今回トンでもないものを試聴しました。
それはオーディオラックですが、金額と理論がトンでもないんです。
オーディオラックを試聴?って思われる方もいらっしゃると思いますので、初歩的なお話をまずします。
オーディオラックとは機器を乗せる台です。インシュレーターで音が変わるようにラックでも音が変わります。
木製ラックだと木の音色があり、金属製ラックだと金属の音色がありますね。
不安定なきゃしゃなラックだとあまり音が良くないし、ごっつい重量級のラックだと音がしっかりする!という経験されたことあるかと思います。
そんなオーディオラックはインシュレーターやケーブル同様、音質の決め手になる重要なコンポーネントの一部です。
その音質を左右するというオーディオラックの最高峰の試聴を今回行いました。
どんな世界でも同じですが、
価格=材質+手間+技術
だと思います。
ただ、無駄に高額な材質を使ったり、理論的でない技術をたくさん盛り込んだりすれば、それは単に高額なだけになってしまいます。
今回のオーディオラックはスピーカーの飛びぬけた圧倒的な技術と音質を誇るYG Acoustics社のものですが、これまたとっても理に適っている理論的でしかも音が理論通りなんです。
まずは、いきなり金額です。
3段ラックで税別255万円也!!
1段当たり85万円です。
正直音を聴くまでは馬鹿げた値段だと思っていましたが…
組み立て式です。
YGのスピーカーと同じ航空機用アルミ合金6061T651を使用。
丸いのは後で実験しますが、アイソレーターです。
シェルフは全て削り出しですが、内部の構造も共振が出ないよう微妙に寸法がズラしてあるのが見受けられます。
シェルフは本体側と機器側とあり、この隙間に機器に応じてアイソレーターを入れていきます。
シェルフを乗せて完成!
先ほどの丸いアイソレーターを本体のシェルフに乗せ、機器側のシェルフを乗せるという構造です。
パッと聞いた感じでは、さすがYGの技術なのか、コアが昔からオススメしていた入手不能の貴重なラック、コプラーレを軽く超える解像度と音の正確さは始めての経験です。
でも…
やっぱり金属っぽい音が少しあり、しかもゴムの音もするし、でも良い意味ですがラックにもYGの音があるよね~~と、価格的に考えたらこれは僕は認めたくないなぁ~思ってしまいました。
でも、この感想はいきなり聴いた仕様で、アイソレーターの数を3つ、すなわち俗に言う一般的な3点支持です。
しかし、YGは3個使用は機器の重量が5.1kg~9.6kgにして欲しいとのこと。
要するに、他のメーカーは3点支持や4点支持が殆どで、これでは機器の共振周波数とラックの共振周波数が合わないので本来の機器の音が出ない!ということです。
機器の重量に合わせてアイソレーターの数を計算して共振周波数を機器と一致することができるラックということ。
理論的には分かります。でも、理論通りに音が出ないのが殆どですが、理論武装派のYGだけに期待が高まります。
単純にこのアイソレーター(ソルボセインみたいなゴム)のダンピングの音色が乗ってしまい、低域が膨らんだりするんじゃないか?という疑いは今までどんなインシュレーターやラックやボードを聴いてきて、そう思ってきました。
さて、そこでFM411MK3の重量を見ますと
22kgなので、アイソレーター7個にして聴いてみたところ…
全ての音域で、全てがピッタリきました!!!
金属の音やゴムの音が見事に消え、周波数ごとにディップポイントを何箇所か感じていたものが全て無くなり、ひとつの音楽になったんです!!
ラックの音もスピーカーの音もアンプの音も全てなくなりました!!
音楽の音だけになるんです!!!!
恐るべしYGです。
思わず、これが動画で表現できないか撮ってみました。
YG Acousticsラック試聴その1(アイソレーター3個)
コンポーネント重量5.1kg~9.6kg仕様 (共振周波数不一致)
YG Acousticsラック試聴その2(アイソレーター7個)
コンポーネント重量21.5kg~25.5kg仕様 (共振周波数一致)
この音を聴いてしまうと、1段当たり85万円は決して高くないと感じて仕方ないです。
なぜなら、このラックに乗せている機器がこのクラスになると100万以上したりするわけで、それらの機器がこんなにも水を得た魚のように能力をこんなに発揮するんですから、決して高くないと思ってしまうのです。
それともうひとつ。
他のアルミ合金削り出しの製品を考えてみたらそんなに高くないです。
例えば、LINNのKlimaxシリーズになるとシャシが削り出しになるだけで100万ほど高くなるし、LP12の削りだしのサブシャーシ(40万)、リプラスの電源タップ(最高峰は78万)、AyreやDan D’Agostino、CH Precisionなんかも強固なアルミ合金削りだしシャシです。
ラックごときに!!って思うから高いだけで、物量や手間、材質を考えたらむしろこの価格でここまで作れるのはYGだからと思ってしまいます。
この音は今まで色んなコンポーネントを含めたケーブルやアクセサリーなどありますが聴いたことない音とクォリティーの高さです。
ということで元に戻せなくなってしましたので秘策を考えております。
ご興味ある方は是非ご来店、ご相談下さい♪
納品時にはお客様の機器に合わせて全て共振周波数を一致させてセッティングとボイシングを致します!
それはオーディオラックですが、金額と理論がトンでもないんです。
オーディオラックを試聴?って思われる方もいらっしゃると思いますので、初歩的なお話をまずします。
オーディオラックとは機器を乗せる台です。インシュレーターで音が変わるようにラックでも音が変わります。
木製ラックだと木の音色があり、金属製ラックだと金属の音色がありますね。
不安定なきゃしゃなラックだとあまり音が良くないし、ごっつい重量級のラックだと音がしっかりする!という経験されたことあるかと思います。
そんなオーディオラックはインシュレーターやケーブル同様、音質の決め手になる重要なコンポーネントの一部です。
その音質を左右するというオーディオラックの最高峰の試聴を今回行いました。
どんな世界でも同じですが、
価格=材質+手間+技術
だと思います。
ただ、無駄に高額な材質を使ったり、理論的でない技術をたくさん盛り込んだりすれば、それは単に高額なだけになってしまいます。
今回のオーディオラックはスピーカーの飛びぬけた圧倒的な技術と音質を誇るYG Acoustics社のものですが、これまたとっても理に適っている理論的でしかも音が理論通りなんです。
まずは、いきなり金額です。
3段ラックで税別255万円也!!
1段当たり85万円です。
正直音を聴くまでは馬鹿げた値段だと思っていましたが…
組み立て式です。
YGのスピーカーと同じ航空機用アルミ合金6061T651を使用。
丸いのは後で実験しますが、アイソレーターです。
シェルフは全て削り出しですが、内部の構造も共振が出ないよう微妙に寸法がズラしてあるのが見受けられます。
シェルフは本体側と機器側とあり、この隙間に機器に応じてアイソレーターを入れていきます。
シェルフを乗せて完成!
先ほどの丸いアイソレーターを本体のシェルフに乗せ、機器側のシェルフを乗せるという構造です。
パッと聞いた感じでは、さすがYGの技術なのか、コアが昔からオススメしていた入手不能の貴重なラック、コプラーレを軽く超える解像度と音の正確さは始めての経験です。
でも…
やっぱり金属っぽい音が少しあり、しかもゴムの音もするし、でも良い意味ですがラックにもYGの音があるよね~~と、価格的に考えたらこれは僕は認めたくないなぁ~思ってしまいました。
でも、この感想はいきなり聴いた仕様で、アイソレーターの数を3つ、すなわち俗に言う一般的な3点支持です。
しかし、YGは3個使用は機器の重量が5.1kg~9.6kgにして欲しいとのこと。
要するに、他のメーカーは3点支持や4点支持が殆どで、これでは機器の共振周波数とラックの共振周波数が合わないので本来の機器の音が出ない!ということです。
機器の重量に合わせてアイソレーターの数を計算して共振周波数を機器と一致することができるラックということ。
理論的には分かります。でも、理論通りに音が出ないのが殆どですが、理論武装派のYGだけに期待が高まります。
単純にこのアイソレーター(ソルボセインみたいなゴム)のダンピングの音色が乗ってしまい、低域が膨らんだりするんじゃないか?という疑いは今までどんなインシュレーターやラックやボードを聴いてきて、そう思ってきました。
さて、そこでFM411MK3の重量を見ますと
22kgなので、アイソレーター7個にして聴いてみたところ…
全ての音域で、全てがピッタリきました!!!
金属の音やゴムの音が見事に消え、周波数ごとにディップポイントを何箇所か感じていたものが全て無くなり、ひとつの音楽になったんです!!
ラックの音もスピーカーの音もアンプの音も全てなくなりました!!
音楽の音だけになるんです!!!!
恐るべしYGです。
思わず、これが動画で表現できないか撮ってみました。
YG Acousticsラック試聴その1(アイソレーター3個)
コンポーネント重量5.1kg~9.6kg仕様 (共振周波数不一致)
YG Acousticsラック試聴その2(アイソレーター7個)
コンポーネント重量21.5kg~25.5kg仕様 (共振周波数一致)
この音を聴いてしまうと、1段当たり85万円は決して高くないと感じて仕方ないです。
なぜなら、このラックに乗せている機器がこのクラスになると100万以上したりするわけで、それらの機器がこんなにも水を得た魚のように能力をこんなに発揮するんですから、決して高くないと思ってしまうのです。
それともうひとつ。
他のアルミ合金削り出しの製品を考えてみたらそんなに高くないです。
例えば、LINNのKlimaxシリーズになるとシャシが削り出しになるだけで100万ほど高くなるし、LP12の削りだしのサブシャーシ(40万)、リプラスの電源タップ(最高峰は78万)、AyreやDan D’Agostino、CH Precisionなんかも強固なアルミ合金削りだしシャシです。
ラックごときに!!って思うから高いだけで、物量や手間、材質を考えたらむしろこの価格でここまで作れるのはYGだからと思ってしまいます。
この音は今まで色んなコンポーネントを含めたケーブルやアクセサリーなどありますが聴いたことない音とクォリティーの高さです。
ということで元に戻せなくなってしましたので秘策を考えております。
ご興味ある方は是非ご来店、ご相談下さい♪
納品時にはお客様の機器に合わせて全て共振周波数を一致させてセッティングとボイシングを致します!