このお客様は以前よりチューニングを含めて色々させていただいてますが、たまに裏目に出たり効果が半減したりしてました。
他のお客様宅では圧倒的な音質改善なのに何故か上手くいかない。
そういう場合はほとんどの方が勘違いするんです。
「良いって言ってたけど良くない!」と。
コアでは多くのノウハウと理論的DATA、また実績による効果の立証をしているので、「良くない」とか「効果が少ない」などは徹底的に
原因を追求しています。
そんな感じでこのお客様の裏目に出たケースとは?
オラクルの石英スタビライザーです。
これは他のお客様やコアの試聴ルームでは誰が聴いても圧倒的です。
この方のお部屋では一長一短があってしかも変化が少ないんです。
それから、リプラスSFCコーナーチューニング材です。
これもコアの試聴ルームや他のお客様では圧倒的に広がりと立体感と解像度、音色幅といい、すべていいんです。
しかし音の広がりはいいんですが、低域が出すぎの傾向でノイジーになるそうです。
そこでそれらの裏目にでる解決策をお客様と考えて、今回のセッティングを実施しました!
まずは、スピーカーボードの下のチューニングです!
今まではTAOCボードと床の間はそのままベタ置きでした。
理由は床を強固にするためなんですが、SPの重量も100kg以上あるのでベタ置きでもOKだと。
しかし、ベタ置きなはずなのにこの通り。(~_~)
分かりますか?
A4の紙が余裕?でボードの下にスルスルと入っちゃいます。(゜_゜)
これじゃ100kgあっても全く面で当たってませんね。(^_^;)
不要振動が発生してしまいます。
早速ボードの面圧を上げて不良振動を排除するためと、インシュレーター効果によっていち早く振動を処理することで大幅な音質改善を図ります!!
ただ100kg超えのSPを動かすのは大変です。(^_^;)
そこは力や体は使わず、頭を使って作業開始!!
テコの応用ですね!
10mmのインシュレーターを入れる前に高さ合わせの木片を差し込んでおきます!
水平になったらインシュレーターを差し込みます。
100kgあっても床がフラットでないためにインシュレーターは4点支持でガタが出ます。
ので、上質紙を使ってボードと音色を揃え面圧を0.1mm単位で圧力調整していきます。
10mmインシュレーターによって上がったため、背面においてあるQRDも10mmスペーサーを使って上げます。
次はQRDの背面のタイコ処理です!
QRDの言わずと知れた最大の欠点ですね。(^_^;)
背面には音質を考慮した特別な吸音材を充填してきます!
これは、QRDの裏側で発生する定在波が意外と多く、音質を濁しているからです。
リスニング後ろのQRDも同様にしていきます!
さて、音だしです♪
いい意味でいきなり全然違うサウンドですね!
エネルギー密度は上がってるし解像度や音楽性がリアルでかなり音質向上しています!!
ただセッティングを弄ってしまったので30分くらいは安定しませんので低域の分解能などが悪いですが、30分ほど鳴らしておいたら随分レンジが広がっていき、レンジもかなり拡大されてきました!
しばらく聴いていて少し違和感が。(^_^;)
多分ココだろうと思って再セッティングです!(^^ゞ
違い分かりますか?
インシュレーターの位置です!
やはり加重のかかり方が後者の方がいい感じで位相が合ってきます!
こんな感じです!
音はまた弄ったので落ち着きませんが明らかに定位が安定して位相が揃った感じです!
どんどんエージングが進み、低域や超高域まで隅々まで伸びてきています!!
その後、オラクルの石英スタビを再度比較試聴♪
明らかにこちらの方が良くなりました!!
変化の違いも大きく音質に現れるし、これで本領発揮したってわけですね♪
こうやって、不要振動やタイコによって歪が生じ、良いものも発揮できないどころか、裏目に出てくることがあるんですが、一つ一つ解決していって、本当の機器の能力とCDに入っている本当の音楽性を引き出すことが出来ます!
それからついでに部屋の防音性が悪くなったということでパッキンの交換です!
ウレタン系のパッキンなので長年使用するとつぶれてしまって隙間が出来てしまいます。
なので新しいパッキンに交換します!!
コツはパッキンはすべて交換すること!
一部だけだと段差や多少の硬さが違ってそこから隙間になります。
今回大変な作業でしたが音楽をさらに楽しんでいただけると思います♪
他のお客様宅では圧倒的な音質改善なのに何故か上手くいかない。
そういう場合はほとんどの方が勘違いするんです。
「良いって言ってたけど良くない!」と。
コアでは多くのノウハウと理論的DATA、また実績による効果の立証をしているので、「良くない」とか「効果が少ない」などは徹底的に
原因を追求しています。
そんな感じでこのお客様の裏目に出たケースとは?
オラクルの石英スタビライザーです。
これは他のお客様やコアの試聴ルームでは誰が聴いても圧倒的です。
この方のお部屋では一長一短があってしかも変化が少ないんです。
それから、リプラスSFCコーナーチューニング材です。
これもコアの試聴ルームや他のお客様では圧倒的に広がりと立体感と解像度、音色幅といい、すべていいんです。
しかし音の広がりはいいんですが、低域が出すぎの傾向でノイジーになるそうです。
そこでそれらの裏目にでる解決策をお客様と考えて、今回のセッティングを実施しました!
まずは、スピーカーボードの下のチューニングです!
今まではTAOCボードと床の間はそのままベタ置きでした。
理由は床を強固にするためなんですが、SPの重量も100kg以上あるのでベタ置きでもOKだと。
しかし、ベタ置きなはずなのにこの通り。(~_~)
分かりますか?
A4の紙が余裕?でボードの下にスルスルと入っちゃいます。(゜_゜)
これじゃ100kgあっても全く面で当たってませんね。(^_^;)
不要振動が発生してしまいます。
早速ボードの面圧を上げて不良振動を排除するためと、インシュレーター効果によっていち早く振動を処理することで大幅な音質改善を図ります!!
ただ100kg超えのSPを動かすのは大変です。(^_^;)
そこは力や体は使わず、頭を使って作業開始!!
テコの応用ですね!
10mmのインシュレーターを入れる前に高さ合わせの木片を差し込んでおきます!
水平になったらインシュレーターを差し込みます。
100kgあっても床がフラットでないためにインシュレーターは4点支持でガタが出ます。
ので、上質紙を使ってボードと音色を揃え面圧を0.1mm単位で圧力調整していきます。
10mmインシュレーターによって上がったため、背面においてあるQRDも10mmスペーサーを使って上げます。
次はQRDの背面のタイコ処理です!
QRDの言わずと知れた最大の欠点ですね。(^_^;)
背面には音質を考慮した特別な吸音材を充填してきます!
これは、QRDの裏側で発生する定在波が意外と多く、音質を濁しているからです。
リスニング後ろのQRDも同様にしていきます!
さて、音だしです♪
いい意味でいきなり全然違うサウンドですね!
エネルギー密度は上がってるし解像度や音楽性がリアルでかなり音質向上しています!!
ただセッティングを弄ってしまったので30分くらいは安定しませんので低域の分解能などが悪いですが、30分ほど鳴らしておいたら随分レンジが広がっていき、レンジもかなり拡大されてきました!
しばらく聴いていて少し違和感が。(^_^;)
多分ココだろうと思って再セッティングです!(^^ゞ
違い分かりますか?
インシュレーターの位置です!
やはり加重のかかり方が後者の方がいい感じで位相が合ってきます!
こんな感じです!
音はまた弄ったので落ち着きませんが明らかに定位が安定して位相が揃った感じです!
どんどんエージングが進み、低域や超高域まで隅々まで伸びてきています!!
その後、オラクルの石英スタビを再度比較試聴♪
明らかにこちらの方が良くなりました!!
変化の違いも大きく音質に現れるし、これで本領発揮したってわけですね♪
こうやって、不要振動やタイコによって歪が生じ、良いものも発揮できないどころか、裏目に出てくることがあるんですが、一つ一つ解決していって、本当の機器の能力とCDに入っている本当の音楽性を引き出すことが出来ます!
それからついでに部屋の防音性が悪くなったということでパッキンの交換です!
ウレタン系のパッキンなので長年使用するとつぶれてしまって隙間が出来てしまいます。
なので新しいパッキンに交換します!!
コツはパッキンはすべて交換すること!
一部だけだと段差や多少の硬さが違ってそこから隙間になります。
今回大変な作業でしたが音楽をさらに楽しんでいただけると思います♪