オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
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英国KUDOS社スピーカーシステム試聴しました♪

2024-09-14 16:08:55 | ハイエンド試聴

7月に東京インターナショナルショウのタイムロードブースで聴いた新しく輸入を開始したという英国KUDOS(キュードス)社のスピーカーシステムを持って来ていただけました♪

正直、7月のTIASではそんなにピンと来てなかったのですが、予想を超えるクォリティで中々素晴らしいスピーカーで感心しました!

パッと見た感じ、あの有名な英国のスピーカー設計者が携わったのでは?という内容で一気に期待大!

まずは、Titan707(ペア495万円)というフロアタイプで2ウェイというスピーカーを試聴♪

流石2ウェイのシンプルなネットワークだけあってまとまり良いサウンドです!

しかし、左右の音場にモジュレーションを感じたので、仰角をピタリと合わせると豹変しますので、かなりいい意味でシビアなセッティングを要すると思いました。

フルレンジのような繋がりの良さと、特に感心したのは低域の処理法です。これは音を聴いてこれは今後の低域の方向性として理想的な手法になっていくのでは?と思いました。

アイソバリックは色んなメーカーも採用していますがこれは上手くチューニングされています。

当店が長年ずっとやっているYGアコースティックもそうですが、やはりMIDが受け持つ帯域がいかに広いかが、スピーカーの大きなポイントになってるなと思いました。

次に、Titan505(ペア286万円)です。

これはまさにあのスピーカーにそっくりですが(笑)、サウンドの傾向も似ていますね!

驚くのはTitan707はセッティングにかなりシビアだったのにこれはポン置きでも音場にモジュレーションをそれ程感じず、鳴らしやすい印象です。

707よりも明るめのサウンドでタイトな印象で、高解像度的なハイエンドの匂いもします。

でも絶妙に肩肘を張らずに気楽に音楽を聴かせてくれる方向性のサウンドは音作りの一貫性を感じます。

このTitan505を聴いて何が凄いと思ったかと言うと、あの例のスピーカーは激安だな~~と思ってしまいました。笑

 

キャラクターの強いスピーカーや高性能で高解像度系スピーカーが多い中、こういったスピーカーの存在は貴重ですね!

 

 

 


エソテリックSACD/CDが3タイトル入荷!

2024-09-13 14:27:05 | ソフト

エソテリック恒例のリマスターSACD/CDハイブリッド盤3タイトルが入荷しました!

 

【上から】

ブラームス ピアノ協奏曲 第1番・第2番
厳しい審美眼に基づいて録音レパートリーを限定したポリーニが遺したブラームスの2曲
自分が納得するクオリティにまで解釈を高められた作品だけを公にしたポリーニが、ブラームスから選んだのはこの協奏曲とピアノ五重奏曲のみ。1970年代後半に録音したこの2曲は、20世紀後半における新たな作品解釈の扉を開いた画期的な演奏という点で、今でも歴史的な意義を持つ名盤。

 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 カール・ベーム、クラウディオ・アバド 指揮
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 [録音]1979年12月19日~21日、1976年5月24日~26日、ウィーン、ムジークフェライン、グロッサーザール
 [初出]Deutsche Grammophon 2531 294(1980年)、Deutsche Grammophon 2530 790(1977年)
 [日本盤初出]グラモフォンレコード 28MG0006(1980年11月28日)、グラモフォンレコード MG1083(1977年7月1日)
2枚組税込6600円
 
 
【左下】
ビゼー 《カルメン》組曲、《アルルの女》組曲
グノー 《ファウスト》から バレエ音楽、ワルツ
絶頂期のカラヤン&ベルリン・フィルの超絶サウンドを余すところなく捉えた名録音
これまでにさまざまなレーベル、さまざまな時期にカラヤンが録音したこだわりの名盤を数多く復刻してきたESOTERICによる名盤復刻シリーズ。今回取り上げるのは1970年代初頭に収録された、フランスの2人の作曲家によるポピュラーなオーケストラ曲を世界初のSuper Audio CDハイブリッド化。

 ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 [録音]1970年12月28日~29日、1971年1月、ベルリン、イエス・キリスト教会
 [LP初出]Deutsche Grammophon 2530 128(1971年)、Deutsche Grammophon 2530 199(1972年)
 [日本盤初出]グラモフォンレコード MG2294(1971年10月)、グラモフォンレコード MG2340(1972年6月)
税込4000円
 
 
【右下】
 
ラヴェル ボレロ、バレエ《マ・メール・ロワ》
スペイン狂詩曲、海原の小舟、道化師の朝の歌
作曲家が意図したあらゆるニュアンスが湧き出るように噴出してくるかのような、実にオーセンティックな演奏
ドイツ・グラモフォンがダーレムのイエス・キリスト教会で行われたブーレーズとベルリン・フィルの久々の共演をセッションで録音したアルバムを、世界初Super Audio CDハイブリッドディスク化。

 ピエール・ブーレーズ 指揮
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 [録音]1993年3月18日~25日、ベルリン、イエス・キリスト教会
 [LP初出]Deutsche Grammophon 4398592(1994年5月)
 [日本盤初出]Deutsche Grammophon POCG1760(1994年5月16日)
税込4000円
 
限定ですので品切れの際はご了承下さい。