オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

オラクルCD2000総合チューニング♪

2010-01-31 11:35:22 | チューンナップ
県外のお客さまからのご依頼で、CD2000のチューンナップです。
NeutronStarクロック交換はもちろんですが、ピックアップの整備、CNEの取付、サスペンション調整、MK2化のフルメニューです。
クロック取り付け等、ついでなのでサスペンション調整やピックアップ整備、IC変更はサービスでさせていただきました。(^^)v

↓まず入荷時サスペンション状態です。
明らかにバネの出方が違うのが分かると思います。
これではサスペンションの働きを正常に行うことが出来ません。(^_^;)


↓専用ゲージを使って、無限ループ現象に入らないように(笑)コツを掴みながら4箇所の調整を行います。
ゲージを当てる時にキズが付きやすいのでマスキングで養生します。

厳密に言いますと、バネの向き等でサスの動作周期が変わるので調整方法はこちらのノウハウとして非公開です。(^^ゞ

↓メカニズム筐体の裏側です。
上手くクロックが入るスペースがあるんですよ♪


↓CDM-PROメカニズム。ここについているクロック等関連パーツを外します。


↓実装タイプのクロックとチップRとC。専用のコテを使って外します。
特にCDM-PROは静電気で壊れやすいので、除電対策は必須です。
小さすぎて手作業の限界ですね~(^_^;)


↓メカニズムです。
たまに途中で音飛びするとのことでしたので、ピックアップクリーニングとスケーティング部のグリスアップしました。シリコン製を使います。
かなり改善されました。(^^)v


↓クロックNeutronStarを空きスペースに搭載します。
ホント、このためにあるんじゃないかというくらいジャストなスペースです。(^^)v


↓電源部です。
これにクロック用の電源を搭載します。(右側の青いトランスの基板がクロック電源)
CNEも1次側のNとLに搭載しました。
これ、意外とやっぱり凄いです!


↓実はこのCD2000はdcsで何ら問題なくロックしていてノイズもなかったのですが、テキサス製のICが付いていました。
不思議に思ったのですが、個体差もあってなのか、そのままにして納品したのですが、後日「ノイズが出だした!」との連絡を受け、改めて送り返してもらいました。(^_^;)
やっぱりテキサス製はNGだったみたいですね。(^^ゞ


↓で、NXP製に交換!
ノイズは見事に消えました♪(^^)v
C-MOSなので静電気には注意です。


↓専用電源ケーブルもクロック用のワイヤリングを追加したので立派になりました。(^^)v
ついでに内部配線の方向性も確認し、矢印を付けさせていただきました。(*^_^*)
(グレーのメッシュがいい感じです)


2日間の調整後、お客さま宅に出荷しました。
ノウハウ等の問題で、もう一つのMK2化の話は今回はシークレットにさせていただきました。

その後、お客さまからの喜びのお電話を頂きました♪
喜びのお言葉を頂くと、ヤリガイがあって凄く嬉しいです(*^_^*)

コア推薦ソフト入荷♪

2010-01-30 12:20:15 | ソフト


最近よく売れているChrisBottiのライブCD。
オーケストラをバックにトランペット、ロックのカバー曲もあり、多彩な音楽才能を感じます。
ブルーレイも入れてみました。
素晴らしいライブです(*^_^*)

それからアフリカ出身のリチャードボナ。
素晴らしい歌声とベース。
アフリカ人の音楽センスには次元の違いを感じます。
先日も東京のライブハウスに来てましたが、行けなかった…(>_<)

それから、寺井尚子のライブCD。
バイオリン奏者ですが、クラシックから転向して、なんとジャズフュージョンに!
これも昔から試聴用として愛聴してましたが、改めて聴くといいですね~。
メンバーも凄い人たちばかりです。

と、気まぐれな感じのお奨めソフトでした♪

WADIA製i-PODドックの高音質化♪

2010-01-28 20:30:29 | チューンナップ

i-PODのデジタル出力を取り出すWADIAのドック。
凄く良く売れてるんです。
コアではあまり売れませんが…(^_^;)


お客さまのご依頼でまずは、デジタル出力端子の交換です。
使い過ぎてグラグラになっちゃったそうです。(^_^;)


オレンジ色の端子が純正のデジタル端子。
これを取り外します。
基板も全部外さないとアクセスできません。


インピーダンス管理も含めて、最高峰のWBT社のnextgen。
加工して綺麗に付きました♪
ワイヤリングも完璧!


ハイ!付きました♪
アナログ出力との間隔はギリギリですが、問題なく大きいRCAプラグも難なくささります(^^)v
見た目のバランスは良くないですが…(^_^;)


さて、次はクロックの高精度チュンナップです。(^^)v
もちろんD-CLOCKのNeutronStarです。

中身のパーツはほとんど実装パーツだけで綺麗な基板です。
左中央の小さなクロックを外します。
これもフラットパッケージなので専用のコテで取外します。


上にクロックの基板をつけましたが、コンデンサーが干渉するので移動しました。
こうやって見ると、クロック基板の方が立派ですよね(^^ゞ

でも、音質は凄く良くなるんです♪
ヘタなCD真っ青ですよ(^^)v


YGアコースティックANATⅡPROアンプ交換♪

2010-01-26 12:58:07 | お客さま宅
以前から色んな問題のあった、YGのスピーカーのアクティブサブウーハーアンプですが、いよいよ完結できるアンプが仕上がってきました。

このお客さまの場合は、ノイズが出るという不具合だったので、今回最新のものに交換したんです。

↑100V用に巻きなおしさせたトロイダルトランスは以前からの対策でした。
今回はそれ以外に
トランス2次側のツイスト、
信号線のシールド、
ボリウム部のシールドカバー、
入力ゲイン3dBアップです。


交換は簡単なんですが、なんせSPは200kgあるので動きません。(^_^;)
ボードの下には薄いテフロンシートは敷いてあるので、音質的に影響は少ない状態で、滑りを良くしてます。なので、予想以上に簡単に動かせるんです。(^^)v


ハイ!交換完了!

音は、バツグンに良くなってます♪

とりあえず一件落着~(^^)v

地元雑誌に掲載されました♪

2010-01-25 14:35:48 | 雑誌紹介


地元の「パレット」という雑誌に掲載されました。
http://www.cast-com.jp/contents/palet.html
どちらかというと女性向け雑誌なので、可愛くて音のいい、スキャンダイナのPodspeakerを紹介してもらいました。

なんだか輸入元の広告みたいですが…笑

多くの方にいい音でかっこいいライフスタイルを送って欲しいです。(^^)v

dtsからBDデモディスクが届きました♪

2010-01-23 19:14:21 | シアター関連




去年ラスベガスCESに行ったときに同業の方からdtsのデモディスクを貰ってきてくれ!って頼まれましたが、CESには間に合わなかったらしく、後日送ってきましたが、今年は行ってないのにわざわざdts社からデモディスクを送ってくれました。

内容はまだ見てませんがとても貴重なディスクです。(^^)v
見たい方は是非ご来店下さい♪
対した事無かったらごめんなさいね。(^_^;)笑

ホームページリニューアルしました♪

2010-01-22 15:12:21 | Weblog


ようやくホームページをリニューアルしました。
かれこれ4ヶ月。
大変でした~(^_^;)

今まで見難い等のご指摘を受けてましたので、今回は見やすいように自前の手製HPではなくプロに作ってもらいました。(^^ゞ

あと、内容もシンプルにしたので、前回の手製HPみたいに、ハイエンド試聴ページとかお奨めリンクページとかオススメページとかは無くして、ブログもしくは、兼用にてお知らせしていこうと思っております。

どうぞ皆様末永くホームページをご活用くださいませm(__)m

FM155対FM255のプリアンプ対決♪

2010-01-19 09:56:43 | 比較試聴

今日はお客さまのご要望によりFMアコースティック社FM155とFM255のプリアンプの比較試聴をしました。
お客さまはFM155と同社F10Bをお持ちなので、パワーアンプも持ち込んでの比較試聴です。

↓見た目は結構大きさが違いますね。
価格は3倍ほど違います。(^_^;)

本来F10BもFM411もFMのパワーアンプはバランス入力のみ。
FM155のプリアンプだけが、何故かアンバランス出力のみ。

ということで、当方が加工したFM専用のアンバランス→バランスケーブルを使用していますが、FM255だと、完全バランス接続になるので、パワーアンプの真価が発揮できることになります。

↓上がF10Bで下がFM411。


結果は、当たり前なのですがFM255は凄いプリアンプです。(*^_^*)
位相が更にピタリと揃うので全帯域においてエネルギーに揺らぎがない。
しかも、音色幅は凄く広く、芸術的領域のサウンドになります。
あたかもパワーアンプを上位機種にしたかのようです。

元々、考え方的には、プリアンプはパワーアンプを駆動するものということなので、プリアンプの特性が良くなればドライブ力は増すんです。(^^)v
パワーアンプがスピーカーを駆動するのと同じですね♪

FMアコースティックは、プリアンプが有名で他社と比べてもプリアンプだけは土俵違いで相手が見つかりません。
その位、精度の高いプリアンプなんです。
一日10時間使用で365日使ったとして、平均寿命36年とカタログに記載してます。
また、MILのパーツや1000mのケーブルを使用しても位相の狂いがほとんど生じないと。

これだけ精度高く駆動できるプリアンプは他にはなく、聴いてみるとその凄さが一瞬にして納得できるんです。

さて、FM255、今はMK2になって価格も500万近くしますが、ほとんど変更のないFM255なのでさらに中古価格から考えると大変お買い得!!謎笑

当方の試聴ルームのリファレンスにしたいと思っていたのですが、お嫁に行くのも時間の問題か…(^_^;)

もしお嫁に行ったとしても、ホント大切に可愛がって欲しいです。(^^ゞ


NOVAプリメインアンプ展示しました♪

2010-01-18 12:17:43 | ハイエンド試聴


アメリカ、ピーチツリーオーディオ社のプリメインアンプ「NOVA」。
去年のラスベガスで試聴してきたのが、ようやく日本で発売してくれました。(^^)v

定価は¥168000ですが、音と作りがいいのと、機能が豊富なんです。
まず、ホッとするようなバランスよいサウンド。
プリアンプ部には真空管が使われているんですが、リモコンでTUBE-ON、OFFで音色を楽しめるんです。
ONにすると、青色LEDが点くところがお洒落ですね♪

また、デジタル入力があって、DACの性能がなかなか優秀!
中途半端なCDPどころか、結構お勧めのCDPでも、デジタルINした方が音がいいんです。
また、USB入力もあって、PCからアクセスも出来ます。
また、ヘッドフォンアンプも優秀ですので、本当にこれ一台でハイエンドな雰囲気が得られます。

幅も小さめでキャビネットは木製でグロスブラックは質感バツグン。
他にチェリー仕上げもあります。

手軽にオーディオをはじめたい方、音にうるさい方のサブシステムが欲しい方、PCオーディオをピュアオーディオで鳴らしたい方、などにお奨めです!(^^)v
いつでも試聴できますのでご来店お待ちしております♪

ピュアオーディオの修理を考える

2010-01-17 10:56:29 | Weblog


最近修理が非常に多いんです。
理由はよく壊れる!んじゃなくて…(^^ゞ

何でも直そうという考えで、来るもの拒まず。(^^)v

というか、ピュアオーディオって「いいものは永遠に使いたい!」って思想が根本にあるのに、メーカーは生産中止。
しかも、どんどん多機能化していって、本質的な音質やポリシーは新製品に反映してないから、買い換えるものもない。
さらに、生産中止後7年で部品保有しないので、いくら銘機であっても修理にだすと「部品ありません」って平気で言われちゃいます。

そこで、コアでは、できる限りのことは精一杯やる!といったポリシーを基に、来るもの拒まず、何でも修理受付いたします。

そんな考えの下で修理をしてますが、なんと3ヶ月で修理100件超です!(@_@)
毎日修理依頼を受けてる状況です。

先日は、
山水のプリメインアンプを修理したり、
テクニクスのパワーアンプを修理したり、
マイクロのCDPを修理したり、
クレルのCDトランポのピックアップを交換したり…、

かなりの技術をもって、あらゆる方法で復活させています。
もちろん、単に直すだけでなく、オーディオ的に理解して直すので、パーツも厳選して修理していますのでご安心ください♪

昔10年ほど前、エクスクルーシヴのP3というアナログプレーヤーのアームを修理出したら「生産中止後20年ほど経ってるから修理出来ません」って言われました。
エクスクルーシヴはパイオニアの高級ブランド。
修理はパイオニアに出しますが、オーディオを理解しているのか不安。
平気で「出来ない!」って言われたので、
「あなた、この製品銘機なの知ってて言ってるの?」
って怒った覚えがあります。
エクスクルーシヴの関係者4人ほど来店され、頭を下げられた覚えがありますが、結局ボクが強く要求して、数百万かけて金型を作らせたんです。
それで、修理できるようになったという経緯があります。

そういうオーディオの歴史を大切に思ってくれている方がいらっしゃったから実現できたことですが、このご時勢はどうなんやら…。

コアでは、そういった「本物は永遠に」をモットーに頑張っています♪

もし修理できなくて困ってる方、お気軽にご相談くださいね(*^_^*)