな構造で音質と美しい機能美デザインを確立。

電源にもこだわりを♪

こちらはメイドインジャパン製のオーディオリプラス社のエアクラフトアルミ合金削り出し電源タップ。
機械式時計のメカのこだわりにも似た特別な金属の削り出しです。

スピーカーを駆動するエネルギーの源は100%コンセントから来る電力を使っていますが、外から色んな高周波ノイズが殆どここから混入していて、このタップで誘導し熱変換することができ、想像以上のS/Nにいつも驚きます!

そして音源はWINGさまのご要望であらゆる音源に対応したいということであえてこちらをチョイス♪
日本のメーカーでマランツ社のCDネットワークレシーバーです。

あえてなぜこれかと思うかもしれませんが、これ1台でネットワークを組まなくても簡単に再生できるのが魅力なのと、この手のネットワーク音源は5年もすれば色々規格が変わってそのうち新しいのもに入れ替えを余儀なくされる可能性があるので、あえて拘りのハイエンドを選びませんでした。

真空管アンプやスピーカーやラックやケーブルや電源周り(音源以外)は10年経っても20年経っても規格は変わりません。
なので、それらはめいいっぱいこだわってもいいのです。

設置後は電源極性チェックしたりしてボイッシング終了後は、小さな音量でもお店いっぱいに音楽が浸透する空間になりました♪

















とっても素敵なお店です♪
趣味性の高い製品を扱うお店に趣味性の高い家具やオーディオがあって空気感や細部にまで抜かりなく、そして店員さんの知識も価値観も高貴で、全てが合致していて素晴らしいです。

是非、ご興味ある方はWINGさんに足を運んでみてくださいね♪

横浜のお客さま宅にアンプの終着駅「FM Acoustics」納品してきました♪

2018-06-05 09:05:06 | お客さま宅
お蔭様で最近FMアコースティックの問い合わせや修理、技術的なお話など、全国各地から受けております♪
日本で3店舗のみの特約店ですのでコアは全国どこへでもお伺いいたします!!

今回は以前からお世話になっております横浜のお客さま宅Y様へFMAの納品です♪

福井からは片道500km!
お客さまの大切な製品だし、金額も金額だけに自走してお持ちしました♪




7時間掛かってようやく夜に横浜入り!


ホテルの客室からは横浜の素敵な夜景です♪


翌朝、色々セッティングのシュミレーションを考えながらホテルを出発♪


実はY様は福井に一度比較試聴に来られ、コアがお奨めする3大メーカー、FMAとYBA-SIGとSpectralの3社の中から選びたい!とのことで、とってもナチュラルで素朴なのに圧倒的なニュアンスの差でFMAを選ばれたという経緯がありました。
しかし、とっても高額なアンプゆえに果たして自分のシステムや部屋でFMAの良さがちゃんと出るのか!?ということでしたので、先日ご自宅での試聴をしていただき、今回スイスのFMA社にオーダー、1ヵ月経って入荷し導入に至ったというわけです♪

プリアンプはFM155MK2R、パワーアンプはFM411MK3です♪
これ想像以上の組み合わせなんですがパフォーマンスを発揮すべくケーブルの加工なども済ませYさま宅にて納品セッティング♪

先日Yさまご自宅にコアの展示のFMAを持ち込んだときに色々アクセサリーや電源タップの見直しなどしたんですが、さすがFMAだけあってアクセサリーの効果や設置工夫の効果が顕著に出て鳥肌モノの芸術的な音が出たのでそのままご提案通りとなりました。

ここに書くのは全ての工程ではありませんが抜粋して載せました♪

FM411MK3のACプラグ交換。
これはリプラスの人気品で想定外のコスパです!!

そしてFM155MK2Rの純正インシュレーターは単なるスポンジなのですが、これをコアお奨めのインシュレーターに交換!
軽いので3点支持ですが、インシュレーターとボディとをそのままではなく薄いテープで3点支持で動かないように留めます。
これはリンギング防止にもなり意外と効果大なのでお奨めです!




そして念には念を!ということで、FM411MK3のSPターミナルのクリーニングですが新品なのに結構黒く汚れが取れます!
アルコールではなく特殊なオイルで汚れを分子レベルで浮かせます。


それから、純正のFM専用バナナは工具を使ってキッチリと締めこみます!
これは以前にも実験で書きましたが、DFが全然違ってきて音が全く違いますので手締めはNGです。


FM411MK3の足元はGRインシュレーターを使いますが、ここでもノウハウあり!
FM411MK3は5点支持なので5個を純正インシュレーターの下に敷きますが…

純正インシュレーターの真ん中の脚が0.8mm程度浮いているんです!!
これはコアの展示も同じで歴代のFMAのパワーアンプ全てがそうでした。
多分ですが、FMAでは普通にシャシにインシュレーターを5つつけてるだけに過ぎないと思いますが、真ん中の脚が浮いているのは構造上の問題だと思います。
そこで真ん中の脚に0.3mm程度シムスペーサー的に入れていき、インシュレーター5個の圧力が同じになるようにします。
こんなことですがこれもかなり音に影響あるんですよ!!!


他にもいろいろたくさんチューニングポイントありますが書ききれないのでこのくらいにしますが、やっぱりFMAのサウンドは別格です!!



スピーカーはC1ですが、今まで聴いたことのないC1のサウンドにビックリします!
C1の能力の高さにも驚きます!!

ちゃんと真ん中で聴かなくても、時々「ん??」って振り返ることが何度もあるくらいドキッとしてあたかもそこで演奏しているのか?という錯覚をします。
これがFMAです!

同じアンプでもこれだけ訴えかけてくるものが違うと不思議な感じがします。
内部の回路や部品、設計を見ても、見た目では他社と大きくは変わりません。
やけにシンプルだな~と思うくらいです。
多分ですが、アンプを作りたい!!と思った最初の思想が違うんだと思います。
それはマニュエルフーバー社長と以前話をした時に、とてもそれを感じたんです。

生演奏を再現したい!という思いが強く伝わってくるアンプは今までFMAほど強く感じたアンプはなかったですね。

毎日が音楽三昧で楽しくて仕方ない感じで、Yさまには大変喜んでいただきました♪
今回もどうもありがとうございました♪





YGアコースティックANAT-XV?仕様完成♪

2018-04-01 12:27:54 | お客さま宅
お客さま宅のANAT3(Sonja仕様)をXV仕様にしようという計画を実行しました!

昔から背が高すぎるので何とかしたいとお客さまに言われておりまして…
ふとしたお客さまのアイディアがSONJA-XVの仕様とリンクしてこれはいけると確信したんです!(^・^)

SONJA-XV-Jrはこれ♪



2700万円です。(^_^;)

お客さま宅のANATはエンクロージャーがANATというだけで中身はSONJAなのです。
クロスオーバーは下が65HzなのでなんとXVと同じなんです!(^・^)v

ということは、ANATメインモジュール(当時はこれだけで販売していました。)を専用スタンドに乗せ、下のウーハーをXVみたいに別にすればANAT-XVが完成するはず!!というわけです。
もちろんXVは4ウェイなのでXVとは同じにはありませんが、低域のモジュールのみ別にする発想は全く同じということです!

偶々ANAT専用スタンドを入手したのでセッティングできるかどうか位置関係を把握。

内側の黒いのがANAT専用スタンド。

早速メインモジュールを降ろします。


そしてウーハーモジュールを移動し下のボードを外します。


お客さまのスピーカーケーブルは偶々ですが、JORMA社のPRIMEバイワイヤーとシングルワイヤーを2セット使っていますのでそのままでOK!

上のメインモジュール用金具を外します。


そしてヴォイシング♪


ウーハーモジュールを前後すると見事に低域の形と量がリンクします!!
これはYGならではの位相特性の凄さで、ピッタリの場所を探しました♪








高さも通常のSPと同じような耳の高さになり、低域とのマッチングもXV同様でバッチリです!!
予想を超えて素晴らしいサウンドになりました♪

アイディアからこんな仕様のものが出来るなんて、ほんとオーディオって楽しいですね♪






横浜のお客さま宅にANKH納品設置してきました♪比較動画あり♪

2018-03-05 16:42:47 | お客さま宅
今回は横浜のお客さま宅にANKHを納品設置してきました♪

ANKHとは日本音響エンジニアリング社のルームチューニングですが、かなり計算された製品です。
音は部屋の隅々まで行き渡り干渉しないのが理想ですが、吸音してしまっては響きが無くなりますのでNG。
音楽ホールのような倍音がちゃんとありつつ位相干渉が無いようにできるのがこのANKHなのです。
低域までもキッチリとエネルギー干渉が無いようになるのは、他社も色々試してきましたがデメリットが殆ど無いのは過去にこれだけだと思います。
もちろん単に置けば良くなる!というわけではなく、ちゃんと効果のある場所に置くことがコスパを左右します。

お部屋は限られたスペースなのでスピーカー側やサイドには一切置くスペースがなく、リスナー側にしか置けません。
しかしこのリスナー側のルームチューニングが相当影響しているというのは以前ブログでも何度も書いてます。
なので、期待通り先日のデモ試聴でバッチリでしたので、今回は1800mmの特注サイズと天板をナチュラル仕上げの特注を選ばれました。

とても品がよくいいですね♪

さて、ここからは時系列で!

納品はハイエースに満載状態です!

箱から出して

仮に置いて

この日の横浜は暑くてこの時点で既に汗だく。。

とりあえず、設置前のサウンドチェック♪




音量が小さいのでよーく聴いてくださいね♪


DynaudioのC1Platinumが既にとても良いサウンドで鳴っています♪
これだけ鳴ってるC1は他に少ないですし、これ以上どこが良くなるの?という感じです♪

さてANKHの設置です♪

出入り口もANKH…


位置関係はこんな感じ


両サイドはコーナーANKHです。




廊下から見ると

こんな感じ


出入りする際は

1台のANKHをスルスルとズラせばOKです!

1800mmのANKH設置後のサウンドはいかに!!


同じ音量で小さいですがよーく聴いてみてください♪


こんなに小さな音量なのにエネルギーが全く違います。
実際聴くとこれの数倍違うんです!

低域は小音量なのにグンッ!と形になって、中域は奥行き方向にもリアルに形が現れ、高域はリアルに空間の位置関係を表現していて、全ての楽器の音が正確に描写します!
ボーカルはボーカルらしく、ピアノはピアノらしく、ベースはベースらしく、シンバルはより金属っぽいのにボーカルは肉声そのものという、なんとも相反するような音が同時にマルチのように表現できています♪

それぞれの楽器の音が混濁せず分離していて、まるで1個1個別々のスピーカーが鳴っているかのよう、なのにハーモニクスはまるでフルレンジのようなひとつの空間で音楽が生き生き鳴っています。

ルームチューニングなしだと機材の能力は半分も出ていないんじゃないかと思うくらいです。
何度もしつこい様にいいますが、

ハイレゾとCDの差なんて紙一枚の差にしか感じないくらい、

このANKHのルームチューニングは素晴らしい音質向上です。

あくまでもこのANKHがそういう音を出しているのではありません!
システムの良さ、ケーブルの良さ、アクセサリーの良さ、電源の良さ、セッティングの良さ、そして音楽の本当の良さがそのまま表現されてるだけなのです!

是非、ANKH設置をお考えの方は、当店にご相談くださいませ♪

この度はどうもありがとうございました♪