オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

マーティンローガン&パラダイムスピーカー試聴♪

2019-03-31 04:48:13 | ハイエンド試聴
六本木のAXISビルで行われた輸入元PDNの発表会に行ってきました♪

ブランドはまず、言わずと知れたアメリカの静電スピーカーメーカーではトップメーカーのマーティンローガン社。






最近の静電ユニットはメンテナンスも楽で気難しさも無くとてもよくなっているそうです!
さすが静電スピーカーの解放的な鳴り方ととても軽いタッチの音は独特でこれ以外のスピーカーでは出ない音ですね!
昔みたいにクラシック向きだとかそういったジャンルの偏った音ではなく、ジャズやロックでも凄く良いですね♪

後日コアの試聴ルームにて試聴できる機会を設けます。

それと、日本初登場、カナダのトップスピーカーメーカーパラダイム社






独創的なスピーカー技術を持っていて、ツィターとミッドレンジにはベリリウム振動板を採用。
ウーハーはダブルボイスコイルという画期的なユニットを開発。
北半球最大級の無響ルームの設備を持っているなどカナダでは最大級のスピーカーメーカーです。





とっても開放的なサウンドで2chなのにスピーカーの存在が無い感じで空間表現がとても豊かです♪
低域は量感はもとより、正確な表現力を持っていて、アンプの能力の差が出そうです。

こちらも後日コアの試聴ルームにて試聴できる機会を設けます。





独創的な技術を持つスピーカーメーカー2社です。
最近はレコードやハイレゾなどソースの話題ばかりですが、これらのスピーカーを聴くと、やっぱりオーディオはスピーカーだよね~~と思ってしまいます。
とても新鮮な気持ちにさせるスピーカーたちです♪

ANKH納品&Hailey1.2再セッティング♪

2019-03-29 15:03:43 | お客さま宅
今回は相模原市のお客様宅までANKHの納品とスピーカーの再セッティングに行ってきました♪

ANKH1が2台とANKH2が2台です。

まずはANKH1をセンターに2台並べるやり方と、1台をリスナー後方に設置するやり方を比較試聴♪
今回のお客様宅は後者の前後に1台ずつが良い感じです!!

さすがANKH、かなり良くなりました!!

が、

しかし、それによってスピーカー位置の微妙なズレを感じ、再セッティングです!

これは極当たり前のことです。

ルームチューニングが整ってくるとスピーカーの定在波の干渉するポイントがずれてきます。
定位の前後にダブりを感じ、低域のフォーカスが良くなったとはいえ、今までの経験上、こんな変化ではもう1つ上がある!
音は結構違うんですが微妙なポイントでもあるので経験がないと分からないと思いますが…

結局結果はこうでした!!




左右で1.5cmずつアウター側で若干内ぶりでピッタリです!!

この時点で、お客様が「こんなちょっとで?これは全然よくなりましたね!」とANKHを設置したときよりもその後にSP再セッティングしたときの方が驚いておられました!

なので、遠方の方でも納品に行かせて頂き、再セッティングしないとせっかく導入していただいた製品の真価を発揮できないんです!

その後は仕上げで、水平と仰角と左右の関係性の一致させることで立体的に細部までピッタリときます!




セッティングごはこんな感じですが、左右で合計3cm~4cm程度しか動いてないので最初の写真と殆ど見分けつきません。笑

低域の実在感とエネルギーが音階によって変化が少なく形がグンとアップしてリアルです!
定在波の干渉がいかに低域の音階を曖昧にしていたかが良く分かります。
音場も広大になりサイドで聴いていても音の広がりが凄く広いにもかかわらず立体的なのでセンターにステージがちゃんとあります♪
ANKHは優秀なルームチューニングですがセッティングも合わせてやる必要がありますね!



ご興味ある方は是非ご連絡下さい♪

どうもありがとうございました♪

CDPのデジタル出力改良しました♪

2019-03-25 12:25:29 | チューンナップ
お客さまのお使いのCDプレーヤーにdCSのD/Aコンバーターを接続してグレードアップを図ろうとDACをご購入いただきましたが…

起きてはいけない事がおきてしまいました!!

昔も1度似たようなことがありまして、オラクル社のCDトランスポートが途中のロットからdCSのDACを繋ぐとノイズが出るという不可解な症状があって、当方が徹底的に調べてユキムを通じてオラクルに報告して改善、解決したことがありました。
今回はこの教訓を生かして結果的にバッチリ改善されたのでブログを書きますね。

今回のお客さまCDプレーヤーはVITUS社の一体型ですが、デジタル出力が192/24のみの固定でSPDIF1本なんです!
幸いにもdCSのDACは上位クラスなのでSPDIF1本で192/24まで対応してくれていたんですが…

ダメでした。。
ロックもするし音は出ますが、曲送りの度にロックが外れMUTEがかかり常に曲始めの音が3秒くらい途切れます。
これでは使えません。。

他社のDACでは問題ないのですが、そもそもSPDIF1本で192/24伝送に無理がありますし、アップコンバートすることって経験上ですが過去に良かったことが一度も無いので、CDは44.1/16を正確に出力して正確にD/A変換するのがベストと考えてます。

そこで、メカは当方のお得意のCD専用メカCDPROだったので改良することにしました!!

まずは、純正の192/24で何故dCSはMUTEが働き、他社は問題ないのか!?から突き止めます。

色々調べた結果、192/24のアップコンバートした信号にはジッターが多く、曲送りの度に波形が乱れPLLロックが外れるという現象でした。
dCSは音質を考慮する為にジッターを極限まで嫌いPLLの幅を業務用規格の約10分の1の幅しかなく波形がぶれるとロックが外れます。
要するに、良いデジタル信号かどうかはdCSが正常動作するかどうかで分かるといった感じですね。

よって、VITUSのCDメカから44.1/16のダイレクト信号を取り出してバッファー回路を作って正確な44.1/16出力させれば解決です!

しかし…

理論的に順調に完成はしたんですが、曲送り時にMUTEはかからないもののプチプチとノイズが出ます。
原因を調べたら、やはり波形がぶれてPLLの幅ギリギリで引っかかっています。
バッファー回路のICのスルーレートの問題でしたので、オラクル社で提案させていただきました時に高性能ICをストックしていましたのでこれを使って見事解決しました!!

RCA端子はそのまま配線を入れ替えたので見た目は同じです!

これで、音質も飛躍的によくなって、ノイズも無く波形もぶれずにバッチリです!!



こんなConfidenceC2SIG聴いたの初めてです♪

2019-03-12 15:50:46 | お客さま宅
Dynaudio社のConfidenceC2SIG及びPlatinumはコアお奨めのスピーカーの1つですが、このお客様もずっと使っていただいております!

当店のお客様は相当数セッティング実績ありますので、C2の特性や癖、盲点などノウハウはたくさんありますが…

今回、YGのRack1.1オーディオボードをご自宅試聴のご依頼を頂きお伺いしたときにC2の能力の高さにお客さん共々驚愕!!

ボードはdCS社のスカルラッティトランスポートの下に敷きました!

コプラーレのラックなので、それはそれは次元の違う音だったんですが、このYGボードを敷くまでは。。



こんな感じで重ねても意外とうっとおしくなくデザインもバッチリです♪



音はと言いますと…

ほんとビックリです!!

先日同社DynaudioのSP25の時と同じで、ConfidenceC2SIGの音でこんな音聴いたのは初めてです!!

ディナウディオとは思えないほどのリアルな低域、中域は全く滲みのないリアルさに驚き、高域も揺らぎの無い消え際のディティールまで超リアル!!

やっぱり、今までの音はスピーカーから出ているリアルなハイエンドサウンドであって、あくまでもスピーカーから出てきている音という印象が、このYGボードをCDトランポに敷いたら、スピーカーの存在がスパッと消え、リアルな音楽だけがそこにある!って感じです。

実はコアの試聴ルームもCDトランスポートに導入用として1枚仕入れていましたが、今は実売に回してしまい、展示はFM411MK3のみの1枚。

あまりにこの音が凄かったのでコアの試聴ルームに戻ってお客様と同じソフトを聴きなおしましたが、YGのスピーカーHailey2.2でもあのConfidenceC2SIGの音が出ない部分があったんです!!(~_~;)

早く展示用に入荷しないかと心待ちにしています。(^_^;)

是非、3/16と3/17の比較試聴会でデモしますので聞いてみてください♪

YG Acoustics Hailey2.2セッティングその2♪

2019-03-01 19:37:48 | チューンナップ
先日新製品のスピーカーHailey2.2のセッティングをしましたが

実は、セッティング治具の高さを15ミリ高くし、スパイクが干渉しないようにしたつもりでしたが、位置出しをピッタリしてから治具を外すと…
音がずれました。汗

要するに、15mmの高さの違いで音がずれてしまっていたのです。。

すぐに治具を作り直し、同じ高さのものを作りました!!





この状態でサウンドチェック!

こんなに位置がずれていました。




そして本来のスパイクに戻して絶対水平と相対水平と仰角を合わせます!






あとはボード上で微調整ですが、誤差2mm修正でピッタリです!!


YGはとってもシビアですので当店ではYGのスピーカーをお客さま宅までセッティングさせていただきます!
全国各地お伺いします!
是非!と思う方はご相談ください!!