オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

CDクリーナー検証♪

2009-10-23 19:55:24 | Weblog


今回、リバイバルインターナショナルLLCさんからクリーナーのサンプルが届きました。
バケ学にはあまり強くないのですが、どうもこのエルン冴というクリーナーがいいらしいとのことで、早速試してみました。
ここには、レベル9という市販品とレベル12、レベル18というプロトタイプがあって、全ての試聴をすることが出来ました。

いつもそうなんですが、こういう商品って、汚れたディスクにいきなり試しちゃうとクリーニング効果で良くなるのが当たり前で、その分の効果を引き算する必要があります。
なので、純水でまずはクリーニングします。

う~ん、新品のディスクで試しましたが、純水でクリーニングしただけでも良くなりますね♪

さて、これからが本番です。

で、その前に…
実はこういった商品、はじめは喜んでやるんですが、しばらくするとめんどくさくてやらなくなるんですよね。
なので私は実際あまり興味がないんですが、来るもの拒まず、がモットーなので、真剣に試聴しました。

まず、純水よりも遥かにふき取りが楽!

レベル9から試聴開始!
音も非常に高解像度で滑らかなので、純水よりも確実に良いですね!

レベル12は…
お!!これはいい!!

レベル18は?
滑らか過ぎって感じでしょうか。
何かしらこのクリーナーの癖を感じ出しました。

こういう体験をすると、CDクリーナーって大事だよね~って思います。


さて、ここでテストを終わらないところがいやらしいところ。笑

レベル18まで行きましたが、レベル9を再度吹きかけました。

…、なるほどやっぱりなんか効果が混じった感じで分かりにくくなりますね~
そこで、一番良かったレベル12を吹きかけます。

…、確かにこれが一番いいのですが、前の9か18が残ってる感じです。(^_^;)

最後に、純水でクリーニングして試聴。
戻った感じです。決して良くないのですがリセットされた感じの硬いサウンドです。(^^ゞ

その後にお気に入りのレベル12を吹きかけて音質確認して終わりましたが、こういった製品は多く出てますが、化学薬品等でCDに良くないものも多く、大切なソフトを傷めることもあります。
十分注意したいですね。

これは、そういう経年変化や化学変化がないらしいので安心して使えそうです。(^.^)

とりあえずもう少し色々やってみて結果を出したいと思いますが、めんどくさがりやなので、それが問題です…笑


新時代CDプレーヤー試聴♪

2009-10-20 17:10:54 | Weblog

先日お客さまから「アメリカでdcsから入れ替えちゃった人が続出してるらしいよ」って聞いたので、それは何か?と尋ねたら、PS AUDIOのPerfectWaveTransportとPerfectWaveDACです。

早速、輸入商社に電話して、1日で到着!(^^)v

早速試聴してみました。

第一印象は「なかなかやるな~」って感じ。
これ、トランポとDACをセットで使うことが前提で、DACだけで聴いた感じだと、どこにでもあるそれなりの粗い質感です。
組み合わせると、非常に立ち上がりが早く、密度の非常に高い音。
50万+50万でセットで100万円という、音から考えると非常にコストCPは高いと思います。

さて、なぜこんなにいいのかを検証したいのですが、カタログ表記通り、トランポではDATAのみを一度メモリーさせクロックを別にすることで低ジッターを実現。
伝送も、なんとHDMIケーブルを使用。
HDMI使用することでジッターフリーになるという、理想の伝送ですが、あくまでもプライベートリンク。

セットで使ったときの音がかなりのものなので、あくまでも一体型CDPを比べると圧倒的なクィオリティーだと思います。

一旦メモリーに貯めるので、しばらく普通に聴いていて、突然イジェクトしても音楽は止まらず、ずっと鳴ってます。(@_@)
これの提案は国内メーカーのEsotericに話かけたんですが、イマイチ乗り気じゃない様子で、こんな素晴らしい製品を作ってもらいたいですね。
はっきりいって、Esotericの100万位のCDPと聞き比べたら楽勝で負けちゃってますよ。(^_^;)



タッチパネルもI-PHONEみたいに画面をなでる感じで操作感もなかなかいい感じですよ。
1週間ほど試聴できるので是非ご興味ある方はご来店くださいませ♪

最高級ラックの棚板のデザイン

2009-10-20 11:57:27 | Weblog


ドイツのコプラーレのラックをご購入いただいたお客さんからパワーアンプとSP用のボードとして、棚板をご注文いただきました。
受注生産品で最初から作るのですが、内部には石英のパウダーが入っていて一枚13万円もする高級品。
もちろん音は抜群で、音楽を有機的に聴かせてくれる素晴らしいラック&棚板です。

今回は、2色塗装で注文しようと思ったのですが、お客様の希望により、センターの模様をフェラーリの純正色「ロッソコルサ」で塗ってほしいとのこと。

特注色も受けてくれるそうですが、予算の関係もあるのですが、色に拘りがあるので、今回は近くの本物のフェラーリの板金塗装をしているところに持ち込んで塗装してもらうことにしました。

そのために、模様の寸法比を計算するために写真から画像処理で割り出し、原寸大のテンプレートを作成しました。

まだ、3ヶ月先の話ですが、完璧にしたいのでこれから準備してフェラーリの板金屋さんと打ち合わせをしていこうと思っています。



ヘーゲルUSBのDAコンバーターはいかに?

2009-10-18 13:10:23 | Weblog


ノルウェーのHEGEL社からDAコンバーターが登場しました。
今流行のUSB入力付です。

コアでは、まず1に音、2に音、3に音…(笑)と、音を重視してから、USBが付いてるだのどうだの機能的にこうだの、という見方をします。

で、CDトランポは、当店でかれこれ10年以上もお奨めしているモデル、CD Complateαで、原音と、比較チャック。
音はといいますと、

HEGEL HD10(16万) は、一聴するとビビットな感じ。
よく聴くと、エネルギー分布がHiに寄っている傾向で低域も出ますが、中低域が薄い感じ。
はっきり聞かせるタイプのような音ですが、音楽的に質感は低め。
面で鳴ってる感がします。

同価格帯で、お奨めしているアポジー社のMINI-DAC(11万円)との比較。

やはりアポジーの方が音楽を聞かせるポイントを押さえている感じで、放射状に広がる音で、中低域に空気感があって、非常に音楽的にリアル。
解像度を欲張らずにバランスの良いサウンドです。
これは、軸上から放射されるような鳴り方で生々しい感じです。

CD Complateα一体型の音は非常にまとまっていてヘタなDACを繋ぐと、解像度が増えてもまとまりがなくなるのでDAC追加をする場合は慎重にしてますが、MINI-DACは使い甲斐が十分にありますね。

HEGELは残念ながら他のメーカーでもこの位の音は出せるので、これからもMINI-DACを薦めていきたいと思いました。

HEGELのベント社長、バカ正直でごめんなさいね。
H2は素晴らしいパワーアンプなので許してください。(^_^;)

THE RIPPINGTONS ライブ♪

2009-10-16 13:25:43 | Weblog
高校の時からこのグループのコピーバンドをしていて、憧れの存在でもあった、
リッピントンズ・フューチャリング・ラス・フリーマン。

お客さんから突然のライブの報告を受けて、どうしても行きたくて行って来ました♪
今日の明日っていう強行スケジュールなので、一人で行く覚悟で、福井から誰か東京に出張してる人はいないか?東京でリッピントンズ好きの友達はいないか?など、探してました。笑
場所は、東京のCOTTON CLUBというブルーノート系列のライブハウスです。



CDでは昔からよく聞いていたのですが、ライブは初めて!(*^_^*)
やっぱり、上手だし、泣かせるフレーズが溜まりませんね~
ラスフリーマンさんもジェフ・カシワさんも素敵でした(*^_^*)

早速CDにサインしてもらいました♪(^^)v


皆さんと記念写真です!(^^)v

右から、Russ Freeman, Rico Belled, Bill Heller, Dave Karasony, Jeff Kashiwa, 私です。

楽しいひと時、久しぶりに堪能しました♪


リンデマンSWING!スピーカー試聴♪

2009-10-12 09:36:03 | Weblog
先日の東京インターナショナルオーディオショーで一番気になっていたSPを早速コア試聴ルームに持ち込んで試聴してみました。



最初は冷静にセッティングと試聴を繰り返していたんですが、マッチングやセッティングが決まってくると素晴らしいディティールを奏でてます。
今までの、WilsonのSYSTEM8やDynaudioのSAPPHIREなどとはちょっと違う次元です。
これは良いとか悪いとかじゃなくて、音の深さにまだ奥があるのか?といった、ディティールが魅了してなりません。
このスピーカーを一言で言うならば「素朴なハイエンドサウンド」です。

そのナチュラルで素朴なサウンドは、非常に人間に近い波長で、素直に音楽に浸れることを覚えます。
言葉に語弊があるかも知れませんがフルレンジ的とでも言いましょうか。。


実は昔からこの「ティール&パートナー」のセラミックユニットには興味を持っていました。
有名なところでは、アバロン、ルーメンホワイト、カーマなど、どれも共通した魅力的なサウンドにはこのユニットが関与していることは容易に感じてました。
ただ、気難しい面もあるのか、どのメーカーのSPも最終的にまとめ上げに乏しく、また高額なシステムとなってしまい、二の足を踏んでたんです。
というか、機器とはめぐり合わせみたいなもので、聴いた瞬間「欲しい!」って思うかどうかなんですが、今回のリンデマンはその「まとめ上げ」が絶妙で、憧れのティール&パートナーのユニットを手懐けていました。

あえて、ツィターには同社のダイヤモンドツィターを使わずに、イートン社のセラミックツィターをチョイス。
2.5WAYという理想のシンプルネットワークとメカニカルクロスオーバーは、ディティールの再現に大きく関与しているんでしょう。


サウンドに大きく関与しているキャビネットの積層合板。
内部にはコルクがサンドイッチされていて、表面仕上げは天然素材の特殊な素材。
しかも、色が選べるというオートクチュールのスピーカーなんです。

あとで、Wilsonに繋ぎ変えてサウンドチェックしてみましたが、Wilsonも改めて魅力的だなぁ~と感じました。
Wilsonやディナは「加工品の頂点!」って感じ。
リンデマンは「素朴なハイエンド!」って感じでしょうか。

久々に素朴で素直に音楽に浸れるSPに出会った気がします。
価格的には250万円なので、SAPPHIREとバッティングしますが、聴き込んでいくうちに商売的なことはどうでもよくなってきて、展示を注文しちゃいました。(^^ゞ

音楽の真髄は、素朴なところにあるんだなぁって感じました。



オラクルCDトランポとdcsとの相性改善

2009-10-11 10:56:17 | 修理
先日納品したオラクル社のCD2000というCDトランスポートですが、dcsとの相性が悪く、ノイズが出るという不具合。
それを、先日のCD2000では解消したのですが、今後販売していくために原因を究明し、ようやく解決しました。

dcsはPLLの幅が凄く狭く、デジタル信号の精度が少しでも悪いとノイズを出したり、ロックしない時があります。
dcsは究極にジッターを排除したいために、民生用の1/10という規格の狭さで、あの音質を得ています。
そう理解すればdcsが音がいいのも十分納得できるのですが、お気に入りのCDトランポが使えないというのはどうも寂しい話…

今回、オラクルに関しては輸入元ユキムさんを通してオラクル社に対応してもらおうとしましたが、メーカーも対応できないとのことで、こちらで何とかしないといけないとの結論になったわけです。

で、今のCD2000をdcsに繋ぐと、

という、24bitでもないのに変な表示に。
再生中はノイズだらけで、波形精度に疑問視が。

そこで、1ヶ月色々解明していった結果、結論が出たんです!

ロジックICの互換精度の問題でした。(^^ゞ
詳しくはちょっと書けませんのでご了承を。

そこで、早速部品を調達してCMOS-ICを交換。静電気には注意ですよ!!

バッチリ!表示もフィリップス独特の17bit表示(正常)になって、ノイズもなくなってます!(^^)v
もちろん波形精度も良くなってるということなので音質もGOOD!です♪

こちらの対応につきましては弊社が独自で調査したことですので輸入元で対応するかどうかは分かりませんが、一応ユキムさんに報告しました♪

これで、dcsユーザーがオラクルを使うことが可能になりました(^^)v
苦労した甲斐がありました(^^ゞ

クレーム対応&実験

2009-10-09 17:35:32 | Weblog
YGアコースティック今日はYGアコースティックのANAT REFERENCEⅡPROをご愛用のお客様宅にお邪魔しました。
このSPはウーハーのみ800Wのアンプを搭載しているのですが、ゲインがちょっと少ない関係で力感が欲しいということで、特別に6dBアップの回路で左右バッチリ揃えてもらいました。

ところが、ゲインアップに伴い、ハムノイズが目立つように…(^_^;)

試行錯誤した結果、とりあえずトロイダルトランスの向きを90度変えると低減するので、コネクターを使って延長配線しました。

↑純正状態。


↑90度可変し、一次側と二次側のワイヤリングを別々に。

確かにかなり低減しました。(^^)v
あとは夜中に残った少しのノイズが気になるか、様子見です。


次はついでにパワーアンプの電源スイッチの不具合治しです。

↑電源を切っても、電源が入った状態。(^_^;)
通常です電源ONでスイッチが凹んでないといけません。
要するに電源が切れないんです。(^^ゞ


↑天板を外して電源スイッチの裏面です。
緑色のパーツが少し飛び出てます。
通常は押した状態から少し戻るので、緑色のパーツは少し奥にあるのですが、飛び出た状態で引っかかってます。


↑ハイ!3秒で治りました!(^^)v
二度とならないようにグリスアップしときました。


↑これで、電源が切れるので、コンセントから抜かなくてよくなりました。笑


さて、今度はついでにCAT社のケーブルエンハンサーの取り付けです。
こちらはクレームではありません。(^^ゞ
このリプラスの電源タップにはYGのサブウーハーのアンプの給電をしています。
このタップにはBYBEE社の量子ノイズ除去装置が入ってますが、それの元に更にノイズ低減の為に挿入します。
こちらは、電磁ノイズが極端に低減するのでBYBEEの効果とは別です。

↑分電盤から直接VAをタップに挿入してます。


↑こちらは3分ほどかかりました。(^^ゞ笑
サブウーハーの電磁ノイズが取れただけで、高域の倍音に艶が凄くいい感じです。
低域のノイズ改善は高域に物凄く影響がありますね。
素晴らしいです。(^^)v

クレームでしたが、かなり改善したのでお客様も大変喜んでいただきました。(^^)v

ディナウディオグッズ販売♪

2009-10-06 11:39:50 | Weblog
デンマークのスピーカーメーカー「ディナウディオ」社のグッズが入荷しました♪

欲しい方は…

買ってください。笑

・ステンレスクーラーボトル:赤、青 それぞれ¥2800
・Tシャツ(バックプリント有)サイズS/M/L それぞれ¥2800
・ジャガードマフラータオル ¥2500
・ピンバッジ ¥1500
・シューホーンキーホルダー 色ライトブラウン/ブラウン それぞれ¥3000

以上、なかなか作りも良くていい感じですよ♪
コアに少し在庫ありますので、興味のある方は是非お問い合わせ下さいね。(^.^)

YBAユーザーに朗報♪

2009-10-05 12:57:25 | Weblog
YBAユーザーの方、インシュレーターについているレゾナンス用のゴムリングですが、今一度確認してみてください。

多分、ひび割れて切れる寸前だと思います。
時には切れて落ちてる場合もあります。(^_^;)



そこで、コアオリジナルでYBA専用リングを発売します♪
これは純正と違って、「フッ素ゴム」です。
ロケットやミサイルのパッキンに使われているゴムで耐久性は、宇宙工学・軍事レベルです。

3個で¥1260(税込)です。

ご興味ある方はご連絡くださいね♪